洋上の饗宴: 新・悪漢刑事
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上下巻とも一気読みした。面白い! 『情事』で、著者を知り気にいり『報いの町』で、ちょっとがっかりしたが、いろいろ検索した結果、これが面白いのではないかと、購入した。 様々な面白さがあった。 まず、庶民視点で豪華客船の内部を詳しく描写してくれているのがいい。私は乗船したことがないので、いろいろためになった。いづれ乗ってみたく思う。 ストーリーもいい。次々に起こる事件は、さながらロールプレイングで、上下巻という長さを決して飽きない。(豪華客船の細部にわたる描写があったせいかもしれない) 最後にパナマ文書が出てくるところなのどは、船を同じでスケールの大きさを感じる。 安達瑶は、映画的なスケールの大きな作品の方があっているのだと思う。 | ||||
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悪漢刑事シリーズ初めての、上・下巻。登場人物一覧ち豪華客船の各フロアの俯瞰図まで付いている。 転落事故、一家心中未遂、刺殺事件、溺死事故。そして、爆発。オフショア口座の情報を狙うテロリスト。 武装された戦艦に囲まれて、シグザウエル一丁で佐脇はどう立ち向かうのか。下巻が楽しみになって来た。 | ||||
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長かった!面白かった。パナマ文書や、加計学園、現政権等を連想させる内容で、作者は良くリアルタイムの話題を上手くネタに使っている。 下巻は、エロな部分も無く硬派な警察小説になっている。 | ||||
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これから読む人の楽しみを奪わないために、ストーリーに触れる書きこみはしない。 ただ、読後感がすごく良かった。最後の一行・一文を読んだとき、深い感情を味わった。 「ああ、私はこの一行に出会うために、山あり谷ありの物語とつきあってきたんだな~」と。 この作家のダンディズムを胸に溶け込まされた思いがした。 そして、P.238。佐脇サン、カッコよすぎどす~。ため息、目がハートになってしまった。上巻では、食い意地の張った小悪党おやじに見えた主人公。作中に「名高き」とたしかあって、シリーズ他作品を読んでいないので、首を傾げたおぼえがあるが、ここにきて「これなのね」と納得。 長い犯人あてものを読むのは久しぶりで、読書の楽しみを思い出させてもらった。ありがとう安達瑶! | ||||
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テレビで「豪華客船アース」(こんな時間に世界征服)を興味津々で見ていたところ、タイムリーに友人から「面白いよ」と聞き、この本を購入。はじめての著者だ。 豪華客船の仔細な描写が、船に乗っているような気分にさせてくれる。船上で、右舷と左舷はどう見分けるか、進行方向はどうやって確認するか、緊急時の警笛のならし方など「客船トリビア」にふ~んと感心しながら、早すぎでも遅すぎでもなくちょうどいい速度で展開と人物が頭に入ってくる。読みやすい。特筆すべきは主人公・佐脇のキャラ。タキシードを着れば見栄えは悪くないくせに、食い意地が張ってケチで、女とワイロが好きで、面倒くさがり。本当にそこらにいそうな小悪党おやじだ。 船上、いくつかの小事件を経て、終盤、ひとつの殺人事件が起こったところから物語の色ががらりと変わる。目が離せなくなる。そして船にはもっと大きな秘密があって・・・ネタバレになるのであとは書かないが、上巻ラストは映画のクライマックスシーンを見るようで、壮大なテーマ音楽が耳に聞こえてくる気がした。スマホでだらだらつぶしていた時間がもったいなくなった。しばらく安達瑶にハマることにする。 | ||||
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