放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎
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放課後の帰宅部探偵 学校のジンクスと六色の謎の総合評価:
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エブリスタ小説大賞×スカイハイ文庫賞受賞作。学園青春モノ日常系ミステリ。連作短編というべきかな。スカイハイ文庫初挑戦だったけど、表紙とキャラ紹介ページには漫画的なイラストがありますが、本文イラストは無し。 先輩が最初に切れ者っぽいところを見せたので探偵役かと思っていたら、そうではなかったのがちょい拍子抜け。 個々のエピにおける謎解きは上手くできていたと思います。全体を通じて青春スキップの謎を解くという大きな筋もあって良かった。全体としては面白かったです。 ただ、個々エピにおける解決の時、後味がもう少しだったのが残念。主人公はこの高校に入って楽しい青春を過ごしたいのに、○○生による○○沙汰があったり。二人の顛末が○○界のありがちなものに終わったり。冤罪だったのに謝罪が無かったり。基本的に都合の悪いことを他者に押しつけるトリックが多かったので。★3 | ||||
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…うん、面白い…ッッ! 如月先生のことはデビュー前から知っておりました。 今回のデビューは、我が事のように嬉しいです。 これを皮切りにドンドン本を出していってほしいですねっ♪ | ||||
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どの話も非常によく練られていて、最後まで飽きずに読める連作短編。 | ||||
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本書はタイトルのとおり「学園探偵」もの。 読んでいるときは、 「自分がもし主人公の立場だったら、絶対にこんなに物事の裏を深く考えないだろうなぁ。」 とか思ってました。 だって、普段周りで起きている中小事件について(コ△ン君よろしく)「あれれぇ、おかしーぞー?(すっとぼけ)」などと考えないでしょ? そんな生き方してたら、疲れちゃいますよ。。。 だけど、本書の主人公は物事の裏を勘繰っちゃう側の、自分とは真逆の派閥の人間でしたね。 でも、本書を読み終えて、主人公のような生き方も悪くないなと思いました。 日常に秘そむ謎を原料に好奇心を燃焼させ、その動力を青春という形に代えて100%ぶち込んでいく主人公の姿には、スポ根系とは違ったインドア系青春の魅力がありましたよ。(disってませんからね) 単純にこんな放課後過ごしてみたいな、なんて柄にもなく思いました。 平々凡々と値踏みしている自分の人生も、情熱と少し変わった視点をあわされば、非凡なる日常へと変わっていくのではないだろうか。 本書からは、そんなまだ見ぬ明日へのドキドキとワクワクを与えてもらった気がします。 それが本書の魅力だと思います。 あとヒロインの先輩が可愛かった。。。終始、僕好みの○○(漢字二文字)属性でした。 | ||||
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この作品が、大賞受賞作という事でも注目だが、作者の如月新一さんは、日本ファンタジーノベル大賞2017の最終候補に残るなど、数々の賞レースでも上位入賞する実力派です。 物語は高校の部活で充実の三年間を過ごそうとする主人公と、それを振り回すトラブルメイカーの先輩女生徒との、コンビが繰り広げる学園ミステリー。 先輩から学園の都市伝説、ジンクスに纏わる謎に巻き込まれ、知らないうちに事件を解決していくようになる。 探偵、ミステリー、という触れ込みだが、恐ろしい殺人事件は起こらない。 事件は学園で起こりそうなちょっとした謎やトラブルだけだが、一つ一つの事件は、各話で解決する感じなので、短編集を読んで居るようにキリがよく気軽に読めるのもお勧め。 そして事件の解決も、成る程~と納得される謎解きで、小気味よい。 最後は、物語最大の謎、学園に伝わるジンクスに挑むことになるが、これも色々な伏線回収に気付いて膝を叩いてしまうこと請け合い。 謎が解ける前に主人公が口にする「考えよう、考えればきっとわかることだ」も、キメ台詞としてキャッチーです。 性格に難があるが、どこか憎めない女先輩との関係も気になり、学生時代のキュンキュンした思い出も呼び起こされそうなさわやかな物語です。 | ||||
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