砂漠の花に焦がれて
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何十年ぶりに読み直ししました この本にかかわらず この作家のアップテンポに進めていくのがいい | ||||
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セディカーンシリーズです。ヒロインは、『あの虹を見た日から』のビリー。ヒーローは、『ふるえる砂漠の夜に』のデイヴィッド。砂嵐をどうにか二人でやり過ごし、デイヴィッドの住むセディカーンのもと首長の館へ。そこで繰り広げられる美しいロマンス物語です。 すばらしい! 登場人物たちの、個性的でなんと魅力的なことか。主人公たちばかりではありません。脇役たちの、すばらしいこと。 最初は猜疑的だった保安部隊の責任者。かっちんかっちんの石頭だけど愛すべき元首長。世話焼きの家政婦。やっぱりついて回ってるユセフ。 個性的で、コミカル。 軽快なやり取りが続き、思わずにやっとしてしまうことも有。とびっきり楽しい人たちなのです。 このセディカーンシリーズの問題点は、あれですね。 あまりにも作者がノリよく執筆しているためか登場人物たちは、これ以上はないというくらいに魅力的に細部まで設定されているのに、話の構成がちょっとばかり粗雑。 他の重厚な作品群に比べて、軽くて見劣りしやすいです。 デイヴィッド、ロマンスのヒーローとしては異例の天使のような人で、まさしく「愛されし者」ですね。 ハンサムで真っ直ぐな上、ちゃんとヒロインを見守ってくれています。 逆にヒロインのビリーが、はっちゃけてるようで実はうじうじしているという「幸せになれない症候群」発症中。 なんだかなあ。 ついで、デイヴィッドをつけねらうというラドラムの存在、薄い。薄すぎでしょう、それ。悪役、存在感ないと、出てくる意味がないですよ。もったいない。終わりごろにひょいっと登場して、へれっと消えました。なんだなんだ、この物語の中で、こいつ、必要なのか?思わず毒づいてみたり(笑)。もっと物語をひっかきまわしてくれたら楽しかったのに。 ああ、もったいない。 | ||||
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