過ぎし日の殺人



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初公開日(参考)1990年01月
分類

長編小説

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過ぎし日の殺人 (ハヤカワ ポケット ミステリ)

1990年01月31日 過ぎし日の殺人 (ハヤカワ ポケット ミステリ)

アリソンは戦略家だった。四人目の夫を失くし、娘たちも独り立ちしたいま、親友のプラムとジュインと一緒に老後を楽しく暮らそうと計画を立てたのも彼女だった。だが、いざオレゴンの海岸沿いにある〈ねじれた家〉で共同生活を始めてみると、お互いあらが目立って気に障ることばかり。そして、そんな三人の老女たちの生活を陰から監視する若い男がいた…。男の名はトミー。ねじけた性格でみみっちい悪事を重ねてきた彼は、〈ねじれた家〉に住む老女の一人が、過去に殺人を犯しながら捕まらずにきたのを知っていた。そしていま、それをネタに脅迫しようと、チァンスをうかがっていたのである。相手は女でしかも年寄り。金は簡単に手に入るはずだった。ところが予想に反して相手が開き直ってきたことから、事態は思わぬ方向へ…。孤立した家を舞台に老人と若者の対決を息詰まる緊迫感で描いたMWA新人賞候補の心理サスペンスの秀作。 (「BOOK」データベースより)




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(5pt)

過ぎし日の殺人

高齢化社会に突入し、老人たちも強くなった。そう、女性も例外ではない。今はやりのおひとり様の将来、そしてつれあいに先立たれやむを得ずおひとり様になった老いた女性たち。長い付き合いのおひとり様同士の友情の共同生活。まさしく現代を象徴している物語である。しかし日常生活が続くうち、自我、我儘、性格の違い…次第にお互いがうざったくなり対立が生じ、いざ破たんかというとき、事件が起きる。三人の老女の協力精神が突然塊り、お互いの持っている性格をうまく役立たせ、敵に立ち向かっていく。最近、転覆した船に取り残された三人の船員さんが、奇跡的に救出された出来事があったが、彼らも三人だから良かった。一人じゃだめだったかもと言っていた。このお話も老女とはいえ、人生の辛酸を嘗めつくしてきた三人、侮ってはいけない…内心おどおどしながらも表面しゃっきと敵と対等に渡り合う精神を持ち合わせていた。小気味の良い、後味の良い、物語である。
なぜ、あまり話題にならなかったのだろう。そして、なぜ、あとの作品が出ないのだろう。心待ちしている毎日である。ベネットさん。
過ぎし日の殺人 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:過ぎし日の殺人 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
4150015449



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