過ぎし日の殺人
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高齢化社会に突入し、老人たちも強くなった。そう、女性も例外ではない。今はやりのおひとり様の将来、そしてつれあいに先立たれやむを得ずおひとり様になった老いた女性たち。長い付き合いのおひとり様同士の友情の共同生活。まさしく現代を象徴している物語である。しかし日常生活が続くうち、自我、我儘、性格の違い…次第にお互いがうざったくなり対立が生じ、いざ破たんかというとき、事件が起きる。三人の老女の協力精神が突然塊り、お互いの持っている性格をうまく役立たせ、敵に立ち向かっていく。最近、転覆した船に取り残された三人の船員さんが、奇跡的に救出された出来事があったが、彼らも三人だから良かった。一人じゃだめだったかもと言っていた。このお話も老女とはいえ、人生の辛酸を嘗めつくしてきた三人、侮ってはいけない…内心おどおどしながらも表面しゃっきと敵と対等に渡り合う精神を持ち合わせていた。小気味の良い、後味の良い、物語である。 なぜ、あまり話題にならなかったのだろう。そして、なぜ、あとの作品が出ないのだろう。心待ちしている毎日である。ベネットさん。 | ||||
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