焼殺魔 フロリダの悲劇



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初公開日(参考)1990年02月
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長編小説

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焼殺魔―フロリダの悲劇 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

1990年02月28日 焼殺魔―フロリダの悲劇 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

私立探偵フレッド・カーヴァーは、別れた妻と共に暮らす幼い息子との再会を心待ちにしていた。が、もたらされたのは思わぬ凶報だった。息子が何者かに殺害されたのだ―それも手製の火炎放射器の炎を浴びせられて。同一手口の残虐な殺人事件はほかにも発生していた。見分けもつかぬ黒焦げの物体と化した息子を前にして復讐を誓ったカーヴァーは、執念の捜査を開始した。『トロピカル・ヒート』につづく傑作ハードボイルド第2弾。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(4pt)

復讐の探偵

フロリダの私立探偵フレッド・カーヴァーには別れた妻と息子がいた。年に何回か子供たちと会うのが彼にとっては最高の楽しみだった。しかし、彼は悲劇のどん底に落とされた。愛する息子が異常者である犯人に焼き殺されたのだ。そいつは手製の火炎放射器を持った連続殺人鬼で、フロリダ中を震え上がらせていた。息子を突然に葬り去られたカーヴァーは復讐の鬼と化し、必ず犯人を捜し出して殺すことを心に誓った。
 
 常に他人からの依頼で行動するのが私立探偵物のプロットだが、殺された息子の復讐の為に調査を行うこのカーヴァー・シリーズの今作は私立探偵物としては異色である。考えてみるとこのカーヴァーという主人公の探偵は、かなりツイていない。警察官だった頃に犯人に膝を撃たれて警察を退職し、奥さんとは離婚、そして今度は息子を失ってしまう。悲劇の連続の人生だ。頭のてっぺんが禿げているというのもヒーローらしくない。作者ジョン・ラッツはあまりにも主人公にハンディキャップを与え過ぎている。息子が死んだという事で、カーヴァーの心情は空虚で冷たくなり読むほどに可哀想になってくる。彼に恋人がいるのがせめてもの救いだ。
 ラストのどんでん返しには圧倒される。
焼殺魔―フロリダの悲劇 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)Amazon書評・レビュー:焼殺魔―フロリダの悲劇 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
4576900382



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