稲妻に乗れ



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    初公開日(参考)1989年03月
    分類

    長編小説

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    稲妻に乗れ (ハヤカワ ポケット ミステリ)

    1989年03月31日 稲妻に乗れ (ハヤカワ ポケット ミステリ)

    1週間後には死刑が執行される婚約者の無実を証明してほしい―状況からいってもあまりにもきびしい仕事だ。だが、私立探偵アロー・ナジャーは、不思議な魅力を持つ娘キャンディ・アンのたっての頼みを聞き入れることにした。依頼人の婚約者カーティス・コルトは、酒屋の主人の妻を殺した廉で逮捕されていた。ナジャーは目撃者を訪問し、事件の再構成を始めた。が、何者かが彼を尾け回しはじめたばかりか、目撃者の一人が飼猫を惨殺され、無言の警告を受けるという出来事まで起ったのだ。真犯人が別にいるとの確信を強めたナジャーは、身に迫る危険に怯えながらも事件の裏に隠された秘密に近づいていったが…?人間味溢れる探偵ナジャーの魅力がますます輝く第3作。 (「BOOK」データベースより)




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    稲妻に乗れの総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


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    No.1:
    (4pt)

    弱虫探偵の味わい

    一週間後に死刑が執行される婚約者の無実を証明してほしい。あるウェイトレスの依頼を引き受けた私立探偵アロー・ナジャーは丹念な調査を開始する。ウェイトレスのキャンディの恋人カーティス・コルトはガソリン・スタンド専門の強盗であったが、ある日酒屋に押し入り老夫婦を射殺して逃亡したところを4人の目撃者からの証言で捕らえられていたのである。ナジャーは4人の目撃者に次々と会って話を聞いていくと、その内に大男からの襲撃を受けた。ナジャーの調査は空しく、コルトは電気椅子によって処刑された。悲しみに暮れるキャンディを慰めるナジャーだったが、いつしかこの事件の驚くべきからくりに気付くようになる。

     シリーズ4作目。3作目と5作目は残念ながら現在まだ邦訳が出ていない。前作でナジャーが自殺から救い彼の恋人となった女性が、今回なんと浮気性の女に変貌している。ナジャーは嫉妬に狂う。彼の探偵像は日常的な普通人にかなり近い。恋人の浮気現場を目撃して逆上したナジャーが、逆に浮気相手の男に投げ飛ばされて逃げ出してしまう場面もある。確かにそれは弱虫探偵(デビュー作ではそれを売りにしていた)であるかもしれないが、それがごく普通に描かれているので却って人間味が溢れる魅力となってくる。全体を通す暗いトーンとナジャーの孤独さは、ハードボイルド独特の深い味わいを持つ。面白いのは、ナジャーが決して格好をつけようとしない点だ。ある意味で情けなさというものに味わいを出してしまっているという可笑しさがある。
    稲妻に乗れ (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:稲妻に乗れ (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
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