求婚の密室



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    初公開日(参考)1978年06月
    分類

    長編小説

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    求婚の密室―笹沢左保コレクション (光文社文庫)

    2009年01月08日 求婚の密室―笹沢左保コレクション (光文社文庫)

    東都学院大学教授・西城豊士は、自らの誕生日を祝うため軽井沢の別荘にルポライター天知昌二郎を始め、十三人の男女を招待した。西城はここで娘・富士子の婚約を発表するつもりでいた。だが、翌朝、密室状態にあった離れの地下室で、西城夫妻の服毒死体が発見される。床にはWSの文字が…。ダイイング・メッセージと密室の謎に挑む、会心の本格推理小説。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (3pt)

    心を機械として扱う後味悪いトリック

    笹沢氏が本格的な密室殺人事件に取り組んだ作品。豪華な別荘に関係者が集まる中で事件が起きるという設定も本格そのもの。しかし、冒頭近くで犯人の予測は付いてしまうので、後は密室の謎と現場に残されたダイイング・メッセージの謎解きがキーである。

    だが、推定した犯人から犯行方法を逆算し、更に土屋隆夫氏「危険な童話」を読んでいる身にとっては自然に密室の真相に辿り付く。しかし、このトリックは人の心を機械として扱うもので、残酷かつ後味が悪い。更に頂けないのはダイイング・メッセージである。犯人と被害者の関係を考えれば、絶対に「WS」と言うメッセージは残さない筈である。被害者が錯乱していたので、思わず残したと言う説明は弱過ぎる。むしろ、何も残さない方が自然であろう。

    犯人の精神状態・言動が支離滅裂な点も物語をチープにしている。積年の精神的負荷がそうさせたとも言えるが、上述の通り、このため犯人が容易に分かってしまうし、全編を貫く筈の犯人の悲哀が読者に伝わらない恨みがある。密室に正面から取り組んだ意欲は買えるものの、物語の不自然さばかりが目立つ作品。
    求婚の密室 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:求婚の密室 (徳間文庫)より
    4198910456



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