レクイエムの夜
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主人公ハンナが男性名で新聞の犯罪記事を書いている記者という設定で、そこからして硬派な印象もあって、本格的な深みのあるミステリーを期待して読み進めると、途中からあら、これってロマンスミステリー?みたいな印象にスライドしてしまうのが残念。もっと時代の情念のようなものを含ませることも可能だったと思うので。特に最後はちょっと急ぎすぎだと思いました。(残りページが薄くなって、これって終わるの?と不安になった。)ただ続篇もすでに上梓済みとのことで、そちらも読んでみないとこの作者の本当の持ち味など解らないかな・・・という気もします。取材はちゃんとするタイプのようですが。映画「キャバレー」「さらば、ベルリン」「地獄に堕ちた勇者ども」などの雰囲気がお好きな方は読んでみるのも一興ですよ。 | ||||
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サスペンスはあまり読んだことがなかったのだが、簡単に言えばおもしろかった。ポンポンとテンポがあり最後まで飽きない。ヒトラー台頭直前のドイツの様子が垣間見えて、女装の芸人や同性愛者などが事件の核になっていたり、そしてなんと言っても子供がかわいい!彼の登場する場面をつい何度も読み返してしまった。 続編が出ているようなので翻訳されるのが待ち遠しい。 | ||||
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先の大戦の余波を引きずったドイツ、ナチス前夜、ユダヤ迫害の先駆け、同性愛者の集い、 倒錯専門の売春婦、出生不明のガキの出現、レイプ犯の徘徊、同性の恋人を作りまくった男の死、 男装の麗人(?)これだけオドロオドロシイ事象を並べまくった割には、話は非常にカラカラしています。 だから、読後感も妙にサラサラしてます。殺害犯の正体に意外性はありますが、それも あっと言う間にけりがつくというか、ねっとりと後を引くこともありません。 後書きにある<時代の不安を見事に登場人物に投影している>というのはちょっとピンと 私には来ませんでした。不安はあるんでしょうが、皆そこそこ楽しく趣味に生きている、生活している、 見たいな感じです。物凄い悪い奴が登場しないんで、すごいサスペンスというのも無いんですが、 話はそこそこ面白く、スイスイ読んで行けます。 私の推測ですが、作者はハワイ在住とのこと、その辺の生活環境が、作風に出ているのでは... 後、主人公と引っ付いたり離れたりの、ボリスとの関係が、都合良過ぎるように思うのですが... | ||||
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