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聖水卿 さんのレビュー一覧
聖水卿さんのページへ書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
レビュー数8件
全8件 1~8 1/1ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
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元祖(?)日常の謎の物語。日常の謎は地味だという印象が抱かれがちですが、本書はそんなことはなく、不可解な出来事に対するヒロインの真摯な好奇心、そして円紫師匠の鮮やかな推理が物語を彩り、本格の醍醐味を見せてくれる一品です
収録されている5作品の中の私的ベスト1はやっぱり「砂糖合戦」です。序盤から円紫師匠の推理が展開され、すっかりと物語にのめりこんでしまいましたし、真相もチェスタトンのブラウン神父シリーズを思わせるような、あっと膝を打ってしまうすばらしいものでした。 |
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あいかわらず歴史や薬学に関する蘊蓄が大量に盛り込まれています。
歴史の話に関して言うと、タタルの話は『竹取物語』にとどまらず、日本人なら誰もが知っているあの人やあの伝説を巻き込んでいきます。ただ、前半に色々出し過ぎたせいか、タタルの最後の解決があっさりとし過ぎている感が否めません。 事件の話に関して言うと、竹やぶが光る謎の真相は個人的におもしろかったですが、見立て(?)殺人はイマイチでした。 |
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シリーズ前作『長い家の殺人』と比べてトリックのバリエーションが増え、本格としての水準が上がっていると思います。
しかし、タイトルにもなっている建物の白さが特に物語に関わってこなかったのが残念です。タイトルを先につけたのか物語が先にできたのかはわかりませんがそのあたりはきちんと考えてほしかったです。 |
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オーソドックスな探偵小説かと思いきや、真相に驚かされました。
この真相、素直にすごいと感心する人と怒って本を投げつけたくなる人に分かれるのではないかと思います。なにせ推理小説的にかなり危険を孕んだ趣向なので。 でもだからでしょうか、思い返してみるとこの作品を意識したと思われるものや、タイトルこそ出していなかったものの、作品の真相に言及していたものが新本格の作品の中にありました。それ程の名作なので未読の方はなるべく早くこの作品に手を伸ばすことをおすすめします。 |
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一つの推理小説の中に本格の要素と社会派の要素は共存できる、そんな可能性を示してくれた作品です。
「社会」という大きなテーマと、島田先生お得意のスケールの大きな「奇想」が上手くマッチしていて読みごたえのある物語となっています。 |
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