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アンポンタン・ポカン博士 さんのレビュー一覧

アンポンタン・ポカン博士さんのページへ
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.60pt

レビュー数5

全5件 1~5 1/1ページ

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No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

グラスバードは還らないの感想

処女作の「ジェリーフィッシュは凍らない」前作の「ブルーローズは眠らない」に続く三作目。
これまでの物語を上手く絡めた上で、ガラスを舞台に物語を展開している。一瞬理系トリックかなと思いきや、バリバリのロジックミステリ。
ラストはとても美しく描かれています。

▼以下、ネタバレ感想
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グラスバードは還らない (創元推理文庫)
市川憂人グラスバードは還らない についてのレビュー
No.4:
(6pt)

メーラーデーモンの戦慄の感想

娼婦上木らいちシリーズ。
これまではハウダニットだったのでエロ満載でしたが、本作は犯人当てだったため、エロは少なめな感じがしました。

また、本作から読み始めても良いが、過去のシリーズを読んでいるとより楽しめると思う。
メーラーデーモンの戦慄 (講談社ノベルス)
早坂吝メーラーデーモンの戦慄 についてのレビュー
No.3:
(4pt)

幻屍症 インビジブルの感想

絶海の孤島に建つ子寺院。閉鎖的空間で起こる恐るべき連続怪死事件に特殊能力「幻視症」を持つ少年が挑む。

▼以下、ネタバレ感想
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幻屍症 インビジブル (実業之日本社文庫)
周木律幻屍症 インビジブル についてのレビュー
No.2:
(5pt)

鍵のかかった部屋 5つの密室の感想

密室であることを事前に提示した上で物語を展開する、広義のミステリーから本格まで幅広く収録した一冊。
鍵のかかった部屋 5つの密室
似鳥鶏鍵のかかった部屋 5つの密室 についてのレビュー
No.1:
(7pt)

交換殺人はいかが? じいじと樹来(じゅらい)とミステリーの感想

安楽椅子探偵と言えば、人生経験の豊富なミス・マープルを思い浮かべるが、本書の安楽椅子探偵は12歳のじゅらい君。元刑事のじいじに、過去に起きた面白い事件を話してもらうようせがみ、ひとしきり話を聞いた上で発せられる「僕は、そんなことじゃないと思うんだけどなあ」の一言。過去の事件を別の視点から見ることで分かる真相に、ページをめくる手が止まりませんでした。
元弁護士で福ミスでデビューした作者は、しっかりとした文章に、自身の感じる若者との価値観の違いを表しており、彼女にしか書けない物語となっている。
交換殺人はいかが? (光文社文庫)