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ゴルディオンの結び目
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ゴルディオンの結び目の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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著者の過去の2作も読んでいるが、あまり記憶に残っていない。まあ、ほとんどのミステリは読み終えた端から忘れていく質なので仕方ない。 本作は1968年の西ドイツ(当時)とマルタ島が主舞台となっている。 西ドイツで起きた日本人女性画家失踪事件、さには二つの殺傷事件、そしてマルタのそばにある小島では4人の亡骸が並ぶ。しかも、後者はクローズドサークル。背景として出てくるのは、ナチス、モサド、冷戦下におけるスパイ合戦、絵画の盗難と贋作、さらにはチェコの“プラハの春”に対するソ連の介入、はてはグルメにファッションなど。350ページの程度としては盛り込みすぎかもしれない。しかも、かなり専門的というか、部分的にはペダンチックにも思える。 細部は悪くないのだが、謎が解けた爽快感がないことと、探偵役を務める2人に引き付けられるものがないために、強い魅力が感じられない。 | ||||
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