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ゴルディオンの結び目
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ゴルディオンの結び目の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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三部作完結編として様々な要素が盛り込まれていますが、謎(トリック)のスケールが前作と比べて 小さくなっているので読後の爽快感が弱いです。 「東西冷戦(におけるスパイの暗躍)概論」「贋作の蘊蓄」「イスラム教豆知識」「ウサギ肉料理の感想」 などが未整理のまま書き散らされるので謎解きがどうでもよいレベル(笑)で読みにくく、 探偵役もこれまでパッとしなかった「語り手の妻」が突如名探偵として持ち上げられ 後出し情報を使いながらドヤ顔で解説を行うのであまり好感が持てません。 あとがきに(出版が2008年・三部作の構想自体は2000年あたりから? にも関わらず) 「十字軍は正しく、イスラム世界は後進的であるというキリスト教史観の呪縛から逃れなければならない」 と時代遅れなことを誇らしげに書いているあたり、いささか古い・遅い思想の著者と推察されます。 発表があと15年、せめて10年早ければもっと高い評価だったと思いますが・・・・・・ | ||||
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