モンスター

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評判

モンスターの評価:

3.63/5点 レビュー 517件。 A ランク

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平均点3.63pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全103件 61〜80 4/6ページ
No.43
(3pt)

一気に読みました

男性作家による女性心理描写には時としてリアリティの欠如があるものの、
この作品に関しては予想を裏切る出来栄えだった。
かつて、その容姿から「怪物」と呼ばれた一人の女性が
鬼気迫るまでの執念によって美容整形を繰り返し、真の「モンスター」となる過程が
勢いのある筆致で描かれていた。
死期が迫った終盤は彼女の切ない心情に同情すら覚えた。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.42
(3pt)

一気に読めましたが…

本屋で立ち読みしましたが、結末が気になり結局、購入してしまいました。(本屋さんの思うつぼ!!!)
主人公が整形にはまる所や、終盤辺りは面白く、一気に読めたのですが、やはり主人公が薄っぺらな分、内容も薄っぺらく、前向きな部分もなく、読後感は悪いですね。
最後も本人は満足な最後だったのでしょうが、全編が自己満足の連続で、結局最後まで本当の意味で愛されていた訳ではなく、自分の事しか考えない人間は他所に愛される事がないという事でしょうか。
物語にエンターテイメント性はありますが、もう少し練って深い部分があったらもっと評価も上がったと思います。

本屋大賞に多いですが、一気に読めエンターテイメント性はあるが、いい意味で心に響く部分が少ない作品が多い気がして、良質な作家の作品が注目されなくなるのでは…。
「売れる!!」角度だけでなく、もっと良質な本も選んで欲しいと思います。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.41
(3pt)

少々クドイ

主人公の心情の吐露や、美人とブスの社会学的考察が
クド過ぎて、少々ウンザリしながら読み進めました。

「分かったから、話を進めようよ」
と何度思ったことか…

それにしても、この主人公。
振り幅は尋常じゃなく大きいが、いい思いも沢山
したのだから、太く短く納得の人生だったのでは。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.40
(3pt)

読みやすい

『永遠のゼロ』と『モンスター』の2冊、どちらから読もうか迷い、とりあえず軽い方から、ということでこちらから。あっという間に読める。あまりにすらすら読めるのでつい先読みしたくなったが、なんとか我慢。
物語は現在と過去を交互に行ったり来たりしながら進んでいくが、それが全く違和感ない。過去の場面で出てくる人物が、現在のどの場面でどんなふうに登場するか(或いはその反対も)とか、読者に想像力を働かさせてくれるところも楽しい。また、主人公が登場する最後の場面では、えっこれで終わり?みたいに拍子抜けしてしまったが、そのまた後のエピローグの、これまた最後の2行で締め!という感じがニクかった。
個人的に、もう一度読み返したいというほどの作品ではないが、エンタメ性の観点からは面白くていいと思う。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.39
(3pt)

男性目線かな

世の問題は見かけが左右していることは否めない。造形が美しい者は得をすることは間違いではないし、「人は見かけではない」なんていう正論は真っ平ごめんだ。持って生まれた造形だけではなくそういった「美」は努力によっても作られるものであるからだ。意識していなくてもそういったイデオロギーはどこにでも存在している。綺麗事ではないことに足を踏み入れて書いているのは面白いと思った。ただ男性目線というのを少なからず感じてしまった。「美」は本当に難しくて一概には言えない言葉だ。だって人間には必ずフェチがある。主人公は顔の造形にも完璧ではない「美」を取り入れて一段階更に美しくはなるが、そこにはフェチが足りないんじゃなかと女は思うのです。結局主人公が嫁には勝てないのも男目線かな。ある意味そこがリアルなんでしょうか?でもそれって男性のリアルなんではないでしょうか?
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.38
(3pt)

好きではないかな。

小説としておもしろいですが、個人的に主人公の生き方が好きになれない感じがぬぐえず、最後まで後味の悪さが残りました。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.37
(3pt)

細部にアラが多いのが残念!

主人公が整形手術を繰り返し、自分をいじめていた男女に復讐していくのは面白く、
あっという間に読める。

ただし他の方が書かれている通り、アラが多い。

たとえば「英検一級や秘書検定を取ったのに、就職できなかった」というエピソード。
英検1級は帰国子女ですら落ちることのある難関試験。
短大生で英検1級を取るほどの英語力があれば、たとえ顔が悪くても、そこそこの企業に入れるのでは?
もしかすると、英検2級と勘違いしていないだろうか。編集者がちゃんとチェックすればいいのにと思った。

整形外科医が「混血でもないかぎり、ほとんどの日本人は目に蒙古ひだがあり、
小学校の卒業アルバムではほぼ全員蒙古ひだがある」と説明し、
主人公が「じゃあ、女優やモデルはみんな整形してるのね!」とほくそ笑むシーン。
これは嘘で、日本人でも蒙古ひだがない人はたくさんいる。また子供の頃に蒙古ひだがあっても
成長とともに顔の脂肪がとれて、自然になくなる人もいる。
つまり蒙古ひだがないイコール、100%整形ではない。
これは話の盛り上がり上、必要なエピソードかもしれないが、
読者の誤解を解くために、巻末に注釈くらい入れるべきではないだろうか?
(本気で誤解しているのかもしれないが)

ジェットコースター的な展開が、飽きさせないので、暇つぶしに読むには最適。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.36
(3pt)

女性の見方が変わるかも

男にはなかなか理解できない女性の心情をつぶさに表現してくれている。
と同時に男の心理を痛いほどついてくる。実に痛い。男の本性を理解し、自覚するためには絶好のテキストかな。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.35
(3pt)

整形とコンプレックスの描写はよかったと思う

整形に関してはへぇーと思うことが多かったし、主人公のコンプレックス
についての描写がよかった。
ラストが予定調和だったけど、一方で懺悔する姉やヤクザが求婚するシー
ンはもう少しなんとかならなかったのかなのかなと思うけど、最初の結婚
のシーンと同じで、そっちにくかと思わせてそのままだったり、この求婚
シーンもそこが限界だったのかもしれない。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.34
(3pt)

描き出されたのは女の本性か、それとも…

一体、この主人公に感情移入する人はどれくらい居るだろうか。
多くの女性読者は、醜い彼女が傷付く言葉を浴びせられる度に、
多少の差はあれども、自分の苦い経験を思い出すだろう。 しかし同時に
「私はこの女ほど醜くは無い」 と安堵するのではないだろうか。
地元で評判になるほど醜い容貌の持ち主が、そう居るとは思えない。

 主人公が一切の同情を欲していないのが、いっそ気に入った。
同情とは共感であり、世にも醜い彼女には共感する人物がいない。
私は、口に出せる程度の劣等感など、劣等感とは思わない。
彼女が憐れみを撥ねつけたのと同じく、他人に無防備を晒すのは嫌だ。

 美というものは元々天賦の才、生まれながら手に出来るギフト。
それを実力で、実力という名の資金力で手に入れるのが整形だ。
作中に 「生まれ持った美貌はスポーツや学力と違い、努力なく手に入る」
という意の台詞があるが、違う。 練習も勉強もいらない天才は存在する。
「美」 のみを分け隔てたがるのは、それが生活に、利害に密接だからだ。

 この作品は女の怖さを描いているようで、そうでもない。
主人公は美を武器に、多くの男を弄び、人生を狂わせていく。
しかし彼女は常に 「男は女を手に入れた瞬間から醒めて行く」 事を肝に銘じ、
また男たちは彼女の男性観を裏切らず、外見の美しさを求め、また慣れる。
これは、作者が男性であることを考えても、ほとんど真実だろう。

 そしてこの主人公は、男にとって理想の女ではないだろうか。
主人公は女神のような美貌を手に入れても、初恋の思い出を追い、
愛する男の腕には抗えず、それまでの冷静な計算高さも失ってゆく。
彼女にとっての幸せが 「殺されるほど愛されること」 ならば、
「どんな手段を使っても男への愛を貫く女」 これは男の理想ではないのか?
作者が、現実の女に失望しガラテアを彫刻したピュグマリオンのようにも思える。

 結末がいかにも男好みというか、男が創った物語だと感じた。
取って付けたようなエピローグも、まるでやっつけ仕事のようだった。
私が女だからかも知れない。 私は女の恐ろしさを男よりも知っているが、
男の本当の恐ろしさには、全く無知なのかも知れない―そう思った。
浅はかで、同時に複雑なのは男だけでも女だけでも無いという事だ。

 私には主人公の 「狂気」 は見えなかった。 恐ろしいとも思わなかった。
ただ、男が男を冷静に観察した様子… 女への素振りや自慢話の仕方、
そういう生態を作品で披露(暴露?)する作者を少し心配した。
女性にも男性にも敬遠されなければいいが、と。

 整形美女を主題とした作品としては、岡崎京子著『ヘルタースケルター』
(映画ではなくあくまで原作漫画の方)が、恐ろしく禍々しく、美しいと思う。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.33
(3pt)

描き出されたのは女の本性か、それとも…

一体、この主人公に感情移入する人はどれくらい居るだろうか。
多くの女性読者は、醜い彼女が傷付く言葉を浴びせられる度に、
多少の差はあれども、自分の苦い経験を思い出すだろう。 しかし同時に
「私はこの女ほど醜くは無い」 と安堵するのではないだろうか。
地元で評判になるほど醜い容貌の持ち主が、そう居るとは思えない。

 主人公が一切の同情を欲していないのが、いっそ気に入った。
同情とは共感であり、世にも醜い彼女には共感する人物がいない。
私は、口に出せる程度の劣等感など、劣等感とは思わない。
彼女が憐れみを撥ねつけたのと同じく、他人に無防備を晒すのは嫌だ。

 美というものは元々天賦の才、生まれながら手に出来るギフト。
それを実力で、実力という名の資金力で手に入れるのが整形だ。
作中に 「生まれ持った美貌はスポーツや学力と違い、努力なく手に入る」
という意の台詞があるが、違う。 練習も勉強もいらない天才は存在する。
「美」 のみを分け隔てたがるのは、それが生活に、利害に密接だからだ。

 この作品は女の怖さを描いているようで、そうでもない。
主人公は美を武器に、多くの男を弄び、人生を狂わせていく。
しかし彼女は常に 「男は女を手に入れた瞬間から醒めて行く」 事を肝に銘じ、
また男たちは彼女の男性観を裏切らず、外見の美しさを求め、また慣れる。
これは、作者が男性であることを考えても、ほとんど真実だろう。

 そしてこの主人公は、男にとって理想の女ではないだろうか。
主人公は女神のような美貌を手に入れても、初恋の思い出を追い、
愛する男の腕には抗えず、それまでの冷静な計算高さも失ってゆく。
彼女にとっての幸せが 「殺されるほど愛されること」 ならば、
「どんな手段を使っても男への愛を貫く女」 これは男の理想ではないのか?
作者が、現実の女に失望しガラテアを彫刻したピュグマリオンのようにも思える。

 結末がいかにも男好みというか、男が創った物語だと感じた。
取って付けたようなエピローグも、まるでやっつけ仕事のようだった。
私が女だからかも知れない。 私は女の恐ろしさを男よりも知っているが、
男の本当の恐ろしさには、全く無知なのかも知れない―そう思った。
浅はかで、同時に複雑なのは男だけでも女だけでも無いという事だ。

 私には主人公の 「狂気」 は見えなかった。 恐ろしいとも思わなかった。
ただ、男が男を冷静に観察した様子… 女への素振りや自慢話の仕方、
そういう生態を作品で披露(暴露?)する作者を少し心配した。
女性にも男性にも敬遠されなければいいが、と。

 整形美女を主題とした作品としては、岡崎京子著『ヘルタースケルター』
(映画ではなくあくまで原作漫画の方)が、恐ろしく禍々しく、美しいと思う。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.32
(3pt)

2013年映画化って。

映画化にあたって表面的な部分(学校等での処遇、整形手術等)を描くことはそう難しいことではないだろうが、主人公が「美」にかける鬼気迫る思い(執念)・恋した男性に対する狂おしいほどの思い(情念)は、相当の演技力がないと表現できないのではないだろうか?。

崎村のような人間性を持った男性は稀有な存在だが、そういった感性を持った男性を目指してみたく、またいてほしいと思う。

華の散り際は可憐で美しくありたものだ。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.31
(3pt)

2013年映画化って。

映画化にあたって表面的な部分(学校等での処遇、整形手術等)を描くことはそう難しいことではないだろうが、主人公が「美」にかける鬼気迫る思い(執念)・恋した男性に対する狂おしいほどの思い(情念)は、相当の演技力がないと表現できないのではないだろうか?。

崎村のような人間性を持った男性は稀有な存在だが、そういった感性を持った男性を目指してみたく、またいてほしいと思う。

華の散り際は可憐で美しくありたものだ。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.30
(3pt)

女性が読んだほうがいいかもねえ

久しぶりに読んだ面白い小説で話の構成、整形や復讐といった内容が面白かった。女性側が読んだ方が男性側の心理を勉強できていいんじゃないか?って思う作品。ただ全ての男が別に美人を好むわけではない。美人でも性格ブスというものがあるし。別に作中にある美人と男はやりたいのだってよく書いてあるが別にそういうわけではないのだが…個人的な意見としてはいちゃつければいいって感じで。
あんまり作品に書かれてある男側の心理を読む女性はすべて鵜呑みにしない方がいい。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.29
(3pt)

女性が読んだほうがいいかもねえ

久しぶりに読んだ面白い小説で話の構成、整形や復讐といった内容が面白かった。女性側が読んだ方が男性側の心理を勉強できていいんじゃないか?って思う作品。ただ全ての男が別に美人を好むわけではない。美人でも性格ブスというものがあるし。別に作中にある美人と男はやりたいのだってよく書いてあるが別にそういうわけではないのだが…個人的な意見としてはいちゃつければいいって感じで。
あんまり作品に書かれてある男側の心理を読む女性はすべて鵜呑みにしない方がいい。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.28
(3pt)

もっと汚さや美しさをえぐりだして欲しかった

実際に有りそうな話である。
少なくとも恋愛レベルでは、外見が圧倒的に重要であることは、大多数の人の本音であろう。
この小説において、それに気付く人というのは、あまりにも自分にも他人にも無知であろう。
私としては、モンスターというタイトルは、少しタイトルが勝ってしまっているのではないかと思った。

一気に読み切れる面白さはもっていたが、読んだ後の感想としては、惜しい、というのが正直なところ。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.27
(3pt)

もっと汚さや美しさをえぐりだして欲しかった

実際に有りそうな話である。
少なくとも恋愛レベルでは、外見が圧倒的に重要であることは、大多数の人の本音であろう。
この小説において、それに気付く人というのは、あまりにも自分にも他人にも無知であろう。
私としては、モンスターというタイトルは、少しタイトルが勝ってしまっているのではないかと思った。

一気に読み切れる面白さはもっていたが、読んだ後の感想としては、惜しい、というのが正直なところ。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.26
(3pt)

極端すぎる

3時間で一気に読みました。面白いかどうかと聞かれると、面白いと思います。飽きずにグイグイと読ませる力のある作者だと思います。

ただ、文学とは言えないし、名作ともけして言えない、チープさを感じてしまいました。

安いドラマのような浅いストーリー。 そんなわけないだろ、と突っ込みたくなる所が満載。

作者のストーリーの意図が透けて見えるような極端な表現の繰り返し。

特に、主人公がいかに不細工か、その不細工さによってどれだけ不幸な目にあったか、という説明は酷すぎて女性としては作者に嫌悪感を感じてしまう。

また世間において不細工さと美しさとはどう捉えられ、どんな意味を持つのかという、ある意味哲学的な部分では、まるで答えは作者の見解ひとつしか存在しないかのように、くどくどと極端に表現されています。

ある意味真実ではあっても、違う側面もあるのが現実だし、極端にひとつの見解をごり押しすることで、小説のリアリティを下げ、作者の理屈っぽい想像の世界を聞かされているように感じさせてしまっていると思います。

もう少し、表現を引き算して、伝えたいことを繰り返し強調するのではなく、ほのめかし気づかせるような文章を書いてもらうと、もっと良くなるのに、惜しいなと思います。
モンスター Amazon書評・レビュー: モンスターより
4344018079
No.25
(3pt)

極端すぎる

3時間で一気に読みました。面白いかどうかと聞かれると、面白いと思います。飽きずにグイグイと読ませる力のある作者だと思います。

ただ、文学とは言えないし、名作ともけして言えない、チープさを感じてしまいました。

安いドラマのような浅いストーリー。 そんなわけないだろ、と突っ込みたくなる所が満載。

作者のストーリーの意図が透けて見えるような極端な表現の繰り返し。

特に、主人公がいかに不細工か、その不細工さによってどれだけ不幸な目にあったか、という説明は酷すぎて女性としては作者に嫌悪感を感じてしまう。

また世間において不細工さと美しさとはどう捉えられ、どんな意味を持つのかという、ある意味哲学的な部分では、まるで答えは作者の見解ひとつしか存在しないかのように、くどくどと極端に表現されています。

ある意味真実ではあっても、違う側面もあるのが現実だし、極端にひとつの見解をごり押しすることで、小説のリアリティを下げ、作者の理屈っぽい想像の世界を聞かされているように感じさせてしまっていると思います。

もう少し、表現を引き算して、伝えたいことを繰り返し強調するのではなく、ほのめかし気づかせるような文章を書いてもらうと、もっと良くなるのに、惜しいなと思います。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506
No.24
(3pt)

面白いのですが

女性として生まれて、
努力とは無関係に生まれつきの顔に左右される不条理感は、
美人でもそうでない人でも感じたことがあると思います。
クレームや注文など、同じ言葉でも
美人とブスが言うのとでは印象が違うといったエピソードなど、
なかなか書きづらい不平等感の描写には、爽快感すら感じました。
主人公がどのように綺麗になり、どのように周りが変わるのかが気になり、
どんどん読んでしまいました。
ただ、「永遠の0」が素晴らしく、作者に対する期待が高かったためか、
同じ作者?と思うくらい話が浅く感じるところがありました。
表情や声まで研究する主人公は確かにすごいですが、
こんなに薄っぺらい性格でそんなにモテるだろうか?と思ったり、
復讐の仕方が稚拙だったり、
出てくる男性がことごとく馬鹿っぽかったり・・・。
それでも8割方、現実もこんなもんだと思うと、考えさせられる話でした。
モンスター (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: モンスター (幻冬舎文庫)より
4344418506