BOX!

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BOX!の評価:

4.50/5点 レビュー 314件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.50pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全318件 241〜260 13/16ページ
No.78
(5pt)

泣きました

海外出張の飛行機の中、上下巻を一気に読みました。
泣きました。

現実味のある話の中で、最高にドラマチックな流れを描いて下さったと思いました。
決して、ご都合主義ではなく、「驚いた。だけど、それなら有り得る」という感想を何度も持ちながら読み進みました。

青春。未完成な中での最大限の努力。挫折。出会い。別れ。

色々なものを深く見せて下さったと思います。

また、ボクシングの事を知らない私にとって、とても親切な説明になっていた点も良かったと思います。

他の作品を読むのも楽しみです。
ボックス! 下 Amazon書評・レビュー: ボックス! 下より
4778312066
No.77
(5pt)

泣きました

海外出張の飛行機の中、上下巻を一気に読みました。
泣きました。

現実味のある話の中で、最高にドラマチックな流れを描いて下さったと思いました。
決して、ご都合主義ではなく、「驚いた。だけど、それなら有り得る」という感想を何度も持ちながら読み進みました。

青春。未完成な中での最大限の努力。挫折。出会い。別れ。

色々なものを深く見せて下さったと思います。

また、ボクシングの事を知らない私にとって、とても親切な説明になっていた点も良かったと思います。

他の作品を読むのも楽しみです。
ボックス! 上 Amazon書評・レビュー: ボックス! 上より
4778312058
No.76
(3pt)

難しいところです

テンポがよく、一気に読まされる。
ボクシングの攻防の描写も目に浮かぶようなシーンが多く、
技術面ではよく研究されたのかと思う。
しかし、格闘技をやるのものに対して根本的な誤解がある。
格闘家は、仮に親友であっても、敵討ち的なことを期待はしない。
自分以外のものがリベンジをしても、なんの意味もない。
また、ガラス玉のような感情のない目の人間に、
よい選手など育てられはしない。
ちょっと拳を壊したくらいで、潔く引退してマナージャー?
など、後半は違和感ばかりが残った。
文章もうまいとはとても言えない。
このあと同著者の『リング』を読もうと思っていたが、やめました。
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4778312066
No.75
(5pt)

読者の読みをはずすタイミングが絶妙。

百田尚樹作品の共通点は、読むとその世界のことをよく理解出来るということ。
分厚くとも読みやすいのでスラスラ読めてしまうこと。読みやすいけれども
決して薄っぺらな内容ではないということ。

今回は高校アマチュアボクシングが舞台。
天才の「鏑矢」と努力型の「木樽」という仲の良い同級生二人を軸に展開する。
ややありがちな設定ながら、丹念に描きこんでいることと、展開に関しては、
完全なありきたりではなく、ちょっとだけ(あくまでもちょっとだけ)読者の
読みをはずすタイミングが絶妙なので、次を続けて読みたいという欲求に駆ら
れる。

ラストも絶妙で、読後感は爽やか。

ただ苦言を呈するならば、主人公を取り巻く人達が“良い人”ばかり過ぎかな。
『あしたのジョー』世代にはもうちょっとドロドロしたものが欲しい(笑)。
高校生が主人公なのだから、ちょっと過剰な要求かな(笑)。
ボックス! Amazon書評・レビュー: ボックス!より
4778311345
No.74
(4pt)

後半はのめりこんだ。

上とあわせての購入だったが以上にクライマックスにかけてのめりこんでいけた。
最後も完全に全てを書くのではなく余韻を残すというか楽しむような終わりかたでよかった。
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4778312066
No.73
(4pt)

まずまず面白い。

まずは序章として青春スポーツものの定番的な天才と努力家、そこにヒロイン(先生)が加わっている。
天才と努力家が表面上はライバルではなく同じ学校の幼馴染という設定も少し変わっていて面白かった。
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4778312058
No.72
(5pt)

興味のない人でも読める!魂心のボクシング小説!

上巻から読んで、下巻も一気に読めました。純粋にボクシングに打ち込む青年を主人公に、100%ボクシングのみを追いかけたシンプルな小説ですが、天才的で破天荒な青年と、努力家で誠実な青年と対照的な二人の主人公を立てたことで、物語に厚みが増しています。

 試合の場面ではもちろん、次の展開がどうなるのかハラハラしながらページを捲りますが、それ以外でもいろんなエピソードが挿入され、退屈な場面は少しもありません。

 高校ボクシングの細かなルールや、心理描写も丁寧に書かれていて、読んだ後はちょっとしたボクシング通になれます。ボクシングが他のスポーツと違うという特殊性も理解できます。
 試合描写では最初はイメージしにくいかもしれませんが、段々慣れてきます。

老若男女問わず、ボクシングに興味のないという人にも読んでもらいたい。読後感のよい快作に仕上がっていると思います。
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4778312066
No.71
(5pt)

ボクシングは興味なかったけど

高校時代に読みましたがとても面白かったです。

ボクシングには一切興味も関心もない女子でしたが引き込まれて一気に読みました。

爽やかだし泣ける場面もあります。

女性の方も読んでみて下さい!
ボックス! Amazon書評・レビュー: ボックス!より
4778311345
No.70
(5pt)

ほとばしる程の躍動感と疾走感

対照的な二人の男子高生。陽気で無邪気な天才とガリ勉で内気な努力家の二人がボクシングを通してお互いを高めあい成長していく模様が活き活きと瑞々しく躍動的に描かれています。男なら誰しも一度ならず「強さ」(それも単純な腕っ節の強さ)に憧れると思いますが、この作品はそういった「男の琴線」に絶妙に触れてくるし、とてもワクワクしながら読み進める事ができます。二人の主人公も魅力的で、さらに「化物」と称されるライバルの強さ、そしてボクシングというスポーツのち密さと難しさも丁寧に描写しているので説得力もあり、とても面白いです。お勧めです。
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4778312058
No.69
(4pt)

ジャブを練習したくなる

高校ボクシング部を描いた小説。

主人公は二人いて
一人は天才肌でもう一人は努力家。

努力家の彼が、だんだん成長していくところが楽しい。
少年ジャンプのようだ。

何かに打ち込むことって良いですね。
ジャブを練習したくなりました。
ボックス! 上 Amazon書評・レビュー: ボックス! 上より
4778312058
No.68
(5pt)

勇気と希望と感動がこの物語にはある

主人公は、木樽だと私は思います。しかも、高津先生という女性の教師の視点から描かれます。確かに鏑矢が物語の進行役ではありますが、主人公ではないと思います。

これは意外でしたが、良かったと私は思います。こういう視点から物語を描くことによって、鏑矢達と同世代よりは、むしろ20代後半〜30代前半が読むとよりその面白さがわかると思います。忘れていた何かが、トムソーヤの冒険を見るのと同じような大切な何かがそこにはあるはずです。

また、著者の価値観というか思想というのか、エスタブリッシュメントに対する皮肉が本作でも主張されています。ボクシングの狂気・闘志と社会の歪みが対比されていることに気付いた時は正直凄いと思いました。

この本を読んで後悔することはないです。編な先入観は持たず、そして、DVDを見る前に読むべきだと思います。

きっと大切な何かが、真の希望と感動がそこにあるはずです。お勧めです。
ボックス! Amazon書評・レビュー: ボックス!より
4778311345
No.67
(5pt)

男なら感動必至!

つかみからしてすごい。一気に引き込まれる。カブちゃんの天真爛漫キャラもユウちゃんの草食系キャラもいい。高校時代という若さの頂点をボクシングにぶつける登場人物。コーチもジムトレーナーもライバルも朝鮮学校の人らもみんなキャラ立ちまくり。ユウちゃんのデビュー戦ぐらいからずっと目に涙をためながら読んでた。全員が生命を燃やし尽くす登場人物たちに胸がいっぱいになった。この本は、登場人物と同世代だけでなく疲れたオヤジたちにもお勧めする。「強くなりたい」と男ならだれもが一度は思う。そのときの想いが少しでも火がつく。出会えてよかったと思う一冊。
ボックス! Amazon書評・レビュー: ボックス!より
4778311345
No.66
(2pt)

天才の変化を知りたい

鏑矢の内面にもっと突っ込んでほしかった。 天才がなぜ、復活したのか。 そしてラストの心境の変化に対して。 全てを、可能性が未知数な少年・青年期のせいにするのではなく、 もっと内面をえぐってほしかった。 ボクシングの練習だけではなく、そこをテーマに日常からのヒントをもっと 詰め込んでほしかった。
ボックス! Amazon書評・レビュー: ボックス!より
4778311345
No.65
(3pt)

漫画的だが、それなりに楽しめる

電車の中で、マナー違反の高校生を咎めようとした耀子は、逆に高校生たちにからまれた。危機的な状況から救ってくれたのは、乗り合わせたひとりの少年だった。彼は、耀子が勤める高校の生徒で、ボクシング部に所属していた。ひょんなことから耀子も「ボクシング」に関わっていくことになるのだが・・・。ボクシングの世界を、さわやかに描いた作品。 ボクシングというスポーツが持つ繊細さ、奥深さ、そして残酷さが、余すところなく描かれている。それは、今まで知らなかった部分で、かなり興味を持って読んだ。天性の才能を持つ天才ボクサーの鏑矢。彼にあこがれ、彼に追いつくべく努力を重ねる木樽。そして、それを見守る顧問の高津耀子。最強のライバルとの闘いはいったいどうなるのか?試合のシーンの描写は圧巻だった。ラストも、無難にまとめられている。全体的には面白いと思うが、耀子と鏑矢・木樽との出会い、ボクシングの過酷な練習、丸野のエピソードなどなど、それらはどれも漫画的だった。最初からドラマ化やアニメ化を意識して書いたような印象も受ける。そこのところが多少気になるが、まあまあそれなりに楽しめる作品だと思う。
ボックス! Amazon書評・レビュー: ボックス!より
4778311345
No.64
(4pt)

ボクシングにかけた高校生、鏑矢と木樽の青春

「永遠の0」の百田尚樹さんのボクシング小説の下巻です。
分量は383ページで、上巻と同様に15章構成、所要は4時間程度です。
上巻に続き、大阪の高校でボクシング部に属する鏑矢と木樽の物語が展開されます。

上巻でもそうでしたが、本巻でもボクシングにかける高校生の青春がよく出ています。
ひ弱だった木樽がトレーニングしてその才能に目覚める模様、
マネージャー丸野の陰のある明るさ、顧問沢木先生と高津先生の熱心な指導、
ジムのトレーナー曽我部の不気味な職人芸、そして鏑矢と稲村の宿命のライバル対決。
ボクシング経験のある作者による臨場感のある筆致で、いずれも鮮やかに描かれています。

ボクシングを知らない方も楽しめる、おすすめの青春小説です。
ボックス! 下 Amazon書評・レビュー: ボックス! 下より
4778312066
No.63
(5pt)

類稀な強さを持つ高校生ボクサー、鏑矢をめぐる青春小説

舞台は大阪。恵美須高校1年生の鏑矢義平はボクシング部に所属し、
選抜大会を制するなど府内で無類の強さを誇っていました。
ある日、その高校の女教師高津耀子は、電車内で彼に助けられます。
紆余曲折を経て部の顧問になった耀子と、鏑矢の親友木樽、鏑矢を慕う丸野。
彼らの物語がそこから始まったのでした。

「永遠の0」で有名な百田尚樹さんの長編小説です。上下巻構成で本巻は373ページ、15章です。
本巻では鏑矢・木樽と耀子の出会いから、インターハイなどでの鏑矢の活躍が記されています。

その中で描かれているのは鏑矢の強さや、高校生達の友情や恋といった青春ですが
最も強く伝わってくるのはボクシングというスポーツへの愛情です。
「ボクシングは単なる殴り合いではない」「ガードが一番大事だ」
といった部の顧問の言葉が強く胸に響きます。
ボクシング経験がある作者の叫びであり、ボクシングへの愛情の表れなのでしょう。

時折出るボクシング用語もさらりと解説されています。
ボクシングが好きな方はもちろん、青春小説が好きな方におすすめの本です。
ボックス! 上 Amazon書評・レビュー: ボックス! 上より
4778312058
No.62
(5pt)

アニメチックなんだろうがそれそれのキャラクターが立っていて感情移入しやすかった

高校のアマチュアボクシングの話です。中心人物は、運動神経にすぐれ、天才肌のボクサーの鏑矢といじめられたことをきっかけにボクシングをはじめ、努力によって文武両道を目指すボクサーの木樽である。読んでみると、アニメチックなんだろうがそれそれのキャラクターが立っていて感情移入しやすかった。映像化しやすい作品だろうなと思いました。585ページあった本書を一気に読み終わりました。英語教師でボクシング部顧問の高津耀子が沢木監督などにボクシングについて尋ねることで、ボクシングの深さを再確認する。ボクシングというものは科学的なスポーツなんだな。私はタイプが似ている木樽に惹かれるものがあって、愚直なまでも監督の指導を守って何度も何度も同じ事を繰り返している。その成果が生かせるように早く試合が見たいなあという風に思いました。木樽の初めての試合のシーンは22章になってやっとでてきた。木樽の一生懸命さが、周りの部員や監督を変えていった。見所は、鏑矢のよさと木樽のよさが合わさった選手である稲村vs鏑矢、稲村vs木樽、鏑矢vs木樽ですかね。好きな試合である稲村vs鏑矢はたしか2回対戦があると思うのですが、それぞれの試合の終了に鏑矢はターニングポイントをむかえるんですよね。エピローグはちょっとあっさりしすぎるかな。
ボックス! Amazon書評・レビュー: ボックス!より
4778311345
No.61
(5pt)

すっきり、さわやか、汗臭い! 最高のボクシング青春物語!!

百田尚樹さんの作品です。先日、永遠のゼロをご紹介させていただきましたが、今回はまったく違った内容で高校生の青春をボクシングを通して描いた作品になっています。

生まれながらにして、いじめられっ子の木樽。
そして彼と幼馴染でボクシングの天才児、鏑矢。
とあることから、ボクシング部の顧問になってしまった耀子。

鏑矢は小学生で空手を習い、中学生でプロを育成するボクシングジムでボクシングを習い始め、高校生になった時、ボクシングクラブに入り、1年生の時から頭角を現す。木樽はいつもその鏑矢にいじめられるところを助けて来てもらったが、自分も強くなりたいという気持ちを持ち、学費免除を受けるほどの優等生でありながら、初めてボクシングの世界に入っていく。

天才児は努力もせず、いじめられっ子は血のにじむような努力を続けて行く。

二人の前に立ちはだかる高校生ライト級の覇者、稲村。

彼らは稲村を倒すことに自分の青春を懸ける!

それを見守る教師、耀子。

軽いタッチの文章は永遠のゼロを描いた作者とは思えませんでした。この作品はもちろん素晴らしい内容ですが、私はその内容もさておき、これほど違うタッチで、違う内容のものを同じ作者が書いたということが驚きでした。

舞台は私の生まれ故郷の大阪です。

まさに地元が舞台のこの本を読み終えた時は感動のあまり「ロッキー現象」を起こしていました。「ロッキー現象」とは、ロッキーの映画を見た後、家に帰ったら走り始めるという現象です。もちろん走る前に生卵を飲むわけです。

このボックスを読み終わった私は筋トレを始めてしまいました。

これぞ、まさに「ボックス現象」かもしれません!

興味のある方は是非ご一読ください。
すきっとしますよ!
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4778312066
No.60
(5pt)

すっきり、さわやか、汗臭い! 最高のボクシング青春物語!!

百田尚樹さんの作品です。先日、永遠のゼロをご紹介させていただきましたが、今回はまったく違った内容で高校生の青春をボクシングを通して描いた作品になっています。

生まれながらにして、いじめられっ子の木樽。
そして彼と幼馴染でボクシングの天才児、鏑矢。
とあることから、ボクシング部の顧問になってしまった耀子。

鏑矢は小学生で空手を習い、中学生でプロを育成するボクシングジムでボクシングを習い始め、高校生になった時、ボクシングクラブに入り、1年生の時から頭角を現す。木樽はいつもその鏑矢にいじめられるところを助けて来てもらったが、自分も強くなりたいという気持ちを持ち、学費免除を受けるほどの優等生でありながら、初めてボクシングの世界に入っていく。

天才児は努力もせず、いじめられっ子は血のにじむような努力を続けて行く。

二人の前に立ちはだかる高校生ライト級の覇者、稲村。

彼らは稲村を倒すことに自分の青春を懸ける!

それを見守る教師、耀子。

軽いタッチの文章は永遠のゼロを描いた作者とは思えませんでした。この作品はもちろん素晴らしい内容ですが、私はその内容もさておき、これほど違うタッチで、違う内容のものを同じ作者が書いたということが驚きでした。

舞台は私の生まれ故郷の大阪です。

まさに地元が舞台のこの本を読み終えた時は感動のあまり「ロッキー現象」を起こしていました。「ロッキー現象」とは、ロッキーの映画を見た後、家に帰ったら走り始めるという現象です。もちろん走る前に生卵を飲むわけです。

このボックスを読み終わった私は筋トレを始めてしまいました。

これぞ、まさに「ボックス現象」かもしれません!

興味のある方は是非ご一読ください。
すきっとしますよ!
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4778312058
No.59
(5pt)

清々しい風が通り過ぎていくような傑作!

ボクシングというと、「汗、血、暴力、男臭い」なんてイメージがありましたが、本作品を読んで見事に払拭されました。

ボクシングは風が吹き抜けるような爽やかなスポーツ。
そして命を懸けた狂気の域にまで達する究極のスポーツ。

上巻から面白かったですが、下巻の中盤からは読むことを止められずに夜更かしして一挙に読んでしまいました。

百田さんは人物の描き方が天才的にうまいと思います。
本作はボクシングに打ち込む幼馴染の2人(木樽、鏑木)を中心に、彼らを見守る女教師高橋を交えて物語が進んでいきますが、最後の試合描写がそれまでの選手視点から高橋の視点へと移っていく様は素晴らしく、そのままエピローグへ突入する-高橋で始まり高橋で終わる-なんて最高の終わり方でした。

スポコンもののように直球ストレートな組み立てではなく、複雑に練られたストーリーはフィクションではなくノンフィクションを読んでいるようなリアリティさえ感じます。

高橋が鏑木のボクシングの様を「風」のようと表現しますが、エピローグを読んで人生の青春時代こそ「風」のように一瞬で通り過ぎていくものだと思います。
ハッピーエンドでもアンハッピーエンドでもなく、がむしゃらに生きた輝かしい青春の一ページを見たようです。

本作を読んでボクシングに少しは詳しくなれたので、ボクシングの試合が観たくなりました。

尚、本作は2008年度に発売された同作品に加筆修正したものだそうです。(単行本は読んでいないのでどこが変わったのかは分かりませんでした。)
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4778312066