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幻人ダンテ



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【この小説が収録されている参考書籍】
幻人ダンテ (講談社ノベルス)

幻人ダンテの評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

つまらなくはないが、どうにも中途半端な感じが。

三田誠の講談社ノベルスでの初作品。
読んだ印象は、どうしてももやに隠れる、というか、ぼんやりとしたものがある。この作品は、「レンタルマギカ」や「イスカリオテ」を読んだ人間からすると、ストーリーが、少し抽象的な感じがある。つまり、もちろんストーリーはあるが、それは何かとの敵対関係というような単純な分かり易いストーリーではない。
また、「擬態」とか「仮面の怪人」といった要素は、必ずしも新しいものではない。近いところだと、「無貌伝」など正にそれであるし(勿論、両者の向いている方向は異なるが)。また、読んでみて、なんとなく、ブギーポップを思い出した。もちろん、ダンテという怪人はブギーポップとも違ったあり方をしているが、どうしても、無貌とブギーポップの間の線分上のどこかに存在しているような気がしてしまう。
そのあたりが、イマイチはっきりとした印象を持てない要因だと思う。この世界観というのは、独特で面白いものであると思うし、どうせなら、もっと別の軸で勝負するようなものの方が良いと思う。
幻人ダンテ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:幻人ダンテ (講談社ノベルス)より
406182693X
No.1:
(4pt)

つまらなくはないが、どうにも中途半端な感じが。

三田誠の講談社ノベルスでの初作品。

読んだ印象は、どうしてももやに隠れる、というか、ぼんやりとしたものがある。この作品は、「レンタルマギカ」や「イスカリオテ」を読んだ人間からすると、ストーリーが、少し抽象的な感じがある。つまり、もちろんストーリーはあるが、それは何かとの敵対関係というような単純な分かり易いストーリーではない。

また、「擬態」とか「仮面の怪人」といった要素は、必ずしも新しいものではない。近いところだと、「無貌伝」など正にそれであるし(勿論、両者の向いている方向は異なるが)。また、読んでみて、なんとなく、ブギーポップを思い出した。もちろん、ダンテという怪人はブギーポップとも違ったあり方をしているが、どうしても、無貌とブギーポップの間の線分上のどこかに存在しているような気がしてしまう。

そのあたりが、イマイチはっきりとした印象を持てない要因だと思う。この世界観というのは、独特で面白いものであると思うし、どうせなら、もっと別の軸で勝負するようなものの方が良いと思う。
幻人ダンテ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:幻人ダンテ (講談社ノベルス)より
406182693X

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