波のうえの魔術師

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評判

波のうえの魔術師の評価:

3.97/5点 レビュー 115件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全291件 161〜180 9/15ページ
No.131
(4pt)

永遠の課題が提出されていると思います

私は株式投資などやったことがないので、ここに書かれている内容にどれだけリアリティがあるのかは分かりませんが、とても面白い小説でした。  登場人物を少数に絞って、タイトでスピーディなストーリー展開が良く、少々難しい証券取引の記述などもあまり気にならずに一気に読めてしまいました。  さらに、アングロ・サクソン人に関する”目の前の弱者に対しては当然のように手を差し伸べる。 だが目に見えない相手に対してはいくらでも残酷になれるー”という小塚老人のコメントには驚かされました。 私も長い間アメリカで暮らしていますが、その傾向はやはり否めないと思います。
ここから先は決して小説の批判などではなく、小塚老人のマーケット哲学に対する一般人からの質問状ーと、して書きます。 日本人はカネを汚いもの、と考える傾向がある。 カネでカネを生むのは汗をかかない最低の仕事だと見ましている。 そろそろ次の段階に進む必要がなるのではないか。という老人の見解は別に間違っているとは思いません。 確かに、国家を一つの人間として考えた時、盛りを過ぎた者は、これまでに蓄積した資産を運用して豊かな老後を送る権利を持っていると思います。 ただ悲しいかな、国家は一人の人間ではなく、無数の若者をも抱えた複合体です。 汗をかかないで、金融利潤だけで生きていく若者がもつべき“モラル”がはっきりと提示されない限り、日本人は(別に日本人だけではないでしょう)そういう生き方を永遠に拒否し続けると思います。  揚げ足取りでなく、この作品が出てから8年後の金融資本主義崩壊を見るに付け、この作品には、常に問われるべき永遠の課題が提出されていると私は思うのですがどうでしょう?
波のうえの魔術師 Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師より
4163202803
No.130
(4pt)

永遠の課題が提出されていると思います

私は株式投資などやったことがないので、ここに書かれている内容にどれだけリアリティがあるのかは分かりませんが、とても面白い小説でした。  登場人物を少数に絞って、タイトでスピーディなストーリー展開が良く、少々難しい証券取引の記述などもあまり気にならずに一気に読めてしまいました。  さらに、アングロ・サクソン人に関する”目の前の弱者に対しては当然のように手を差し伸べる。 だが目に見えない相手に対してはいくらでも残酷になれるー”という小塚老人のコメントには驚かされました。 私も長い間アメリカで暮らしていますが、その傾向はやはり否めないと思います。
ここから先は決して小説の批判などではなく、小塚老人のマーケット哲学に対する一般人からの質問状ーと、して書きます。 日本人はカネを汚いもの、と考える傾向がある。 カネでカネを生むのは汗をかかない最低の仕事だと見ましている。 そろそろ次の段階に進む必要がなるのではないか。という老人の見解は別に間違っているとは思いません。 確かに、国家を一つの人間として考えた時、盛りを過ぎた者は、これまでに蓄積した資産を運用して豊かな老後を送る権利を持っていると思います。 ただ悲しいかな、国家は一人の人間ではなく、無数の若者をも抱えた複合体です。 汗をかかないで、金融利潤だけで生きていく若者がもつべき“モラル”がはっきりと提示されない限り、日本人は(別に日本人だけではないでしょう)そういう生き方を永遠に拒否し続けると思います。  揚げ足取りでなく、この作品が出てから8年後の金融資本主義崩壊を見るに付け、この作品には、常に問われるべき永遠の課題が提出されていると私は思うのですがどうでしょう?
波のうえの魔術師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (文春文庫)より
4167174073
No.129
(5pt)

面白い!!

多少の専門用語はあるが、1990年代前後の狂乱の時代の経済の雰囲気が凄くよく伝わる。
株が主題の小説で専門家でもないのに、ここまで緊迫した内容を書けるの凄い。
経済や株に少しでも興味がある人が読んだら絶対におもしろい!
内容は少し現実離れしているかもしれないが、最後のオチまで含めて文句なしの5つ星。
波のうえの魔術師 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (徳間文庫)より
4198925526
No.128
(5pt)

面白い!!

多少の専門用語はあるが、1990年代前後の狂乱の時代の経済の雰囲気が凄くよく伝わる。
株が主題の小説で専門家でもないのに、ここまで緊迫した内容を書けるの凄い。
経済や株に少しでも興味がある人が読んだら絶対におもしろい!
内容は少し現実離れしているかもしれないが、最後のオチまで含めて文句なしの5つ星。
波のうえの魔術師 Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師より
4163202803
No.127
(5pt)

面白い!!

多少の専門用語はあるが、1990年代前後の狂乱の時代の経済の雰囲気が凄くよく伝わる。
株が主題の小説で専門家でもないのに、ここまで緊迫した内容を書けるの凄い。
経済や株に少しでも興味がある人が読んだら絶対におもしろい!
内容は少し現実離れしているかもしれないが、最後のオチまで含めて文句なしの5つ星。
波のうえの魔術師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (文春文庫)より
4167174073
No.126
(2pt)

独善的。

ストーリーはスリリングで面白かったけれど主人公が独善的過ぎるのがちょっと気持ち悪く感じた。読者からみると銀行の方が被害者にも見えるわけで。
波のうえの魔術師 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (徳間文庫)より
4198925526
No.125
(2pt)

独善的。

ストーリーはスリリングで面白かったけれど主人公が独善的過ぎるのがちょっと気持ち悪く感じた。読者からみると銀行の方が被害者にも見えるわけで。
波のうえの魔術師 Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師より
4163202803
No.124
(2pt)

独善的。

ストーリーはスリリングで面白かったけれど主人公が独善的過ぎるのがちょっと気持ち悪く感じた。読者からみると銀行の方が被害者にも見えるわけで。
波のうえの魔術師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (文春文庫)より
4167174073
No.123
(4pt)

うまく書くねこの作家は・・・

著者自身が20代はバイトで稼いだ資金を全て株へ回して利殖していたというだけあって、なかなかに実践的な内容に終始している。一見地味に見える「新聞で値段を追う」「毎日新聞を隅から隅まで読む」「試し玉を少し入れて様子を見る」等々なかなか上等な技術まで書いている。相場少なからず勉強したことがある人間が書いているんだなぁというのが伝わってくる。
ヤクザの使い方や、銀行の混乱のさせ方などは物凄く雑に書かれているが、そこまで気になることでもない。
素人の学生がどのように相場に魅せられ、その世界で腕を磨いていくかという過程が面白い。実際に私自身が、スロットで稼いでいた若者をマーケットの世界に引き入れた時の状況や、相場に目覚めたときの様子があまりにそっくりで驚きました。
相場に関心のない人でも引き込んでいく力量があります。マーケットを生業としている人にとってはちょっと陳腐に感じるでしょうが物語として面白いです。
波のうえの魔術師 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (徳間文庫)より
4198925526
No.122
(4pt)

うまく書くねこの作家は・・・

著者自身が20代はバイトで稼いだ資金を全て株へ回して利殖していたというだけあって、なかなかに実践的な内容に終始している。一見地味に見える「新聞で値段を追う」「毎日新聞を隅から隅まで読む」「試し玉を少し入れて様子を見る」等々なかなか上等な技術まで書いている。相場少なからず勉強したことがある人間が書いているんだなぁというのが伝わってくる。
ヤクザの使い方や、銀行の混乱のさせ方などは物凄く雑に書かれているが、そこまで気になることでもない。
素人の学生がどのように相場に魅せられ、その世界で腕を磨いていくかという過程が面白い。実際に私自身が、スロットで稼いでいた若者をマーケットの世界に引き入れた時の状況や、相場に目覚めたときの様子があまりにそっくりで驚きました。
相場に関心のない人でも引き込んでいく力量があります。マーケットを生業としている人にとってはちょっと陳腐に感じるでしょうが物語として面白いです。
波のうえの魔術師 Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師より
4163202803
No.121
(4pt)

うまく書くねこの作家は・・・

著者自身が20代はバイトで稼いだ資金を全て株へ回して利殖していたというだけあって、なかなかに実践的な内容に終始している。一見地味に見える「新聞で値段を追う」「毎日新聞を隅から隅まで読む」「試し玉を少し入れて様子を見る」等々なかなか上等な技術まで書いている。相場少なからず勉強したことがある人間が書いているんだなぁというのが伝わってくる。
ヤクザの使い方や、銀行の混乱のさせ方などは物凄く雑に書かれているが、そこまで気になることでもない。
素人の学生がどのように相場に魅せられ、その世界で腕を磨いていくかという過程が面白い。実際に私自身が、スロットで稼いでいた若者をマーケットの世界に引き入れた時の状況や、相場に目覚めたときの様子があまりにそっくりで驚きました。
相場に関心のない人でも引き込んでいく力量があります。マーケットを生業としている人にとってはちょっと陳腐に感じるでしょうが物語として面白いです。
波のうえの魔術師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (文春文庫)より
4167174073
No.120
(4pt)

面白かった

石田さんは、今の若者に教訓を与えたいのだろう。もちろん、説教くさいものとしてではなく、若者を主人公として作品の中心に据えることでだ。
だから、これは若者向けに書かれた小説と思うべき。つまり経済の入門書の一面を持っている。
ストーリー運びは巧みで、実に面白い。ところどころ石田さんの株に対する考えも読める。
お勧めです。
しかし、石田さんは随分株でお金すったんだろうなあ。
波のうえの魔術師 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (徳間文庫)より
4198925526
No.119
(4pt)

面白かった

石田さんは、今の若者に教訓を与えたいのだろう。もちろん、説教くさいものとしてではなく、若者を主人公として作品の中心に据えることでだ。
だから、これは若者向けに書かれた小説と思うべき。つまり経済の入門書の一面を持っている。
ストーリー運びは巧みで、実に面白い。ところどころ石田さんの株に対する考えも読める。
お勧めです。
しかし、石田さんは随分株でお金すったんだろうなあ。
波のうえの魔術師 Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師より
4163202803
No.118
(4pt)

面白かった

石田さんは、今の若者に教訓を与えたいのだろう。もちろん、説教くさいものとしてではなく、若者を主人公として作品の中心に据えることでだ。
だから、これは若者向けに書かれた小説と思うべき。つまり経済の入門書の一面を持っている。
ストーリー運びは巧みで、実に面白い。ところどころ石田さんの株に対する考えも読める。
お勧めです。
しかし、石田さんは随分株でお金すったんだろうなあ。
波のうえの魔術師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (文春文庫)より
4167174073
No.117
(4pt)

老相場師に見込まれた就職浪人が、トレーダーとして独り立ちするまでを描いた小説。

珍しく友人に薦められて読みました。 
経済小説というよりも、ちょっと清清しい青春モノとも言えなくもない。
反面、全体通してミーハーぽいという気もする・・・。 私のようなおっさんをターゲットとして書かれていないのだろう。
老師が相場感を語る場面が2つほどあり、そこを読むだけでも価値有りといえるかも。ただ、ネタ元とこの老師、"林輝太郎にちがいない!!"と感じたのは私だけ? 
でも、久しぶりの小説だったことと、その読後感のさわやかさに免じて、★4。
波のうえの魔術師 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (徳間文庫)より
4198925526
No.116
(4pt)

老相場師に見込まれた就職浪人が、トレーダーとして独り立ちするまでを描いた小説。

珍しく友人に薦められて読みました。 
経済小説というよりも、ちょっと清清しい青春モノとも言えなくもない。
反面、全体通してミーハーぽいという気もする・・・。 私のようなおっさんをターゲットとして書かれていないのだろう。
老師が相場感を語る場面が2つほどあり、そこを読むだけでも価値有りといえるかも。ただ、ネタ元とこの老師、"林輝太郎にちがいない!!"と感じたのは私だけ? 
でも、久しぶりの小説だったことと、その読後感のさわやかさに免じて、★4。
波のうえの魔術師 Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師より
4163202803
No.115
(4pt)

老相場師に見込まれた就職浪人が、トレーダーとして独り立ちするまでを描いた小説。

珍しく友人に薦められて読みました。 
経済小説というよりも、ちょっと清清しい青春モノとも言えなくもない。
反面、全体通してミーハーぽいという気もする・・・。 私のようなおっさんをターゲットとして書かれていないのだろう。
老師が相場感を語る場面が2つほどあり、そこを読むだけでも価値有りといえるかも。ただ、ネタ元とこの老師、"林輝太郎にちがいない!!"と感じたのは私だけ? 
でも、久しぶりの小説だったことと、その読後感のさわやかさに免じて、★4。
波のうえの魔術師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (文春文庫)より
4167174073
No.114
(3pt)

小説としては◎、投資本としては△

 デビュー前の石田良衣さんは、株で生活するために本気で勉強されていた頃もあったそうで、図書館にある株に関する書籍を全て読破してから投資を始めたというお話です。それもあってか、タイトルでは名著『マーケットの魔術師』から「魔術師」を拝借し、ある主要登場人物の生い立ちについては世紀の相場師ジェシー・リバモアになぞらえているようで、そんな投資家の心のツボをついてくるところに、著者のセンスを感じます。またストーリー展開についても、小説としては面白みを十分に感じることができます。
 ただし、本書を読んでいると「この著者は株では小説ほど成功してないのでは?」と思わせる部分も散見されます。全編に『マーケットの魔術師』の引用があっても構わないので、せめてもう少しレベルの高い投資論を展開してほしかった。安易な分散投資論に走らず、せめてロスカットの重要性ぐらいは語ってもらわないと。とはいえ、著者がもし株で成功していれば『池袋ウエストゲートパーク』や『4TEEN』をはじめとする名作は生まれず、直木賞を取ることもなかったのも事実。そういう意味で読者としては複雑な心境ですが、いつか投資本としても価値の高い『波のうえの魔術師』の続編を書いて欲しい気もします。
波のうえの魔術師 (徳間文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (徳間文庫)より
4198925526
No.113
(3pt)

小説としては◎、投資本としては△

 デビュー前の石田良衣さんは、株で生活するために本気で勉強されていた頃もあったそうで、図書館にある株に関する書籍を全て読破してから投資を始めたというお話です。それもあってか、タイトルでは名著『マーケットの魔術師』から「魔術師」を拝借し、ある主要登場人物の生い立ちについては世紀の相場師ジェシー・リバモアになぞらえているようで、そんな投資家の心のツボをついてくるところに、著者のセンスを感じます。またストーリー展開についても、小説としては面白みを十分に感じることができます。
 ただし、本書を読んでいると「この著者は株では小説ほど成功してないのでは?」と思わせる部分も散見されます。全編に『マーケットの魔術師』の引用があっても構わないので、せめてもう少しレベルの高い投資論を展開してほしかった。安易な分散投資論に走らず、せめてロスカットの重要性ぐらいは語ってもらわないと。とはいえ、著者がもし株で成功していれば『池袋ウエストゲートパーク』や『4TEEN』をはじめとする名作は生まれず、直木賞を取ることもなかったのも事実。そういう意味で読者としては複雑な心境ですが、いつか投資本としても価値の高い『波のうえの魔術師』の続編を書いて欲しい気もします。
波のうえの魔術師 Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師より
4163202803
No.112
(3pt)

小説としては◎、投資本としては△

 デビュー前の石田良衣さんは、株で生活するために本気で勉強されていた頃もあったそうで、図書館にある株に関する書籍を全て読破してから投資を始めたというお話です。それもあってか、タイトルでは名著『マーケットの魔術師』から「魔術師」を拝借し、ある主要登場人物の生い立ちについては世紀の相場師ジェシー・リバモアになぞらえているようで、そんな投資家の心のツボをついてくるところに、著者のセンスを感じます。またストーリー展開についても、小説としては面白みを十分に感じることができます。
 ただし、本書を読んでいると「この著者は株では小説ほど成功してないのでは?」と思わせる部分も散見されます。全編に『マーケットの魔術師』の引用があっても構わないので、せめてもう少しレベルの高い投資論を展開してほしかった。安易な分散投資論に走らず、せめてロスカットの重要性ぐらいは語ってもらわないと。とはいえ、著者がもし株で成功していれば『池袋ウエストゲートパーク』や『4TEEN』をはじめとする名作は生まれず、直木賞を取ることもなかったのも事実。そういう意味で読者としては複雑な心境ですが、いつか投資本としても価値の高い『波のうえの魔術師』の続編を書いて欲しい気もします。
波のうえの魔術師 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 波のうえの魔術師 (文春文庫)より
4167174073