うつくしい子ども

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うつくしい子どもの評価:

4.03/5点 レビュー 106件。 C ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全241件 161〜180 9/13ページ
No.81
(5pt)

例の神戸の事件

例のあの事件が題材。こどもの兄の内心を描いていて。ラストはどうだろう?その理由を見つけたんだが犯人探しになってしまった感があり。そこは疑問。もっと内に入って欲しかったような。ただストーリー的にはそうなんだろうな。重い題材だけど軽く読める作品。そこが氏らしい。文庫本の表紙のデザインのほうが好きです。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.80
(4pt)

救われたような気持ちになる作品

数年前、世間を騒がした事件を思い出させる悲しいストーリーですが最後まで読み進めるうちに、救われたような気持ちになりました。それはきっと主人公の14歳の少年が自分もつらく悲しい運命を背負いながらも、家族・友達・自分の廻りを取り巻く人々に対して思いやりのある優しい気持ちを持っているからだと思いました。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.79
(4pt)

救われたような気持ちになる作品

数年前、世間を騒がした事件を思い出させる悲しいストーリーですが最後まで読み進めるうちに、救われたような気持ちになりました。それはきっと主人公の14歳の少年が自分もつらく悲しい運命を背負いながらも、家族・友達・自分の廻りを取り巻く人々に対して思いやりのある優しい気持ちを持っているからだと思いました。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.78
(4pt)

一筋の光

誰が犯人なのかを探るのではなく、犯人の行動の動機を探るといったように心の動きに焦点を置いた物語だ。また、犯罪者の家族からの視点なのも、とても考えさせられるところが多くて、よかった点だと思う。 表題で言っている「うつくしい子ども」とは、誰のことなのだろうか? 僕は、登場しているすべての子どもを指しているのではないかと思った。人間誰しも表の顔と裏の顔を持っているだろう。この作品の登場人物の多くもそれら二つの顔を持っている。裏の顔を欠いた表の顔ではなく、二つの顔を持つことこそが、「うつくしい」のではないだろうか。それが人として自然なことであると思うから。 その二面性を出すことが難しくなりつつある現代社会の閉塞感が、そしてそんな社会の被害者が、この作品では表現されているのだろう。でも、そんな現代に負けず必死に生きていこうとする主人公に僕は光を感じた。 だから、決して明るい話じゃないのに、その割には後味はあまり悪くない。暗い中にも、どこか一筋の光を感じさせてくれるところがある作品だと思う。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.77
(4pt)

一筋の光

誰が犯人なのかを探るのではなく、犯人の行動の動機を探るといったように心の動きに焦点を置いた物語だ。また、犯罪者の家族からの視点なのも、とても考えさせられるところが多くて、よかった点だと思う。 表題で言っている「うつくしい子ども」とは、誰のことなのだろうか? 僕は、登場しているすべての子どもを指しているのではないかと思った。人間誰しも表の顔と裏の顔を持っているだろう。この作品の登場人物の多くもそれら二つの顔を持っている。裏の顔を欠いた表の顔ではなく、二つの顔を持つことこそが、「うつくしい」のではないだろうか。それが人として自然なことであると思うから。 その二面性を出すことが難しくなりつつある現代社会の閉塞感が、そしてそんな社会の被害者が、この作品では表現されているのだろう。でも、そんな現代に負けず必死に生きていこうとする主人公に僕は光を感じた。 だから、決して明るい話じゃないのに、その割には後味はあまり悪くない。暗い中にも、どこか一筋の光を感じさせてくれるところがある作品だと思う。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.76
(5pt)

逃げない強さ

本書主人公の「ジャガ」は、著者の他の作品の主人公と違い、あまりルックスがよくありません。(「ジャガ」というあだ名も彼のアバタ顔に由来しています。)しかし「ジャガ」は著者の他の主人公以上に自分の運命から逃げない強さを持っています。「ジャガ」の運命とは彼の弟が小学生の女の子を殺害し、殺人犯となってしまったことです。「ジャガ」はこの状況下で事件から逃げず、仲間とともに事件の原因等を調査検証します。この課程で今までの生活では体験できなかった友達や大人(両親、新聞記者など)との精神的な交流を通じ、許しあい、助け合って成長していくのです。僕の年齢は30代ですが「ジャガ」をはじめとした本書に登場する中学生の強さを尊敬し、自分もそうありたいと願います(全然ジャガより弱っちいです)。本書も著者の特徴であるスピード感、クールな形容詞、リアルなストーリーは健在で一気に読み切れるエンターテイメント作品です。色々書きましたが一言で言うと「面白くて、ためになる」作品です。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.75
(5pt)

逃げない強さ

本書主人公の「ジャガ」は、著者の他の作品の主人公と違い、あまりルックスがよくありません。(「ジャガ」というあだ名も彼のアバタ顔に由来しています。)しかし「ジャガ」は著者の他の主人公以上に自分の運命から逃げない強さを持っています。「ジャガ」の運命とは彼の弟が小学生の女の子を殺害し、殺人犯となってしまったことです。「ジャガ」はこの状況下で事件から逃げず、仲間とともに事件の原因等を調査検証します。この課程で今までの生活では体験できなかった友達や大人(両親、新聞記者など)との精神的な交流を通じ、許しあい、助け合って成長していくのです。僕の年齢は30代ですが「ジャガ」をはじめとした本書に登場する中学生の強さを尊敬し、自分もそうありたいと願います(全然ジャガより弱っちいです)。本書も著者の特徴であるスピード感、クールな形容詞、リアルなストーリーは健在で一気に読み切れるエンターテイメント作品です。色々書きましたが一言で言うと「面白くて、ためになる」作品です。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.74
(5pt)

久しぶりに来た名作!!

1997年の酒鬼薔薇事件がベース。という好奇心から何げなく手にとった。少年犯罪、加害者の家族に起こる悲劇、誰もが持ちえる二重人格性などの切なさや悲しさに胸が一杯になった。久しぶりに小説を読んで涙が出た。決して明るいストーリーではないのに、全然ドロドロしておらず、むしろ暖かい優しい気持ちになれた。石田衣良さんの名作のひとつ。オススメ。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.73
(5pt)

久しぶりに来た名作!!

1997年の酒鬼薔薇事件がベース。という好奇心から何げなく手にとった。少年犯罪、加害者の家族に起こる悲劇、誰もが持ちえる二重人格性などの切なさや悲しさに胸が一杯になった。久しぶりに小説を読んで涙が出た。決して明るいストーリーではないのに、全然ドロドロしておらず、むしろ暖かい優しい気持ちになれた。石田衣良さんの名作のひとつ。オススメ。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.72
(3pt)

これはこれで

少年犯罪という問題の渦中に放り込まれた、加害者の家族としての主人公から見た一連の事件顛末というか。テーマの割に、ドロドロ感や心苦しくなるような切実さは感じませんでした。良くも悪くも。主人公の感性が現代的で、文体が独特ながら軽妙で読みやすいのは著者の持ち味ですね。ただなんとなくきれいごとめいていて作品として線が細い印象。これも著者らしいといえばそうかも。ラストあれでいいんだろうか。少年犯罪という重たいテーマを踏まえて読むとちょっと物足りない、浅いと正直思いましたが、話としてはまあ楽しめたし石田衣良らしい筆致の作品でした。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.71
(3pt)

これはこれで

少年犯罪という問題の渦中に放り込まれた、加害者の家族としての主人公から見た一連の事件顛末というか。テーマの割に、ドロドロ感や心苦しくなるような切実さは感じませんでした。良くも悪くも。主人公の感性が現代的で、文体が独特ながら軽妙で読みやすいのは著者の持ち味ですね。ただなんとなくきれいごとめいていて作品として線が細い印象。これも著者らしいといえばそうかも。ラストあれでいいんだろうか。少年犯罪という重たいテーマを踏まえて読むとちょっと物足りない、浅いと正直思いましたが、話としてはまあ楽しめたし石田衣良らしい筆致の作品でした。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.70
(5pt)

うつくしい本

九歳の弟が少女を殺害した事で家族がばらばらになってしまう。弟の兄『ジャガ』は弟がなぜ少女を殺害してしまったのかを知る為一人調査を始める、すると意外な事実にぶち当たるのだった・・・。とても重い話になりそうなのにジャガを支える友達のお陰でスーッと読めました。とてもいい話です。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.69
(5pt)

うつくしい本

九歳の弟が少女を殺害した事で家族がばらばらになってしまう。弟の兄『ジャガ』は弟がなぜ少女を殺害してしまったのかを知る為一人調査を始める、すると意外な事実にぶち当たるのだった・・・。とても重い話になりそうなのにジャガを支える友達のお陰でスーッと読めました。とてもいい話です。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.68
(5pt)

大好きです

ここ何年かで一番好きな本です。3回ほど読みましたが、何度読んでも深く考えさせられます。普通の中学生だったはずの主人公が、母と妹、友達、そして犯罪を犯してしまった弟を守ろうと、強く逞しく成長していく様はとてもせつなく、何度も涙を流しました。自分に何ができるのかはわからない。でも弟のため、自分のため、家族のため、何かをしてみようともがく主人公。大人になって常に損得を考えてしまいがちな私に、いろんな大事なことを思い出させてくれました。とにかくたくさんの人に読んでいただきたい本です。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.67
(5pt)

大好きです

ここ何年かで一番好きな本です。3回ほど読みましたが、何度読んでも深く考えさせられます。普通の中学生だったはずの主人公が、母と妹、友達、そして犯罪を犯してしまった弟を守ろうと、強く逞しく成長していく様はとてもせつなく、何度も涙を流しました。自分に何ができるのかはわからない。でも弟のため、自分のため、家族のため、何かをしてみようともがく主人公。大人になって常に損得を考えてしまいがちな私に、いろんな大事なことを思い出させてくれました。とにかくたくさんの人に読んでいただきたい本です。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.66
(4pt)

愛で真相にせまる

 13歳の弟が少女を殺してしまった。14歳の主人公は、その現実を正面からとらえ、逃げない。弟を愛し続けたのだった。その愛は兄にとってとても自然なことで、弟を憎むことなんて考えられなかった。そういうありのままの態度は、学校の友だちに受け入れられ、ある新聞記者の共感を買い、両親をなごませる。そうしているうちに、思いがけず事件の真相にたどりついた。愛が期せずして彼を真相に導いたのだ。 この作品は社会はミステリーだ。石田が書きたかったのは、実際に起こった事件に対する社会の反応への警鐘である。ああいう事件に対して、社会は何らかの納得いく説明を求める。家庭環境とか、本人の異常な性格とか、自分が汚染されないような理由をみつけて安心しようとする。もちろんあの事件が自分の周囲では起こりえないと感じるのは自然であるが、安易な、興味本位の理由を見つけてはいけないのだろう。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.65
(4pt)

愛で真相にせまる

 13歳の弟が少女を殺してしまった。14歳の主人公は、その現実を正面からとらえ、逃げない。弟を愛し続けたのだった。その愛は兄にとってとても自然なことで、弟を憎むことなんて考えられなかった。そういうありのままの態度は、学校の友だちに受け入れられ、ある新聞記者の共感を買い、両親をなごませる。そうしているうちに、思いがけず事件の真相にたどりついた。愛が期せずして彼を真相に導いたのだ。 この作品は社会はミステリーだ。石田が書きたかったのは、実際に起こった事件に対する社会の反応への警鐘である。ああいう事件に対して、社会は何らかの納得いく説明を求める。家庭環境とか、本人の異常な性格とか、自分が汚染されないような理由をみつけて安心しようとする。もちろんあの事件が自分の周囲では起こりえないと感じるのは自然であるが、安易な、興味本位の理由を見つけてはいけないのだろう。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.64
(5pt)

14歳の少年のいじらしさ。

とにかく泣きました。こんなにも泣いている自分に驚くほど泣きました。本を読んでこんなに泣いたのは子どもの頃"フランダースの犬"を読んで以来です(恥ずかしながら)2章以降のストーリーでぐいぐい引き込んでいく石田さんの筆力はさすがの一言に尽きますがそれにもまして主人公の中学二年生の少年のいじらしさがじわじわきます。罪を犯した弟を糾弾する周囲や嫌がらせを受ける状況の中でもひとり「弟にも誰かがそばにいてやらなきゃいけない。 誰かわかってやる人がいなくちゃって思って。 殺人犯を相手にそんなことを考えるのはおかしいんでしょうか。 だけどあいつはぼくの弟なんです」と言う彼の姿に涙が止まりませんでした。扱った題材のわりにセンセーショナルになり過ぎないのは石田さんの登場人物に注ぐ眼差しの優しさが物語全体を支えているからだと思います。事件の結末などに納得できない点も残るもののベースとなった神戸の事件、少年犯罪、少年法、報道被害などに対してこうしたアプローチの仕方もあるのだと気づかせてくれました。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.63
(5pt)

14歳の少年のいじらしさ。

とにかく泣きました。こんなにも泣いている自分に驚くほど泣きました。本を読んでこんなに泣いたのは子どもの頃"フランダースの犬"を読んで以来です(恥ずかしながら)2章以降のストーリーでぐいぐい引き込んでいく石田さんの筆力はさすがの一言に尽きますがそれにもまして主人公の中学二年生の少年のいじらしさがじわじわきます。罪を犯した弟を糾弾する周囲や嫌がらせを受ける状況の中でもひとり「弟にも誰かがそばにいてやらなきゃいけない。 誰かわかってやる人がいなくちゃって思って。 殺人犯を相手にそんなことを考えるのはおかしいんでしょうか。 だけどあいつはぼくの弟なんです」と言う彼の姿に涙が止まりませんでした。扱った題材のわりにセンセーショナルになり過ぎないのは石田さんの登場人物に注ぐ眼差しの優しさが物語全体を支えているからだと思います。事件の結末などに納得できない点も残るもののベースとなった神戸の事件、少年犯罪、少年法、報道被害などに対してこうしたアプローチの仕方もあるのだと気づかせてくれました。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.62
(4pt)

石田衣良味

私にとって石田衣良さんといえば『娼年』だったのに、これほど毛色の違う作品でも読後に同じ“石田衣良味”がしたので驚いた。せつなさ、甘さ。そのあとあじに思わずまた頁を繰る・・・。あの大好きな味がした。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503