うつくしい子ども

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評判

うつくしい子どもの評価:

4.03/5点 レビュー 106件。 C ランク

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平均点4.03pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全241件 181〜200 10/13ページ
No.61
(4pt)

石田衣良味

私にとって石田衣良さんといえば『娼年』だったのに、これほど毛色の違う作品でも読後に同じ“石田衣良味”がしたので驚いた。せつなさ、甘さ。そのあとあじに思わずまた頁を繰る・・・。あの大好きな味がした。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.60
(5pt)

傷つき、戦い、そして成長していく14歳

弟が起こした殺人事件。でも、主人公の少年は決して逃げず、事件の真実に迫っていく。周囲の厳しい目、嫌がらせに屈することなく。作者は若者のみずみずしい感性を描くことでは秀逸。青春の屈託、恥じらい、まっすぐな気持ちを、青春からはあまりに遠ざかってしまった私にも思い出させてくれ、感動しました。みなさんに是非読んで欲しい一冊です。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.59
(5pt)

傷つき、戦い、そして成長していく14歳

弟が起こした殺人事件。でも、主人公の少年は決して逃げず、事件の真実に迫っていく。周囲の厳しい目、嫌がらせに屈することなく。作者は若者のみずみずしい感性を描くことでは秀逸。青春の屈託、恥じらい、まっすぐな気持ちを、青春からはあまりに遠ざかってしまった私にも思い出させてくれ、感動しました。みなさんに是非読んで欲しい一冊です。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.58
(5pt)

13歳というキーワード

石田衣良の作品を初めて手にした。直木賞を受賞してからなんとなく、いつでも読めるからと読まないでいたのだがついに読んだ。石田衣良。うつくしい子どもというタイトルからのほほんとした作品を連想していたが、内容は神戸の児童殺傷事件をモデルとした作品であった。あの事件の後から私達は13歳という年齢をよく耳にするようになったと思う。村上龍も「希望の国エクソダス」で13才の少年達が新たなコミュニティーを作っていく話を書いて、最近「13歳のハローワーク」を出している。少年法で殺人を犯しても罪にならない13歳。外部からの情報や環境に多大な影響を受けるであろう13歳。そしてこの作品を書いた石田衣良も然り。今の時代の生きにくさ、矛盾、そういったものを見つめている大人は、この13歳という年齢の少年達に「本」という情報で希望を与えようと試みているように思う。いや、逆に希望が欲しくて彼等に「変えてくれ」と言っているのかもしれない。物語は殺人を犯した少年の兄である植物を愛する「ぼく」が、一変した生活の中で、犯罪加害者の家族に対するマスコミや学校からの逆風を、ときに冷静に、時に涙して、時に笑って越えていこうとする姿を描いている。その姿は読むもの全てに希望を与える。植物の美しさ、強さを感じられる人間はきっとその感受性で乗り越えていく力を持っている。少年法の改正、その是非はあるだろうが私はただ、今を生きる全ての人がこの少年のような感動する心を忘れないで欲しいと思う。きっとそれが何かを変える核になるであろうから。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.57
(5pt)

13歳というキーワード

石田衣良の作品を初めて手にした。直木賞を受賞してからなんとなく、いつでも読めるからと読まないでいたのだがついに読んだ。石田衣良。うつくしい子どもというタイトルからのほほんとした作品を連想していたが、内容は神戸の児童殺傷事件をモデルとした作品であった。あの事件の後から私達は13歳という年齢をよく耳にするようになったと思う。村上龍も「希望の国エクソダス」で13才の少年達が新たなコミュニティーを作っていく話を書いて、最近「13歳のハローワーク」を出している。少年法で殺人を犯しても罪にならない13歳。外部からの情報や環境に多大な影響を受けるであろう13歳。そしてこの作品を書いた石田衣良も然り。今の時代の生きにくさ、矛盾、そういったものを見つめている大人は、この13歳という年齢の少年達に「本」という情報で希望を与えようと試みているように思う。いや、逆に希望が欲しくて彼等に「変えてくれ」と言っているのかもしれない。物語は殺人を犯した少年の兄である植物を愛する「ぼく」が、一変した生活の中で、犯罪加害者の家族に対するマスコミや学校からの逆風を、ときに冷静に、時に涙して、時に笑って越えていこうとする姿を描いている。その姿は読むもの全てに希望を与える。植物の美しさ、強さを感じられる人間はきっとその感受性で乗り越えていく力を持っている。少年法の改正、その是非はあるだろうが私はただ、今を生きる全ての人がこの少年のような感動する心を忘れないで欲しいと思う。きっとそれが何かを変える核になるであろうから。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.56
(5pt)

救い

文庫版の裏表紙の紹介を見た時はそれほど期待しなっかたのですが、どうしてどうして、素晴らしいできばえです。誰もが知っている神戸の事件を題材に書かれた作品ですが、あの悲惨な事件に救いを投げかける本書の構成に、筆者のただならぬ才能を感じます。神様にも悪魔にもなれる人間の心。人間の心の弱さと強さを、少年の眼を通して描き出すことに成功しています。石田作品は、娼年、池袋ウエストゲートパークと読んで、本書が3作目でした。若者や少年の心と生態を、これほど生き生きと描くことができる作家は少ないとおもいます。石田衣良に、すっかりはまってしまいました。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.55
(5pt)

救い

文庫版の裏表紙の紹介を見た時はそれほど期待しなっかたのですが、どうしてどうして、素晴らしいできばえです。誰もが知っている神戸の事件を題材に書かれた作品ですが、あの悲惨な事件に救いを投げかける本書の構成に、筆者のただならぬ才能を感じます。神様にも悪魔にもなれる人間の心。人間の心の弱さと強さを、少年の眼を通して描き出すことに成功しています。石田作品は、娼年、池袋ウエストゲートパークと読んで、本書が3作目でした。若者や少年の心と生態を、これほど生き生きと描くことができる作家は少ないとおもいます。石田衣良に、すっかりはまってしまいました。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.54
(5pt)

ミステリーじゃない

せつない物語でした。決して難しい文章じゃないのだけれど物語に入っていこうとすればするほどその壁は高かったような気がします。しかし読み終わったあとに自分の胸の中に何かが残ったのも事実です。ミステリーで終わらない。他人事でないような。そんな感覚が私を刺激したのかもしれない。ぜひいろいろな年代の人に読んでもらいたいです。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.53
(5pt)

ミステリーじゃない

せつない物語でした。決して難しい文章じゃないのだけれど物語に入っていこうとすればするほどその壁は高かったような気がします。しかし読み終わったあとに自分の胸の中に何かが残ったのも事実です。ミステリーで終わらない。他人事でないような。そんな感覚が私を刺激したのかもしれない。ぜひいろいろな年代の人に読んでもらいたいです。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.52
(4pt)

子供は美しいの?

題名どおりの子供が作品を動かして行く。そんな石田さんの作品は読み手を引き込む力がある。読む前は、どうかな?????が読み終えてなるほど。と。他の作品を続けて読みたくなる筆者であります。デビュー当時の「江国香織」を彷彿。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.51
(4pt)

子供は美しいの?

題名どおりの子供が作品を動かして行く。そんな石田さんの作品は読み手を引き込む力がある。読む前は、どうかな?????が読み終えてなるほど。と。他の作品を続けて読みたくなる筆者であります。デビュー当時の「江国香織」を彷彿。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.50
(4pt)

少年A事件が提起した問題の数々

池袋ウエストゲートパークを書いた石田 衣良の初めての長編小説。石田 衣良はやはり人物設定がうまいなぁと感じさせる作品だった。地雷震や青の炎、サイコなどでも扱われている1997年におきた「少年A」の事件をモデルに作られた作品。この作品では事件を起こしたのは13歳の少年であり、その13歳の「少年A」の兄が主人公になっている。そのため、「中学生でも何をするのか分からない」という怖さをテーマしたというよりも、「マスメディアと大衆の無神経さ」をテーマにした作品であり、こういう意味では視点が新しく斬新だ。テンポがよく、文庫でも出版されていて、さらにページ数も文庫で300以下と読みやすいのでお勧めの作品である。個人的な欲を言えばもう少し個々の部分を掘り下げて欲しかった。主人公のことは良くかけているのだと思うのだが、その他の登場人物についても書こうと思えば書けるネタはあっただろう。読み終えた後に「もっと読みたかったな」という物足りなさが残った。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.49
(4pt)

少年A事件が提起した問題の数々

池袋ウエストゲートパークを書いた石田 衣良の初めての長編小説。石田 衣良はやはり人物設定がうまいなぁと感じさせる作品だった。地雷震や青の炎、サイコなどでも扱われている1997年におきた「少年A」の事件をモデルに作られた作品。この作品では事件を起こしたのは13歳の少年であり、その13歳の「少年A」の兄が主人公になっている。そのため、「中学生でも何をするのか分からない」という怖さをテーマしたというよりも、「マスメディアと大衆の無神経さ」をテーマにした作品であり、こういう意味では視点が新しく斬新だ。テンポがよく、文庫でも出版されていて、さらにページ数も文庫で300以下と読みやすいのでお勧めの作品である。個人的な欲を言えばもう少し個々の部分を掘り下げて欲しかった。主人公のことは良くかけているのだと思うのだが、その他の登場人物についても書こうと思えば書けるネタはあっただろう。読み終えた後に「もっと読みたかったな」という物足りなさが残った。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.48
(5pt)

中学生の強さとはかなさ。

主人公はいたって普通の中学生。脇役も悪役も普通の中学生。それだけに真相は哀しいし、恐ろしくもある。この作品には一気に読ませる力があるし、一気に読まなくてはならないと感じさせる空気がある。その力の源は繊細で軽妙な筆致によるものであるが、もちろんそれだけではない。それは目を背けてはいけないストーリそのものである。ラストは哀しくも感動的であるが、最後読み終わったとき、頬がゆるみ暖かなきもちになった。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.47
(5pt)

中学生の強さとはかなさ。

主人公はいたって普通の中学生。脇役も悪役も普通の中学生。それだけに真相は哀しいし、恐ろしくもある。この作品には一気に読ませる力があるし、一気に読まなくてはならないと感じさせる空気がある。その力の源は繊細で軽妙な筆致によるものであるが、もちろんそれだけではない。それは目を背けてはいけないストーリそのものである。ラストは哀しくも感動的であるが、最後読み終わったとき、頬がゆるみ暖かなきもちになった。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.46
(4pt)

よくあるレビューです。

幼女殺人事件とそれを取り巻く、主人公の学校生活。話の最初のほうは、最近の売れてる小説をなぞるような二番煎じのようなむずがゆさを感じる。だから最初は途中でやめようかとも思った。しかしそれがこの作者のテイストで、途中からなにかその売れ筋とのズレを楽しんでるんじゃないかと思いながら、読み進めた。例えば物語の中で、<アマチュア劇団だった母親が、よくある演技のような会話を自分や家族とするのを主人公が憤慨している>ことを描写していること自体が、よくある小説っぽくした小説のように。しかし後半になるとそのズレ幅が段々小さくなって、物語の結末は途中まで読むとだいたい見えてくるのにそこを埋め込むパズルのかけらだけが、どうなっているんだろうと、それだけが気がかりになってくる。そしてこの作者のすごいところはそのピースがピタッと収まっていくことである。その部分にズレはなく、ちゃんと一番煎じになっている。エンターテイメント最高。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.45
(4pt)

よくあるレビューです。

幼女殺人事件とそれを取り巻く、主人公の学校生活。話の最初のほうは、最近の売れてる小説をなぞるような二番煎じのようなむずがゆさを感じる。だから最初は途中でやめようかとも思った。しかしそれがこの作者のテイストで、途中からなにかその売れ筋とのズレを楽しんでるんじゃないかと思いながら、読み進めた。例えば物語の中で、<アマチュア劇団だった母親が、よくある演技のような会話を自分や家族とするのを主人公が憤慨している>ことを描写していること自体が、よくある小説っぽくした小説のように。しかし後半になるとそのズレ幅が段々小さくなって、物語の結末は途中まで読むとだいたい見えてくるのにそこを埋め込むパズルのかけらだけが、どうなっているんだろうと、それだけが気がかりになってくる。そしてこの作者のすごいところはそのピースがピタッと収まっていくことである。その部分にズレはなく、ちゃんと一番煎じになっている。エンターテイメント最高。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.44
(2pt)

事実は小説よりも・・・

誰がどう読んでも「例の事件」が下敷きになっている、とわかる小説。非常に悲劇的な話なのにキレイにまとまり過ぎていて、深みがない。被害者の怒りや悲しみ、あるいは加害者の家族の苦しみがちっともリアルに伝わってこなかった。だからこそこんなつらい内容にもかかわらず、サラリと読めたのだが。酒鬼薔薇の両親が書いた手記と比較するのはおかしいことかもしれないが、現実のほうがはるかに残酷で、罪深い。
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503
No.43
(2pt)

事実は小説よりも・・・

誰がどう読んでも「例の事件」が下敷きになっている、とわかる小説。非常に悲劇的な話なのにキレイにまとまり過ぎていて、深みがない。被害者の怒りや悲しみ、あるいは加害者の家族の苦しみがちっともリアルに伝わってこなかった。だからこそこんなつらい内容にもかかわらず、サラリと読めたのだが。酒鬼薔薇の両親が書いた手記と比較するのはおかしいことかもしれないが、現実のほうがはるかに残酷で、罪深い。
うつくしい子ども (文春文庫) Amazon書評・レビュー: うつくしい子ども (文春文庫)より
4167174057
No.42
(5pt)

innocent

周囲の環境や言葉,接し方に染まり・影響されやすい子供は,一方で秘めたパワーを持っていて,それは自ら行動を起こす時に現れる。家族が事件を起こしてしまった事実を真正面から捉え,全身で歩く少年の姿は特別なものじゃない,誰だってその心を持っている。少年犯罪を鋭く,かつ優しく描いた傑作!
うつくしい子ども Amazon書評・レビュー: うつくしい子どもより
4163184503