(短編集)

第三の時効

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評判

第三の時効の評価:

4.52/5点 レビュー 191件。 S ランク

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平均点4.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全295件 281〜295 15/15ページ
No.15
(5pt)

う~む 捜査一課を描いてもすごい

警察小説らしい警察小説だ。今までの横山秀夫とは違うが、さすが横山秀夫!ってな感じです。特に、捜査一課強行犯係の3人の班長の人物描写がすばらしい。暗い過去を持つ警察の人間模様もいい。読むべし!
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.14
(5pt)

事件の裏に真実が・・・

時効に第一、第二、第三とあるのかと、思うタイトルに惹かれましたが、事件が起きて、忘れ去られる中、警察の人間はあらゆる観点から動いているのだと思い知らされた一冊。そして、事件にはひとつ、二つと知られざるものが隠されていることもわかった。裏の裏を知りたい警察内部だけではなく、過去を探り点と点が、ひとつの線になることがあるのだと、呼んでいるうちに入り込む一冊でした。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.13
(5pt)

生半可じゃない

初めて横山秀夫の作品を読んだが、硬質で殺伐とした刑事部屋の雰囲気から始まり、それでも文字から目を離すことが出来ない。底流にある人間そのものが何とも言えず良い。余分な修飾が無く、それでいてきちんと心の動きが分かって、最高に面白い。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.12
(5pt)

横山秀夫の最高傑作

独特の刑事小説を書いてきた横山さんですが、この本が最高傑作ではないでしょうか。松本清張風のしみじみした風情にトリッキーなプロットが光ります。この中での最高の作品は表題作の「第三の時効」でしょう。公安出身の楠見警部の屈折した、それでいてプロ意識の塊のような独特のキャラクターは忘れられない印象を残します。意表をついた結末も見物です。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.11
(5pt)

一気に読ませる秀作短編集

横山秀夫氏の短編集はほんとに一気に読ませる。本作はF県警捜査一課を舞台に繰り広げられる濃厚な人間ドラマ。個性的かつ人間的な登場人物たちが警察という舞台で激しく争いあう。一冊の本の中で、F県警捜査一課という同じ舞台においてある時は主役に、ある時は端役にと重なり合う登場人物たち。それらが裁判、張り込み、記者、頭脳戦、過去を背負う人々などをすべて異なる切り口で描く作者得意のスタイル。最後におとずれる驚きの結末とそのカタルシス。個人的にはやはり表題作の「第三の時効」をベスト作品として推したい。読んで損のない警察小説の金字塔である。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.10
(5pt)

男同士の凌ぎ合いが楽しめます。

6篇からなる連作短編集となっている。舞台はF県捜査一課の強行犯係。3班に分かれていてそれぞれ個性的な班長が仕切るのだが、競争心が半端じゃない。まさしく“凌ぎをけずっている”という言葉がぴったり当てはまる。”我々のイメージにおいては、民間企業でもないのに!っと思うが内部の熾烈さをたっぷりと味合わせてくれます。とにかくリアルな小説です。まるでノンフィクションを読んでいるようだ。刑事たちの葛藤の描写が素晴らしいのひと言に尽きます。各編、主人公が違っていてそれぞれの過去のエピソードを上手く織り交ぜてくれてるので本当にページをめくる手が止まりません。人間の弱さを適度にミステリー的要素(アリバイ、時効、密室など)を含ませてほどよい結末で締めくくりまで読ませてくれるあたりは凄いです。あっという間に読めちゃうので残念な気もしました。各班長もさることながら、少し弱気な田畑課長が1番人間らしくて読者自身、自分を投影して読まれた方も多いんじゃないかなあと思いました。(ちなみに私はそうです)横山さんのおかげで“警察小説”という言葉の市民権をが得られたといっても言いすぎじゃないような気がしますよね。ますます目が離せません、横山さん。個人的には『半落ち』よりおすすめかなあと思いました。感動的とは言えないけどとっても力強い作品です。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.9
(5pt)

相変わらず上手い

連作短編警察もの。そのどれもが上手い。一言一句にも無駄のない凝縮された文体。巧妙に張りめぐらされた伏線。二転三転する真相。どれもが読者の期待を裏切ることはない作品群。横山秀夫の才能に嫉妬する直木賞作家連中の怨嗟などを一蹴する傑作である。ただ、「モノクロームの反転」という題はネタバレしていて良くない。「タイムカプセル」とつけるべきか。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.8
(5pt)

面白い!

県警の捜査一課長と三つの班の班長のキャラクターを上手く書き分け、さらに脇役それぞれにも奥行き深い造形を与えて、すんばらしい短篇連作になった。以前の「陰の季節」や「動機」あたりは、全体に受ける印象が暗く、(タイトルも関係してるか…?)地味なイメージだった。もちろん、捜査部門でない警察官を主人公にしていたことも関係しているだろう。その作者が変ってきたのがご存知・直木賞落選の「半落ち」である。各章ごとに主人公が違うという手法は初期作品と近いが、明らかに犯罪捜査を本線において全体が語られている。もう一つ。「顔」。テレビ化されたことでクローズアップされているが、北上次郎などは深みがなく物足りないと評する作品である。いわゆる似顔絵捜査の婦警を主人公に据えた連䡊??でここにも横山式の手法が駆使されているのだが、何よりも主人公が女性ということで明るく、前向きな印象のある作品となった。この前向き感が「第三の時効」にもあるといったら言い過ぎだろうか。特に「ペルソナの微笑」に出てくる落研出身でワケありの若い刑事に使わせる「イマ」の言葉など。単なる通好みの横山ワールドを越えて、広がりが出てきたと思えるのだが。真保裕一がさえない公務員を主人公に書き続けた上でものした超傑作「奪取」のように、こんどは横山秀夫の犯罪小説が読みたいと思うのは、僕だけだろうか。
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4087746305
No.7
(5pt)

密度の濃い作品達

F県警の捜査第1課、朽木、楠見、村瀬の3人の班長、彼らは、「執念」「職人」「プロ根性」より「情念」「呪詛」「怨嗟」が似合い、事件を食って生きてきた強者刑事達である。彼らの事件を描く連作。現金集配車の強盗事件を扱った『沈黙のアリバイ』、タクシー運転手の殺害事件を扱った『第三の時効』、主婦殺し、証券マン殺し、調理師殺しを扱った『囚人のジレンマ』、殺人死体遺棄事件を扱った『秘密の抜け穴』、青酸カリ殺人事件を扱った『ペルソナの微笑』、一家3人殺しを扱った『モノクロームの反転』3人の刑事のキャラに似てどれもこれも一筋縄で終わらないストーリー展開に脱帽、濃度の濃い作品達
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4087746305
No.6
(5pt)

リアルでドラマチック

色んな人間関係が味わえます。おもしろい!捜査一課の一係、二係、課長、三係、と順番にスポットが当たっていき、出尽くしたかと思ったら今度は合わせ技だったり・・・。やたらライバル心をむき出しにしてると思ったら、人情味のあることをやったりするから、ぐいぐい引き込まれます。読み終わる頃には、捜査一課に愛着が沸くこと間違いなし!刑事と新聞記者とのやりとりが特に面白かった。今まで読んだ刑事物にはそういうシーンはなかったので新鮮だった。後で、作者がかつて記者だったと知って納得。
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4087746305
No.5
(4pt)

上質の推理小説

どちらかといえば長編が好みなので、大きな期待はしていなかったのだが、各編の完成度の高さに驚いた。謎解きのプロセスや意外な結末といった構成要素は高いレベルにあり、本格推理小説の醍醐味を堪能できる。加えて、個性的な刑事を競合させるキャラクター演出の妙、短編ならではのスピーディーで無駄のない展開はスリリングで、どれも凝縮された読み応えのあるタイトルである。匂い立つような男根集団の群像劇に効かせた浪花節は、著者の『半落ち』とも共通する。ノワールでもサイコサスペンスでもない、オーソドックスで上質の警察ミステリである。
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4087746305
No.4
(5pt)

凄い奴らだ!

 すごい迫力だ!読んでよかった。 捜査官たちの行動、会話、ライバル意識どれもが凄すぎて、彼らの世界に圧倒されました。 中にはそんなのあり?これで落ちるの?というのもありましたが、それすらも納得させてしまう彼らのパワー。強引なだけでなく、時に優しく、時にあっと驚く推理を展開したり、それぞれの捜査官のキャラが際立っていて、その存在感をずしりと感じました。 私は「半落ち」よりもこちらの方がずっと面白いと思います。できれば彼らの続編を是非読みたいです。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.3
(5pt)

今、もっともハズレのない作家です!

最近、人気急上昇の横山秀夫だが今回の作品もぐんぐんと読者を引き込んでくれます。3つの捜査班が軸となってストーリーが展開されるが、これらがそれぞれに重なり合って警察機構でのドラマを展開させる。今回の作品も例外ではないが、横山秀夫の作品にはちょっとキレ気味の警官が登場する。しかし、必ずその底辺には正義に対する真摯な想いが横たわっていて非常にさわやかな読後感を与えてくれます。今年は横山秀夫の新刊がたくさん読めるらしく、とても次回作が楽しみな作家です。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.2
(5pt)

作者自身による「ミステリ度」は4.5(5点満点)

六編が収録される本作品は、F県警捜査一課を舞台にした作品である。捜査一課長田畑、「理詰め」で捜査をすすめる1班長朽木、「冷血」と呼ばれる公安上がりの楠見、そして「カン」を重視する村瀬、これらの登場人物を中心に事件の捜査が繰り広げられる。決して大がかりな謎解きがあるわけではない。しかし作者の作品に共通してみられる、警察という特殊な「カイシャ」における様々な人間模様が、単なるミステリーに終わらない奥行きを作品に与えている。作者自身による「ミステリ度」は「陰の季節」4、「動機」3.5、「深追い」4、そして本作が4.5とうことである(5点満点)。私個人は表題作「第三の時効」がもっとも楽しめた。今のところ年内にさらに6作品が出版されるようである。多作になっても作品の質は落ちていない。このままのQualityを保ち続けてもらいたい。
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4087746305
No.1
(5pt)

作者初の「刑事モノ」短編集!

 作者の作品は主に警務部(会社で言えばの総務みたいなところ?)で働く警察官を主人公とした人間ドラマを手がけているんですが、今回は正真正銘の刑事物です。 F県警刑事部第一捜査課の個性的な刑事達による謎解きもさることながら、横山氏特有の「極上人間ドラマ」も楽しめるという贅沢な短編連作集です。 表題作「第三の時効」ですが、時効には通常の時効(第一の時効)と、海外逃亡期間を延長する「第二の時効」があります。もし、「第二の時効」のことを犯人が知らなければ・・・。息を潜めて待ち伏せをする冷酷非道の楠見刑事が仕掛ける「罠」とは?
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305