(短編集)

第三の時効

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評判

第三の時効の評価:

4.52/5点 レビュー 191件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.52pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全295件 201〜220 11/15ページ
No.95
(5pt)

死ぬまで笑わないと誓ってください

こんな面白い小説は今まで読んだことがありません。
短編集なので、とてもテンポ良く読めます。私は一日で全て読んでしまいました。
中でも『第三の時効』という話が一番ですね。生々しい心理戦に手に汗握りました。
警察小説の最高峰であることは間違いないので、ぜひ一読することをオススメします。
早く続編が読みたいです。
そして作者の他の作品も読んでみたいと思います。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.94
(5pt)

死ぬまで笑わないと誓ってください

こんな面白い小説は今まで読んだことがありません。
短編集なので、とてもテンポ良く読めます。私は一日で全て読んでしまいました。
中でも『第三の時効』という話が一番ですね。生々しい心理戦に手に汗握りました。
警察小説の最高峰であることは間違いないので、ぜひ一読することをオススメします。
早く続編が読みたいです。
そして作者の他の作品も読んでみたいと思います。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.93
(5pt)

この本にレビューなど必要ない。

この本にレビューなど必要ない。
とにかく読んでみてほしい。
この本に満足できない人に薦められる本など、この世の中には存在しない。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.92
(5pt)

この本にレビューなど必要ない。

この本にレビューなど必要ない。
とにかく読んでみてほしい。
この本に満足できない人に薦められる本など、この世の中には存在しない。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.91
(5pt)

中編集とは思えないほど読み応えあり!

素晴らしかった!!
…の一言につきます。
全6編から成る連作集ですが、登場人物が少しずつかぶっていて、2作目3作目と読みすすめていくうちに「あ、この主人公そういえば前にちらっと出てきていた!」と気付くことが何度かありました。話自体は全く独立したものですが、そのどれもが読み応えがあって大変面白いです。キャラクターの造詣、先の読めない展開。そして何と言っても男たちの熱い生き様…登場人物全てに「血が通っている」とでも言えばいいでしょうか…。警察内部の人間関係という、一般人からは分かりにくい世界を描いているにも関わらず、難しさやとっつきにくさなどは微塵もなく、すらすらと読みやすいのも魅力的だと思います。
一班の朽木、二班の楠見、三班の村瀬…特にこの3名のキャラクターは強烈で(かと言って現実離れしているわけではなく実在しそうなリアルな感じで)、彼らのシリーズの続きをぜひ…と思ってしまいます(実際に彼らのシリーズの続きが出ているそうで、今から楽しみです)
全ての作品が面白いですが、やはり表題作の「第三の事項」が特にオススメ。自分もその場に立ち会っているかのような臨場感を味わえて息が詰まりそうでした。「囚人のジレンマ」「ペルソナの微笑」も印象的(特にラストが…)。
横山秀夫さんの作品は題名がいつもシンプルかつカッコ良くて、しかもちゃ〜んと深い意味があるのが素晴らしいですね。この本で一気にファンになってしまったので、これから「動機」「陰の季節」「半落ち」「震度0」など、どんどん読んでいきたいなぁと思いました。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.90
(5pt)

中編集とは思えないほど読み応えあり!

素晴らしかった!!
…の一言につきます。
全6編から成る連作集ですが、登場人物が少しずつかぶっていて、2作目3作目と読みすすめていくうちに「あ、この主人公そういえば前にちらっと出てきていた!」と気付くことが何度かありました。話自体は全く独立したものですが、そのどれもが読み応えがあって大変面白いです。キャラクターの造詣、先の読めない展開。そして何と言っても男たちの熱い生き様…登場人物全てに「血が通っている」とでも言えばいいでしょうか…。警察内部の人間関係という、一般人からは分かりにくい世界を描いているにも関わらず、難しさやとっつきにくさなどは微塵もなく、すらすらと読みやすいのも魅力的だと思います。
一班の朽木、二班の楠見、三班の村瀬…特にこの3名のキャラクターは強烈で(かと言って現実離れしているわけではなく実在しそうなリアルな感じで)、彼らのシリーズの続きをぜひ…と思ってしまいます(実際に彼らのシリーズの続きが出ているそうで、今から楽しみです)
全ての作品が面白いですが、やはり表題作の「第三の事項」が特にオススメ。自分もその場に立ち会っているかのような臨場感を味わえて息が詰まりそうでした。「囚人のジレンマ」「ペルソナの微笑」も印象的(特にラストが…)。
横山秀夫さんの作品は題名がいつもシンプルかつカッコ良くて、しかもちゃ〜んと深い意味があるのが素晴らしいですね。この本で一気にファンになってしまったので、これから「動機」「陰の季節」「半落ち」「震度0」など、どんどん読んでいきたいなぁと思いました。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.89
(5pt)

硬質で良質な警察小説

時効が過ぎたにも関らず、被害者宅で息を潜めて犯人からの電話を待つ強行犯の刑事達。
犯人は一時海外に渡航しており、真の時効は7日後。それまでに犯人は、思いを寄せていた
被害者の妻に電話をしてくるのか、それとも真の時効を知って、その日が過ぎるのを
待つのか。しかし、そこには戦慄の罠が…。(「第三の時効」)
F県警捜査第1課強行犯係の刑事達が手がける難事件を通して、捜査にかける執念、
激しい功名心、ライバルへの敵愾心等を見事に描き出す、全6篇の連作短編集。
個人的には「第三の時効」、「密室の抜け穴」、「沈黙のアリバイ」がお薦め。
ことに表題作「第三の時効」には衝撃を受けた。リアルに考えればあり得ないケーでは
あるが、さすが元社会部記者上がりだけあって、著者は良く司法や警察を良く
知っているし、良く調べているなあと感心した。
氏は刑事達の暗闘や苦悩を通して、警察組織(の暗部)を実にリアルに巧みに描いている。
本作では、「動機」ではやや弱いと感じたミステリーの核の部分も良く出来ており、
また、刑事達の造型も素晴らしく、これほど硬質で読ませる警察小説は、
高村薫の一連の刑事もの(「マークスの山」「地を這う虫」「照柿」など)以来と思った。
それにしても、F県警強行犯の刑事達、殊に班長(警部クラス)達は個性的で実に面白い
キャラクター揃いで続編が楽しみ。とりわけ二班の楠見班(長)がどうなっていくか、
興味が尽きない。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.88
(5pt)

硬質で良質な警察小説

時効が過ぎたにも関らず、被害者宅で息を潜めて犯人からの電話を待つ強行犯の刑事達。
犯人は一時海外に渡航しており、真の時効は7日後。それまでに犯人は、思いを寄せていた
被害者の妻に電話をしてくるのか、それとも真の時効を知って、その日が過ぎるのを
待つのか。しかし、そこには戦慄の罠が…。(「第三の時効」)
F県警捜査第1課強行犯係の刑事達が手がける難事件を通して、捜査にかける執念、
激しい功名心、ライバルへの敵愾心等を見事に描き出す、全6篇の連作短編集。
個人的には「第三の時効」、「密室の抜け穴」、「沈黙のアリバイ」がお薦め。
ことに表題作「第三の時効」には衝撃を受けた。リアルに考えればあり得ないケーでは
あるが、さすが元社会部記者上がりだけあって、著者は良く司法や警察を良く
知っているし、良く調べているなあと感心した。
氏は刑事達の暗闘や苦悩を通して、警察組織(の暗部)を実にリアルに巧みに描いている。
本作では、「動機」ではやや弱いと感じたミステリーの核の部分も良く出来ており、
また、刑事達の造型も素晴らしく、これほど硬質で読ませる警察小説は、
高村薫の一連の刑事もの(「マークスの山」「地を這う虫」「照柿」など)以来と思った。
それにしても、F県警強行犯の刑事達、殊に班長(警部クラス)達は個性的で実に面白い
キャラクター揃いで続編が楽しみ。とりわけ二班の楠見班(長)がどうなっていくか、
興味が尽きない。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.87
(4pt)

面白いが、カタルシスがない。

横山秀夫の作品はいくつか読んだが、やはり最高傑作は「クライマーズ・ハイ」だと
思う。本作品は個性的なキャラクター設定にスリリングな話の展開と一読して
面白いが、手元に残しておきたいという文学の風格がないので減点。「クライマーズ・ハイ」
には文学の醍醐味がある。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.86
(4pt)

面白いが、カタルシスがない。

横山秀夫の作品はいくつか読んだが、やはり最高傑作は「クライマーズ・ハイ」だと
思う。本作品は個性的なキャラクター設定にスリリングな話の展開と一読して
面白いが、手元に残しておきたいという文学の風格がないので減点。「クライマーズ・ハイ」
には文学の醍醐味がある。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.85
(5pt)

存在感があるリーダーたち

6つの事件がそれぞれ違う目線で描かれていながらも、朽木、楠見、村瀬という各班のリーダたちの存在感がとてもよく現れていて、リアリティのある物語だった。また、ただ事件を解決するだけでなく、マスコミとのやりとり、捜査課長とリーダとの軋轢、強行班内部での揉め事など、人間関係についても丁寧に描かれており読み応えがあり文句のつけどころがなかった。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.84
(5pt)

存在感があるリーダーたち

6つの事件がそれぞれ違う目線で描かれていながらも、朽木、楠見、村瀬という各班のリーダたちの存在感がとてもよく現れていて、リアリティのある物語だった。また、ただ事件を解決するだけでなく、マスコミとのやりとり、捜査課長とリーダとの軋轢、強行班内部での揉め事など、人間関係についても丁寧に描かれており読み応えがあり文句のつけどころがなかった。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.83
(5pt)

プロの技を堪能

 大変楽しめました。それぞれのストーリーがスパイスが効いていて、どんでん返しも楽しめます。しかし何よりもすばらしいのは、登場する刑事たちのキャラクターです。それぞれトラウマを抱えていたりもするのですが、決して感傷に流れた描写は行われません。それがかえって、抱えているものの重みを感じさせました。
 多くの刑事が登場しますが、それぞれの個性が、考え方や動作や捜査方法などに現れ、一人一人の人物がくっきり見えるようです。登場人物の多さがまったく苦になりません。必要充分で硬質な描写が見事の一言です。その研ぎ澄まされた文体が、人物の硬質さや事件の緊迫感を高めていて、迫力があります。
 ストーリー・人物・文体、どれをとってもプロ中のプロの技が駆使された作品ですね。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.82
(5pt)

プロの技を堪能

 大変楽しめました。それぞれのストーリーがスパイスが効いていて、どんでん返しも楽しめます。しかし何よりもすばらしいのは、登場する刑事たちのキャラクターです。それぞれトラウマを抱えていたりもするのですが、決して感傷に流れた描写は行われません。それがかえって、抱えているものの重みを感じさせました。
 多くの刑事が登場しますが、それぞれの個性が、考え方や動作や捜査方法などに現れ、一人一人の人物がくっきり見えるようです。登場人物の多さがまったく苦になりません。必要充分で硬質な描写が見事の一言です。その研ぎ澄まされた文体が、人物の硬質さや事件の緊迫感を高めていて、迫力があります。
 ストーリー・人物・文体、どれをとってもプロ中のプロの技が駆使された作品ですね。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.81
(4pt)

傑作です。ですが・・・。

とても面白い。
「動機」や「陰の季節」あたりよりは格段にスリリングだし、「半落ち」をしのぐ横山秀夫の最高傑作だ、との声も否定するものではない。
ただ、私にとってはあまりに「面白すぎる」というか、過剰なまでの読者サービスを感じてしまうのが、ちょっと興ざめなのだ。
料理に例えるなら、最初の一口から美味しすぎる、というか、インパクトの強すぎる味、というか。
「最初はあっさりしているが、食べ進むうちに徐々に滋味が湧いてくる」というような味とは全く違う。
まあ、贅沢かつ我が儘な感想であることは重々承知しているのだが・・・。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.80
(4pt)

傑作です。ですが・・・。

とても面白い。
「動機」や「陰の季節」あたりよりは格段にスリリングだし、「半落ち」をしのぐ横山秀夫の最高傑作だ、との声も否定するものではない。
ただ、私にとってはあまりに「面白すぎる」というか、過剰なまでの読者サービスを感じてしまうのが、ちょっと興ざめなのだ。
料理に例えるなら、最初の一口から美味しすぎる、というか、インパクトの強すぎる味、というか。
「最初はあっさりしているが、食べ進むうちに徐々に滋味が湧いてくる」というような味とは全く違う。
まあ、贅沢かつ我が儘な感想であることは重々承知しているのだが・・・。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.79
(5pt)

お勧めです

横山秀夫の作品の中でもナンバー1だと思います。
短編集ですが、それが逆にテンポを良くしています。どの登場人物も”いい味”出してます。
是非続編も期待したいですね。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.78
(5pt)

お勧めです

横山秀夫の作品の中でもナンバー1だと思います。
短編集ですが、それが逆にテンポを良くしています。どの登場人物も”いい味”出してます。
是非続編も期待したいですね。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193
No.77
(5pt)

読み終えても何度も読み返したくなる警察小説の傑作短編勢揃い!

以前に読んだ『影の季節』と『動機』から受けたインパクトが大きく、自然と次なる作品に手が伸びた。本書にはタイトルの「第三の時効」を含む計6本の短編が所収されているが、すべてを読み終えると1つの繋がりをもった長編小説としての体裁を十分に整えているという印象である。すべての短編がすでにテレビ放送化され、なんとなくテレビを通じて見ていた光景が浮かんできた。私としては、「第三の時効」という謎めいた、そして意外な真犯人を暴き出す巧妙な仕掛けを巧みに描いた作品以上に、「密室の抜け穴」と「ペルソナの微笑」がとても興味深かった。長時間に及ぶ会議、いやその会議が行われている会議室それ自体が実は「密室」であったという結末には驚嘆したし、そこへ至るストーリー展開も見事である。「ペルソナの微笑」は、その構想をどのような経緯で思い付いたのか是非とも知りたいと思った作品である。子供を殺人の「道具」に利用するという悪質極まりない犯行ではあるが、それを(学生時代に落語研究会に所属していた)刑事の言動がそれを冷静にさせ、後味のよい締めくくりになっており好感が持てた。「囚人のジレンマ」という作品も、この言葉が経済学のゲーム理論のなかに登場する重要な概念として使われていることもあり、その表現が有するリアルな臨場感を味わうことができた。警察機構、特に捜査第一課強行犯係の3つの班同士が抱える熾烈な葛藤や、それを束ねる刑事課長・部長の内面を鋭く炙り出す作風と文体に、多くの読者が惹き込まれるだろう。すべての作品がその「出だし」からすんなりとわれわれを横山ワールドに引き入れる神秘的ともいうべき雰囲気を醸し出している。巻末の「解説」には、本書の諸作品を貫いているのが、手柄を競ってせめぎ合う刑事らの「心理的ダイナミズム」の鮮明な描写であると書かれてある。「心理的ダイナミズム」、この言葉で作品の理解が更に深まった気がした。
第三の時効 Amazon書評・レビュー: 第三の時効より
4087746305
No.76
(5pt)

読み終えても何度も読み返したくなる警察小説の傑作短編勢揃い!

以前に読んだ『影の季節』と『動機』から受けたインパクトが大きく、自然と次なる作品に手が伸びた。本書にはタイトルの「第三の時効」を含む計6本の短編が所収されているが、すべてを読み終えると1つの繋がりをもった長編小説としての体裁を十分に整えているという印象である。すべての短編がすでにテレビ放送化され、なんとなくテレビを通じて見ていた光景が浮かんできた。私としては、「第三の時効」という謎めいた、そして意外な真犯人を暴き出す巧妙な仕掛けを巧みに描いた作品以上に、「密室の抜け穴」と「ペルソナの微笑」がとても興味深かった。長時間に及ぶ会議、いやその会議が行われている会議室それ自体が実は「密室」であったという結末には驚嘆したし、そこへ至るストーリー展開も見事である。「ペルソナの微笑」は、その構想をどのような経緯で思い付いたのか是非とも知りたいと思った作品である。子供を殺人の「道具」に利用するという悪質極まりない犯行ではあるが、それを(学生時代に落語研究会に所属していた)刑事の言動がそれを冷静にさせ、後味のよい締めくくりになっており好感が持てた。「囚人のジレンマ」という作品も、この言葉が経済学のゲーム理論のなかに登場する重要な概念として使われていることもあり、その表現が有するリアルな臨場感を味わうことができた。警察機構、特に捜査第一課強行犯係の3つの班同士が抱える熾烈な葛藤や、それを束ねる刑事課長・部長の内面を鋭く炙り出す作風と文体に、多くの読者が惹き込まれるだろう。すべての作品がその「出だし」からすんなりとわれわれを横山ワールドに引き入れる神秘的ともいうべき雰囲気を醸し出している。巻末の「解説」には、本書の諸作品を貫いているのが、手柄を競ってせめぎ合う刑事らの「心理的ダイナミズム」の鮮明な描写であると書かれてある。「心理的ダイナミズム」、この言葉で作品の理解が更に深まった気がした。
第三の時効 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 第三の時効 (集英社文庫)より
4087460193