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川のほとりに立つ者は



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【この小説が収録されている参考書籍】
川のほとりに立つ者は
川のほとりに立つ者は (双葉文庫 て 06-02)

川のほとりに立つ者はの評価: 3.88/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1~20 1/2ページ
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No.40:
(4pt)

良き本

家内に頼まれて購入しました。
本人気に入ってます。
川のほとりに立つ者は (双葉文庫 て 06-02)Amazon書評・レビュー:川のほとりに立つ者は (双葉文庫 て 06-02)より
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No.39:
(4pt)

考えさせられる作品

つい自分基準で物事を判断しがちな自分は、先ずは他者に寛容でありたいと思った。一方、育った環境や特性に苦しむ気持ちは理解できるがマイノリティの声だけ大きくなるのはおかしい。天音の言葉を借りれば、運が悪いからって他人を僻んで周囲に当たり散らすのはいただけない。努力ではどうにもならない事は、運の良い人たちだって大なり小なり抱えていて、そういう大多数の人達を弱者側なら巻き込んで傷つけても仕方ないとは思えない。成長の糧にしていく清瀬は強いと思う。
どんな人には多面性があることを痛感、登場人物の誰とも重ならないなと思う反面それぞれのある一面は否が応でも自分にも思い当たり、セリフがブーメランのようき突き刺さる。読後感が良い・感動とは違う、やや重くとても考えさせられる作品だった。
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No.38:
(2pt)

作者の道徳的な押し付けがキツい

読み始めは話しの展開がスムーズで、引き込まれました。が、読み進むにつれて、生きづらい事への価値観の作者の道徳感みたいなものが垣間見て、ラストは作者の、ベキ論で物語は終わった。読む人によっては好きかもしれないが、私は独特な道徳感というか、倫理観の作者からの圧を感じて読後感はよくなかったです。この人の作風が無理なのかも。
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No.37:
(4pt)

どうしたらいいんだろうね

発達障害2件と生い立ち不幸な女性の話。
それを、努力が全て解決すると思い込んでいる立場の人から見えない、理解できない、という事。
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No.36:
(5pt)

一気読み

おもしろかったです
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No.35:
(5pt)

ハートフルなきもちのメッセージ。

それは”他人から見れば「そんなこと?」と思うが、本人にとってはとてつもなく深刻”だと…
うわべだけでは分からない…
障がいのある人たち
友情物語
恋物語
人それぞれに秘めたきもちがある
そんなきもちを分かち合う
明日がよい日であることを願って…
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No.34:
(3pt)

タイトルは素敵

タイトルに惹かれて読んでみたけど、ごくごく日常的な話でした
恋人(だけじゃない)が怪我をして意識不明だというのに不安とか緊迫感が感じられません
割と軽い感じの小説でしたね
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No.33:
(5pt)

真実を知らずして

かっこ悪い自分を見せたくなかったり、綺麗な上部だけでお付き合いしたり、そういうのやめようと思いました。いわゆる苦手なタイプな人にも向き合えるような私でいたくなる一冊です。みんな違って、それがいいって言葉があとでじわりと残ります。この一冊に多くの愛が詰まっていてなんだか、優しい気持ちであしたを迎える事ができそうです。寺地ワールドすごい!!
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No.32:
(4pt)

梱包が丁寧、迅速

発送が早く、梱包も丁寧でよかったです。曲がっていたりすることもなく、安心しました。
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No.31:
(1pt)

問題は何も解決しない

本屋大賞に絡んだ作品だというのと表紙の装丁に惹かれて読んだが、全体的に合わなかった。
主人公の苦労などは普通に会社のやりがい搾取だと思うが、そこは何も解決しない。
信頼できる彼氏が隣にいれば幸せ、というのは別問題だと思う。
作家なら、社会の闇を描くならば「こういうのは変えていかなければいけない」という問題提起を物語の中でするべきだと思うが、この作品はむしろ社会はそういうものだ、厳しいんだ、という搾取する側を応援するようなメッセージを発しているように感じた。
読後感も悪く、悪いことをした者や原因を作った人物が何の制裁も受けず、巻き込まれた方が損をしただけだった。
苦い読後感やイヤミスが好きな人は楽しめるかもしれない。
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No.30:
(1pt)

話さないそれぞれの秘密に共感できない

響かない。
なぜか登場人物の全てが、些細なことを秘密にし続ける。
些細なことを隠す事によって物語はかすかにミステリーの要素を持ち続けようとするが、秘密が明かになっても、本来の秘密に共感できないものだから、心に響かない。
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No.29:
(3pt)

そんなでもない

数日に分けて読みました。一気見したくなるほど引き込まれる内容ではないです。色々な人がいて、表面だけ見ても深いトラウマがあったりするんだなと言う話です。最後は良い終わり方で前向きになれました。
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No.28:
(5pt)

人生において大事な一冊になりました

自分の正しさは本当に「正しい」のか、考えるきっかけをくれました。
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No.27:
(1pt)

モヤモヤ感、満載

主人公が、自分の言動・行動にその都度これで良かったのか?と、グズグズ思い悩み落ち込む様は読んでいて疲れた。「もっと好きなように生きろよ〜」と叫び出したい。そうしない、そう出来ないのは原因があるはずなので、そこをしっかりと見つめ直した方が良いかと・・・
こんな思い込みの激しい女性は一緒にいると多分、疲れるだけと思うけど、お相手の松木も相当ヘンな奴で、そのへんちょうどピッタリ合うのかなあ〜
あと自分には、こんな良い友人がいると、何度もアピールする場面があって、なんかウザくて嫌だった。
天音は性格悪いけど「他人を利用して生きても別に良いでしょ、それが何か?」と割り切ってるところが逆にエラい。そう割り切れずに人の目をビクビク気にしながら、他人からどう思われてるかばかりを考えて生きるのってダサいんじゃね?
『成瀬は天下を取りに行く』の主人公、成瀬あかりの方が、よほど凛として自分のアイデンティティーを確立しており、思いがままに生きていてカッコ良かった。
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No.26:
(3pt)

本屋大賞

ミステリー要素が入っている、謎解き小説なのかなと思ったら、違いました。人の本心は分からないもんだなと色々考えさせられた。影のあるミステリアスな脇役の女性がストーリーの中心になっているが、かなり感じが悪い印象を受けた。しかし、彼女には彼女なりのトラウマからの考え方があり、結局、人それぞれの本心って分からないんだろうなぁ。
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No.25:
(5pt)

人を深く知ることの大切さを知りました。

2023年本屋大賞 9位の作品である。
 事故で意識が戻らない彼が読んでいた本は「夜の底の川」だった。夜の川の底ではなく夜の底の川だ。光の無い川の底、真っ暗だろう。そこにも魚は居るし水草もある。生命がある。しかし川のほとりに立つ者はそのことに意識を向けようともしない。

 発達障害の人が居る。同じ病名でも出来ること、出来ないことはひとり一人全部違う。でも障害があると知られれば仕事を任せてもらえないから隠す。失敗すればトラブルになる。そんな辛さをわかってもらえない苦しさを抱えて生きているのだ。

 意識不明の彼の部屋で見つけたノート。彼や彼の親友が抱えていたものを知る。自分の事を語らなかったのもそのせいだろう。母親ですら彼は暴力的でどうしょうもなかったと言う。違う。彼は穏やかで優しい。どうして暴力的になったのか、我が子なのにわかってあげようとしなかった。母親にすら理解されない苦しさを抱えて生きてきたのだろう。

 最後の方で彼の意識が戻る。発達障害という欠陥ではなく性質なのだから、ひとりひとりと理解しあうことが大切なのだろう。彼や彼の親友、親友が惚れた女性。理解を深めた彼女が居る。この話はハッピーエンドだと思う。
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No.24:
(3pt)

可もなく不可もなく・・・かな?

途中から結末が薄っすらと想像できた。いっちゃんの母ちゃんが天音には何か裏があると言い出した辺りから。チューホフの銃の法則で。最後に何か仕掛けがあるのかと期待したが特になし。
悪い話ではないのだけれど、こんなもんかと言う程度だった。
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No.23:
(5pt)

あえて安っぽい感動モノにしなかった著者

私は彼の何を知っていたというのか?

距離を置いていた交際相手が暴力沙汰で
意識不明との連絡を受けた主人公が、
事件の手がかりを求めて奔走した末に辿り着いたのは、
思いもよらぬ真相の数々でした。

最後まで目が離せなかった!

人のあたたかさと恐ろしさを
同時に味わえる作品ですね。

問題の根深さを踏まえれば、
例の人物が見せた悪意を簡単には
責められないと感じました。

特に素晴らしかったのは、レッテルを
貼られたくないという発達障害当事者の
悲鳴にも似た吐露を描き切った場面。

この瞬間は主人公の戸惑いも含めて、
特に胸に迫るものがありました。

積み残しをブン投げた物語と見る向きも
あるかもしれませんが、終盤を読めば
あえてそうしているとわかりますね。

この現実の厳しさにこだわったことこそが
作品の価値をいっそう高めていると
私は受け止めましたよ。

(対象年齢は13歳半以上かな?)
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No.22:
(4pt)

考えさせられる

ストーリーがしっかりしながら、読者の我が身を振り返らせるような描き方が素晴らしい。
人が無意識に差別や区別していることで、相手の立場に思いが寄せれらるかということを押しつけがましく問いかけている。
嫌な展開になりそうでならない絶妙な展開も読みやすい。

大きな展開はないし、登場人物も限られているのになかなか心に響く物語であった。
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No.21:
(4pt)

「人のことを分かった気になってはいけない。決めつけてはいけない。」
「誰にでも事情はある。」

それは最近の流行りと言ってもいい切り口であるし、
別段特別な視点ではない。

ただ、忘れてはならないのは、
その「誰にでも」には「自分」も含まれているということだ。
「自分もそうなる可能性がある」
いや、誰かにとっては「すでにそうだった」可能性すらある。

それは例えば『プロミシングヤングウーマン』を見て
「こんな最低な男にはなりたくない」と平気で言えてしまう人のように
「自分だけは例外」と当たり前に思えてしまうことの恐ろしさよ。

そして、もう一つのテーマ、「人間の性格に善も悪もない」
人間の性格というものには、善と悪がグラデーションで存在しており、
そして、時と場合によりその濃淡が変化しているだけなのである。

こちらも、まあ「そんなことは分かっていますよ」的な話ではある。

ただ、やはりこの小説は、そこを描くにあたり
「まお(奇しくも俺と同じ名前)」という、大変魅力的な人物を登場させられている時点で、もう勝ちである。

彼女の内面はほとんど描写されない。

序盤は彼女の性根の悪さを全面に描いている。

「字が下手な樹に文通を申し出る」
「恋人が意識不明なのに笑っている」
「絶妙な嫌味を言う」
「守りたいと思われるような女を演じてきた」
など。

ただ、たった一文挟み込まれていた「泣きながら弁当を食べていた」という描写が強烈に印象に残る。
果たして彼女は本当にただの性悪女だったのか、と。

自身の生い立ちや性格、考え方について言及するときに彼女は決まって笑っていた。
それは決して「性格の悪さ」からくる笑いではなく、
「こんな生き方、考え方、人との接し方しかできない自分への呆れ・絶望・諦め」の表れだったのではないか。

そのことに主人公もラストで気づく。

そして最後の最後、
まおにとって、樹は利用するだけの男ではなかったことが示唆される。

本当のところは分からない。
人の心は誰にもわからない。

それこそ、「川に沈む石」のように、
覗き込んだところで見えないものだらけだ。

助けてあげたいと思っても拒絶されることもある。

でも、願うことだけなら許されるだろうか。

これ、タイトル変えないほうが良かったのでは。
もともとは「明日がよい日でありますように」ってタイトルでやってたのね。
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