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昨日の恋 爽太捕物帖
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昨日の恋 爽太捕物帖の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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| 捕り物のはずなのですが、親分の爽太は鰻屋の入り婿で鰻に触るのがひじょうに苦手。 お良とお里、かわいい乳幼児のわが子の世話に明け暮れている感じです。 わが子のこととなると、目がでれーんと下がってしまうし、入り婿であるゆえに余計に妻の おふくの尻に敷かれているようですが、女のことで問題を起こさない以上は、おふく一筋なんですね。 そんな柔らかい雰囲気の岡っ引きなので、怖い場面に爽太は出てこないし、むしろこの人は ほんとに岡っ引きなのかと思ってしまいます。 けれども、あちらこちらのゴタゴタに心を痛め、なんとか良い解決を図りたい爽太。 北原さんの筆が、爽太も爽太の周囲の人たちも事件の当事者たちも、温かく描いています。 | ||||
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| 主人公は岡っ引きの爽太ですが、あくまで彼は狂言回しのような感じになっていてそれぞれの話に柱となる人物が出てきます。それらの人々はいわゆる庶民なので感情移入しやすいです。また短編集なので時代物を始めて読むには適しているのではないでしょうか。作者の北原さんは女心を描くのがとても上手な作家さんだと思いました。 | ||||
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| 世にいう捕物帖とは少し違う。ちょっとした短編が7品並んでいる。その中の『頬の傷』という短編に筋とは関係無いがこんな記述がある。主人公の爽太の昔のスリ仲間の菊蔵が長屋での人傷沙汰の報告に来る。「下っ引きの仕事なんざ、しなくてもいいんだぜといおうと思ったが、やめにした。働き者で気のいい女房と幸せに暮らしているのなら、人に嫌われる岡っ引きだの下っ引きだのと縁をきった方が良いと爽太は思っても、菊蔵は、昔の仲間と縁が切ることを淋しがるかもしれなかった。」大きな殺人事件が有るわけでも、爽太の鋭い推理が有るわけでも無い。ただこんなちょっとした文からも分かるように、普通の人の「淋しさ」「恋しさ」「惨めさ」などの気持ちの動きを丁寧に描いた捕物帖なのである。一読すると物足りないと思うかもしないがじっくり読むとなかなか味わいのある短編集である。 | ||||
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