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天才望遠鏡
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天才望遠鏡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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スポーツ専門カメラマンの視線で描かれた物語です | ||||
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今年に入って「願わくば海の底で」「読書感想文が終わらない!」などを刊行された額賀澪さんのさらなる新作。今作は「天才」たちと「天才と出会った人々」で織りなす、連作短編集です。どこから読んでも楽しめると思いますが、中盤からの短編である「エスペランサの子供たち」「カケルの蹄音」「星原の観測者」はぜひ読んでほしいなと思いました(1章2章ももちろん!)。 中学入試に出題される可能性があると思って購入しました。 天才とは果たして何なのでしょうか。他者を圧倒する実力を持つ人のことなのか。ならば「天才はずっと天才」なのか。煌めくような力があればそれは必ずしも誰かの目にとまるものなのか。目にとまった結果、人々の期待を感じながら生きていく、いわば「消費の対象」になることは望むべきことなのか。色々なことを考えさせられました。 自分に見えている星は、なんだろう。 まだ見えていないものも、あるのだろう。 自分を見つけてくれた人も、いるのだろう。 これから見つけてくれる人も、いるのだろう。 仕事帰りにふと、夜空を見上げてしまいました。 | ||||
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努力し続けることができることを、才能と呼ぶのだと思った。自分の思う「ここは外さない」に対して実直に向き合い、そして勝ち続ける人を、天才と呼ぶのだと思った。 世にいう「天才」じゃなくても、そこかしこに天才は存在する。きっと自分も、隣のあの人も、何かしらの才能があって天才であり、だけどその定義づけがされていないだけ。 短編集だけどうっすらそれぞれが繋がっていて、読んでいて疲れない、リズム感のある単行本だった。 心に抱えているモヤモヤを言語化したい人が読むと、少し視界が開けるんじゃないかなぁと思う。 | ||||
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