広重ぶるう

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評判

広重ぶるうの評価:

4.32/5点 レビュー 25件。 A ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全33件 1〜20 1/2ページ
No.33
(4pt)

騒々しい広重本

江戸時代の絵師や版画に興味がおありの方には楽しめるのではないでしょうか。
映画化されたことに全く認識が無くて、俳優の阿部さだおさんが広重を演じるとピッタリ
だな、と読んでいましたら、本当にそうなっていた、と知って愉快になりました。
広重ぶるう Amazon書評・レビュー: 広重ぶるうより
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No.32
(5pt)

ドラマで観て

いいドラマだったので書籍も購入しました。
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No.31
(5pt)

題名が印象的広重ぶるう(色

とても楽しく読ませて頂きました。主人公歌川広重(安藤広重)を┅梶よう子(作者)上手に読者を┅惹きつけて、書いて下さる。良かったです。
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No.30
(5pt)

ずっと読んでいたい本

本当に心地よい本でした。江戸っ子のきっぱりとさっぱりとした心地よいリズム、晴れ上がる空、広重ブルー。江戸のイメージが変わりました。
広重ぶるう Amazon書評・レビュー: 広重ぶるうより
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No.29
(4pt)

江戸末期の浮世絵師の物語

歌川広重と言う浮世絵師を中心とする実話なのかな? 気軽に読める時代小説です。
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No.28
(5pt)

作品の面白さ

毎日読んでいますが、展開がとても面白いし、人物描写がすばらしい
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No.27
(5pt)

プレゼント

「広重ぶるう」「葵の月」は友達のほしがっていた本です。プレゼントに使いました。
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No.26
(4pt)

挿絵が欲しい

内容は満足しています。
よくできた話。しかし、挿絵がないと、絵師の仕事がわからない。WEBで広重の『作品』を見ながら読むと、より感動も深まりますね。
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4103368543
No.25
(4pt)

浮世絵が更におもしろくなった

江戸の浮世絵の回りと裏の世界が描かれた興味深い作品。いろいろな人が楽しく登場。
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No.24
(5pt)

鯖らしい作品

広重という人物以上に、その時代の世情や時代背景が細かに描かれ、時代小説として価値あるものになっている。涙を誘う場面もあれば、クスッとわらす場面もありとても面白い作品だ。
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No.23
(5pt)

広重の青色は、なぜこんなにも素晴らしいのか

梶よう子の新作、と言っても、実はこの作者の本を手にとるのは初めてだったが、『東海道五十三次』や『名所江戸百景』と言った作品で有名な、歌川広重の半生を描いた小説である。悲喜こもごもの物語の中に、広重と、その生きた時代と、周囲の人たちを生き生きと描き、そして爽やかな読後感に包まれた。傑作である。

物語は、広重が朝風呂から呼び戻され、版元の栄林堂、岩戸屋喜三郎から説教を食らうところからはじまる。歌川広重、本名は安藤重右衛門は武士階級の生まれ、と言っても、貧しい火消同心の生まれで、早くに父を亡くし、十三歳で家督を継いで、江戸の町の火消しを本業としてきた(この小説のなかの広重の荒々しい言葉使いや粗暴に見える性格は、火災の現場を仕切ることに由来する造形だろうか)。そして、小さい頃から絵を書くことが好きで、町絵師、歌川豊広に弟子入りし、広重という号をもらい、役者絵や美人画を描いて、それを内職にしようとするが、これが全く売れない。喜三郎は、広重の絵師としての覚悟のなさを説教し、青色の団扇を置いていく。それは、新しい舶来の絵の具、ベルリン藍(ベロ藍)で彩色されたものであり、今までの絵の具と異なり、多彩なぼかしの表現ができる。それを見て、広重は驚愕し、この絵の具を使い、大好きな江戸の空を描こうとする。そして、摺師の寛治に出会い、新しい表現が生まれる。それが『東都名所』になる。

この作品もさほど売れないが、名所絵の作者として注目を集めて、新進の版元の保永堂から『東海道五十三次』の発注を受ける。これは十返舎一九の「東海道中膝栗毛」の人気、この時代の人々の旅への憧れを意識してのものであったが、これが当たりに当たり、広重は名所絵の第一人者となった。ただ、それからも広重の人生は、順風満帆とはいかない。愛する妻の加代の死、水野忠邦の天保の改革、後妻となるお安との出会い、一番弟子の昌吉の死、この時代の人気絵師である歌川豊国と『双筆五十三次』の共作。禍福は糾える縄の如し、というように物語は進んでいく。そして、広重はいつしか還暦に近づく。老いが忍び寄るなかで、自分が本当に描きたい、大好きな江戸の景色をまだ十分に表現していないことに焦慮する。そのとき、安政の大地震が起き、愛する江戸の風景は灰燼に帰してしまう。

物語の粗筋はこんなところだが、この小説の素晴らしい点を幾つか書いてみたい。まず、先述したとおり、広重は言葉が汚く、粗暴に描かれている。しかし、妻の加代も、版元の喜三郎も、幼い頃から絵を一緒に学んだ武左衛門も、そんな広重に対し決して愛想をつかすことはない。一番弟子の昌吉に対する優しさに見られるように、広重には、表面の粗暴さとは違う、内面的優しさがあるからである。そうした矛盾を、見事に一つの人格として造形している。そして広重の周囲の人物についても、感情の襞を細かく描き分けている。

それから、北斎や歌川豊国と対比させることで、同時代における広重の独創性がどこにあったかを、大変見事に表現している。そして、版元や摺師を頻繁に登場させることで、錦絵というものが、どのような分業で出来上がり、そしてどのように商業的に成り立っているかといった、この当時の美術業界全体をも描いている。

最後に、江戸の市井のあり方をよく描いている。借金取りの権蔵に学びながら枕絵を描くシーンのユーモアのように、その市井を温かい眼差しで描いている。

なお、雑誌連載時は「東都の藍」という題名だったものを、単行本にするにあたり「広重ぶるう」に改題したようだ。これは素晴らしいと思った。というのは、私は広重というと、大好きな吉井勇の有名な和歌、「広重の海のいろよりややうすしわがこの頃のかなしみのいろ」を思い出してしまうのだが、吉井勇の目にも、あるいはこの歌を読んで共感する私のような者にも、広重の青色はやはり特別なものに映っていて、「広重ぶるう」という題名のこの本も、やはり特別な思いで手に取ったからである。

もちろん、評価は「最優秀の作品」の☆5つと評価したが、☆5つを上回る価値があった。これは私の書いた43番目のレビューである。2022年6月22日読了。
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
4101209553
No.22
(5pt)

風景画というジャンルを切り開いた安藤広重を描いた作品

安藤広重といえば学校で習った「東海道五十三次」で有名な江戸時代の絵師だが、彼を主人公にした本作品は、風景画というジャンルを切り開いた広重の生涯を描き切った良い作品だった。

物語は安藤広重がまだ火消役をしながら絵を描くものの、全く売れない極貧の時代から始まる。兄弟弟子の歌川国貞、国芳が美人画や役者絵で名を挙げて行く姿を見て、プライドと劣等感の間でもがく広重は、金の工面で妻に迷惑をかけ、周囲のアドバイスにも耳を貸さない。

そんな広重を変えたのが、ベロ藍と呼ばれる海外から輸入した新しい顔料との出会いで、これを使って紺碧の空を描きたいと決意したことを契機に、それまで評価されなかった風景画という新たなジャンルで名声を勝ち得て行く。

安藤広重という人間は短気で喧嘩っ早く欠点も多いが、一本気で人間味がある憎めない人柄であり、そんな彼と彼を取り巻く人間模様を描いた作品は、笑いあり涙ありの心温まる作品で最後まで楽しく読むことができた。
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
4101209553
No.21
(5pt)

読み応えあり

昔の言葉が最初は、中々読みにくいが、徐々に物語に引き込まれていきます。
学びの深い作品。
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No.20
(5pt)

江戸の浮世絵界と風情を見事に描く傑作。

余り小説を読まないが、久々に葛飾北斎以外の江戸・浮世界を味いたくて読んだ。
彼方此方に江戸っ子弁が飛び交う市井の町民を描き、宛ら時代に飛び込んだ様に再現した其の構成・文章力。
アイランド 森瑶子を読んだ後の様な満足と清々しい気分に浸れた。
是を読まずして浮世絵に描かれた風情は理解出来ないだろう。
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
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No.19
(5pt)

藤沢周平 「 旅の誘い 」 と併せ読んで

浮世絵 広重好きゆえ見逃せない最新刊、
梶 よう子 「 広重ぶるう 」、
楽しく読了~

広重が主役の小説なら、小品ながら、
藤沢 周平の短篇集 「 花のあと 」 に収録の 「 旅の誘い 」があり、
こちらを読んだのはもう十数年前_

比較できて おもしろい_

・・・・・・・・・・

町人文化の華、浮世絵_
そこには 北斎と広重、
ふたつの巨山が、そびえて見える_

・・・・・・・・・・

北斎、広重、その作風・個性の違いは明瞭に感じ取れて、
若年、自分は 北斎の これでもか! という画力の凄みに圧倒されて惚れ込んだけれど、
次第に 齢と、人のありがたみの体験と、を重ねるにつれ、
より情緒に軸足を置いたような広重を、好むようになった~

・・・・・・・・・・

広重小説 二作とも、北斎との対比が重要な要素になっているけれど・・・

「 旅の誘い 」 のほうは、それによって、
広重に 情味の色濃い作風・個性に至らせたその心情を、より浮き彫りにしていると感じる_

「 広重ぶるう 」、こちらは より エンタメ性が強い_
なにしろ、火消し同心でもあった広重が、火災に遭遇・活劇は繰り広げるし_
北斎を意識した広重が 北斎の住居へ、 広重を意識した北斎が 広重なじみの銭湯へ、
やってきて 緊迫の対面はするし_

読後感も、藤沢作が より広重的、梶作が より北斎的、とも感じた次第_
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No.18
(5pt)

丹後 天の橋立

広重が50代に描いた六十余州名所図会の内24枚を持っていますが、簡潔にして全てを表わす美しい景色、豆粒位の人への労りや慈しみと、少し滑稽に見える姿体が反射して、広重そのものように感じておりました。
読み進める内に一致してくるのがとても嬉しかったです。
江戸弁も爽やかに、このまま高座で語ってもドッと沸かせるところなど、「涙と笑いと共感」を求める者として、全てを満喫させていただきました。ありがとうございました。
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
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No.17
(4pt)

もっと肝心なことにスポットをあてれば

絵から想像するに広重の性格は本当にこのような江戸っ子的短腹な人物だったのだろうかと思ってしまう。
小説の内容について、木曽海道六十九次の企画にあたって当初、保永堂は何で渓齋英和泉を起用したのか。
広重に変わった時点でのゴタゴタ、版元にいたって保永堂から錦樹堂に変わった経緯。これら大いなる心情的ゴッタゴタにもスポットをあてればもっと面白い構成になっていたと思うのですが。東海道五十三次に不要な項目まで紙片を費やし過ぎ。これが☆一つマイナスの要因です。
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
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No.16
(4pt)

広重の生き様が面白い

北斎ブルーには関心があったが、広重までもがベロ藍に魅せられていたのか、恥ずかしながら知らなかった。
北斎を意識しつつ広重の世界を形作ったのはライバルがいることが技を磨くことになるいい例だ。
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
4101209553
No.15
(4pt)

TV放送も!

ドラマ化もされたようで楽しみです!
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
4101209553
No.14
(4pt)

人生は基本ブルー

江戸時代の庶民なら尚更ブルーだったでしょう。本書には江戸時代の著名な浮世絵師の名が広重の視点から語られ、当時の浮世絵界が理解できた気がします。
繊細でべらんめえな広重の誠実な人生に学ぶところもあります。
広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10) Amazon書評・レビュー: 広重ぶるう (新潮文庫 か 79-10)より
4101209553