お伊勢ものがたり 親子三代道中記



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    初公開日(参考)2013年09月
    分類

    長編小説

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    お伊勢ものがたり 親子三代道中記 (集英社文庫)

    2016年06月23日 お伊勢ものがたり 親子三代道中記 (集英社文庫)

    わけありの武家の女三人と頼りない案内人(御師)の、江戸から伊勢への珍道中。道中でのいくつもの出会いが祖母の、母の、孫の人生を変えていく。心がほっとあたたまる長編時代小説。(「BOOK」データベースより)




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    No.7:
    (3pt)

    朝井まかて「ねけまいる」に軍配

    この作品と似たような伊勢参りをテーマとしたもので朝井まかて著『ねけまいる』という作品がある。どちらの作品も女3人で伊勢参りに行くのだが、当然行く事情は違う。作品の面白さからいえば断然『ねけまいる』に軍配が上がる。やはり400kmを歩くという現代からすれば途方もない旅だからこそ面白い内容が書けるのだろう。レビューで時代考証間違いを指摘されている若桜木虔さんの指摘は鋭く時代小説を読むうえで参考になった。確かに時々会話中に現代用語が出てくると「この作家はだめだ」というものがあるが、この作家もそのひとりのだろう。一般文学通算2781作品目の感想。通算3613冊目の作品。2023/11/04 16:35
    お伊勢ものがたり 親子三代道中記 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:お伊勢ものがたり 親子三代道中記 (集英社文庫)より
    4087454576
    No.6:
    (5pt)

    柔らかな語り口

    優しい文体で読めば読むほどに癒やされます。様々な身分、年代の人々と触れ合いながらの伊勢まいり。現代ならば高速で数時間、新幹線ではその半分で到着する距離を途中幾多の難関や川を渡って一歩ずつ歩いて行く様子がユーモアに彩られた情感たっぷりに描かれています。笑ったり、ほろりとしたり、日本人っていいなぁとしみじみ思いつつ読みました。
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    No.5:
    (5pt)

    面白かった

    最近梶よう子さんにはまりました。こちらもとても面白かったです。
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    No.4:
    (4pt)

    ラストが★5!

    神田佐久間町のまつという母君が、娘の香矢と嫁入り間近の孫娘雪乃を誘って、お伊勢まいりに行く旅物語。昔はその参拝を手伝う御師が往復、付き添ったそうで今で言えば添乗員。それが父親の御師の見習いで付いていくはずの久松が、父親の急病で急遽、初のお伊勢まいりに一人で勤めることになり、親子三代に助けられながらの道中記を、旅に行く暇もない日々の中、持ち歩いては少しづつ読み進み、ほのぼのとした旅気分を味わった。
     久松の語り口で旅は始まる。「よく人生を旅になぞらえることがございましょう。手前は旅も人生も目的地に着くだけを考えてはいけないと思うのですよ。山あり谷あり、風雨あり。ならした道ばかりではございません。石だらけもあれば、泥濘もございます。そうした道でも避けずに通らなければいけないときがございますし、あえて遠まわりを選ぶこともあります。なにも到着することだけが大切なのではございませんよ。その過程を楽しむのが、旅であり、人生なのではないでしょうか。それをお教えくださったのが、親子三代の方々でございました。 ご休憩ついでに少しだけお耳をお貸しいただけますか。ただの思い出話で恐縮でございますが…。」と還暦を過ぎて、今回が最後の旅と決めての口上である。この久松がまったくもって未熟者で、読んでいる方もはらはらするのだが、この三代がそれぞれの持ち味で、注意したり、心配したり、からかったり、たまには機転を利かせて窮地の久松を助けたりで旅の終わりには一回り成長した久松もいいキャラクターだった。親子三代も胸中にそれぞれの思いを抱えながらの道中で、知り合った一期一会の出会いを楽しんで、もちろん美味しいものには目がない様子も読むものを楽しませてくれた。何ということもない話なのだが、最後がいい。しみじみと月日の流れの深さが味わえる本だった。
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    No.3:
    (5pt)

    読後感さわやかな旅物語

    舞台は江戸時代のお伊勢参り。

    老後は好きなことをやりたいと、伊勢参りを提案した母、まつ。
    最近、夫との夫婦仲が良くない娘、須美。
    大番組頭の嫡男との縁談が決められている娘、雪乃。
    そしてこの三人を伯父のかわりに伊勢まで案内することになった、御師見習いの久松。

    この親子三代と頼りないガイド一人による、江戸から伊勢までの珍道中。

    旅の途中途中で出会う人々と絡みあい、一緒に旅をし、別れ、また出会うことで話が膨らんでいき、最後はさわやかに収束していく。

    旅物語として、非常によく出来た作品です。
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