噂を売る男 藤岡屋由蔵



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初公開日(参考)2021年07月
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長編小説

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噂を売る男 藤岡屋由蔵 (PHP文芸文庫)

2025年02月12日 噂を売る男 藤岡屋由蔵 (PHP文芸文庫)

江戸時代に、権力者の陰謀に、《情報》で立ち向かう男がいた。現代のネット社会を先取りしたような男が、200年近く前にもいたのである。 その名は藤岡屋由蔵ーー。 表向きは神田旅籠町の一角で古本を商っているのだが、由蔵が売っていたのは、実は裏が取れた噂や風聞だった。買いに来るのは、各藩の留守居役や奉行所の役人たちである。 そんな由蔵が、シーボルト事件に巻き込まれ、手下が命を落とすことに。手下の理不尽な死を許せない由蔵は、真実を暴くために動き始める。 天下を揺るがす大事件を情報屋の目線で描いた、時代サスペンス小説。 書評家の縄田一男氏も、「時を忘れる快作」と絶賛する力作である。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4:
(3pt)

全体的に消化不良

江戸末期を舞台とした探偵小説、という作品です。
噂を拾い集める探偵役の主人公、ボディガード役の若侍、腐れ縁の警察ポジの岡っ引き、敵か味方か判別不能の町年寄や、伊賀衆の末裔が営む口入屋等、物語を動かす駒は揃っていますが、肝心の物語が謎解きを主軸にした推理ものにするのか、探偵の活躍を主軸にした活劇にするのか、方向性が曖昧です。前者とするなら、本作は謎解きものとしてはオチが弱く、後者とするなら、キャラの魅力が弱いといった感じで、中途半端な印象が否めません。
駒は揃っているだけに、今後続編が作られるなら面白くなる余地は十分あると思いますが、もう少しアイデアを揉み直す必要があるように思いました。
噂を売る男 藤岡屋由蔵Amazon書評・レビュー:噂を売る男 藤岡屋由蔵より
4569849954
No.3:
(2pt)

期待外れでした

梶よう子さんの小説は『摺師安次郎』シリーズや『茶壷道中』、『一朝の夢』など何冊も読んでます。適度な情感や楽しさとストーリー展開の面白さ、主人公はじめ思い入れ出来る登場人物も多く、好きな時代小説家の一人です。でも今回の作品は途中で何度か読み止めようかと思いました。共感できる人物がとても少なく読後感もカタルシスに欠けます。正直ガッカリしました。全体のトーンが暗く、有名なシーボルト事件も伊能忠敬など著名な人物名が何人か出てきますが、主人公の仕事と上手くかみ合っておらず、取って付けたような印象です。間宮林蔵も日本史の教科書に必ず登場しますが、相当嫌みな人物として描かれています。御庭番を勤めていたということで酷薄さを強調したのでしょうか。でも間宮のことを少し調べただけでも探検家として地図制作者として時代を先取りした偉大な先覚者だと思いました。現存する子孫の方がおられるそうですが、この小説の間宮林蔵を読んだらさぞかしガッカリするでしょうね。
噂を売る男 藤岡屋由蔵Amazon書評・レビュー:噂を売る男 藤岡屋由蔵より
4569849954
No.2:
(3pt)

共感しにくい、たいくつな本

本の帯に「天下を揺るがす陰謀に『情報』で挑む!」、「江戸に世の理不尽と戦う『情報屋』がいた!」「この国を震撼させたシーボルト事件。その裏には・・・」と記載されており、私は「とても面白そう」と期待して読み始めました。
 しかし読んでみると、かなり期待外れの本でした。

 読んだ印象は次のとおりです。
(a) 主人公がやっている「情報屋」の設定がかなり不自然で、「こんな形で商売になるかなあ」と感じる。
(b) 主人公があまりにも暗い性格で共感できない。事件へ向き合い方や事件究明の会話の場面で、「情報屋」なのに、知恵が乏しく、感情が先行している。
(c) 話の展開が遅く、リズムがない。読んでいても引き込まれず、むしろたいくつになってくる。
(d) ネタバレになるので詳しく書きませんが、主人公はシーボルト事件にたいした役割を果たさないので、いわば肩透かしをくったような読後感がある。

 著者は、ていねいしっかりと本書を紡いでいることは理解できるのですが、残念ながら小説としてのテンポや面白さに欠ける本と言わざるをえません。(人それぞれの好みと思いますが)私は、あまりこの本を(少なくとも娯楽用としては)お薦めしません。
噂を売る男 藤岡屋由蔵Amazon書評・レビュー:噂を売る男 藤岡屋由蔵より
4569849954
No.1:
(4pt)

尻切れトンボ感あり

尻切れとんぼ感あり、どんでん返しあり。
登場人物の個性は立っているが、それぞれもう少し動き回ると面白かったのに。。続編に期待!
噂を売る男 藤岡屋由蔵Amazon書評・レビュー:噂を売る男 藤岡屋由蔵より
4569849954



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