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墨の香
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墨の香の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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静謐な抑えた文章と内容に魅せられました。 | ||||
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この作家さんは初めてでしたが切った張ったとは違い仄々とした良さがありました。 墨の香というお線香がありまして私の好きなお線香でそれがありこの本を求めました。 | ||||
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隠居した父の後を継ぎ弟の新之丞が当主となった実家に戻って来た雪江。嫁ぎ先の森高家からは一切の理由も告げられず突然の離縁。暫く過ごすうちさて何をと考えた時、「人に書を教えよう」と。当代の三筆と称せられる菱胡に師事しその腕を認められていた雪江は筆法指南所を開くことに。さて弟子が集まるかしらと初日に心配をしていたら、登城する新之丞のファンの歓声が引いた後、十人程のお弟子が集った。ほっとしたのも束の間、父親のお役を鼻にかけ最前列で生意気な口の利き方をする卯美とお付きのように従う幼馴染の汐江と涼代の三人に振り回されながら、回を重ねていく内、菱胡の女子だからと差別せずに兄弟子達と隔てることなく指導して下さった事へ深謝する。小さな事件が起きる。ひとつまたひとつと新之丞と共に解決にと導いていくが、ついにはご老中の水野忠邦様に新之丞が呼び出され、事はあらぬ方向へ。元夫と縁続きの忍藩の者が仏蘭西国の水夫銃撃事件に巻き込まれ、元夫の身にも難儀が降りかかっていることを知る。気をもみ手を尽くし、ようようことが収まった頃、師匠の菱胡の訃報が知らされ墓前に手を合わせ気落ちし帰宅すると、母上が慌てて雪江を客間へと。そこには見慣れた背が・・・。ゆっくりと振り向いた顔は・・・。全ては繋がっていたのだと。 | ||||
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時代小説では定評のある作家、梶よう子さんの作品です。 理由を知らされず、離縁された武家の女性が習字の手習い所を始めるところから始まります。 いろいろな要素を含み、どんどん広がっていきます。 これは続き物になりそうな予感・・・ と思ったとたんに急転直下きれいに終幕します。 読者としては半々の気持ち。 きれいにまとまったのは良かったのですが、もう少しこの世界に浸っていたかったので、続き物でも良かったのに・・・という気持ち。 毎回読むのが楽しみな作家さんです。 | ||||
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