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紀伊ノ変
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紀伊ノ変の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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36巻では磐音は三猿に徹している。他藩の政治にはノータッチの方針。高野山から和歌山城下まで長距離移 動。街道の名称やその由来、町の歴史等結構ページを割いているが、パスした。 弥助や霧子や辰平、利次郎ら磐音に心酔する仲間たちとのチームワークは絶妙。ひょっとしたら、このメン バーで佐々木道場を再建するのかな? | ||||
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居眠り磐音江戸双紙シリーズ最新刊です。 田沼意次の刺客を逃れての逃避行、流浪の旅の途中でたどり着いた姥捨の郷で遂におこんが出産、男児を得た佐々木磐音は、今回もまた人助けの事件に乗り出します。ことの発端は、雑賀衆を束ねる草蔵が京で仕入れてきた丹の専売公社化の噂。京都所司代の言い分のままでは、隠れ里である姥捨ての郷の財源である丹採掘の鉱山の存在が公けになるだけでなく、幕藩の手が郷に及んでしまいます。 郷を支配する三婆と長老たちは高野山にすがることにし、その手助けを磐音にも頼みます。ただし、今回の人助けは、丹を巡る田沼意次の暗躍に和歌山藩や高野山、雑賀衆などの思惑が入り乱れる政治的な事柄が多々絡んできます。磐音は、多くの者には「一介の剣客ですから」、と政治向きのことには口を出さずに用心棒に徹する風情で相対しますが、激動の運命は彼にどうしても傍観者たりえることを許さず、今回も未来の和歌山藩主の岩千代様を、将軍候補として江戸に送るか送らぬかの揉め事にまでも巻き込まれていきます。 その頃一方、江戸では品川柳二郎とお有さんの婚儀が進んでいました。まぁ、こちらの方はシリーズキャラクターの顔見世ということでたいして事件はありませんが、波乱の中に、遠く離れた江戸では旧友の結婚式がある。そのことで、ちょっとだけのんびりとした雰囲気が作品に流れていた今巻でした。 | ||||
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