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立身の陰: 町奉行内与力奮闘記 一
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立身の陰: 町奉行内与力奮闘記 一の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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●本書の舞台は大坂、登場人物は町方。今まで読んだシリーズもの(奥右筆秘帳シリーズ、百万石の 留守居役シリーズ、勘定吟味役異聞シリーズ)に比べ、かなり趣を異にしている。少なからず戸惑い を感じた。大阪弁の会話文にも慣れていないせいか読みにくかった。 しかし、主人公が己の職務について未熟者であるという点は相変わらずである。ベテランが主人公 に教育するという形をとりながら、読者に解説しているのだろうとは容易に察しはつくが・・・。い つまで待っても剣戟シーンは無いし権謀術数の緊迫感もない。著者最大の強みを堪能できず飽きてき た。途中で投了す。 | ||||
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遠い昔、大学の一般教養で江戸から明治への移行期、刑法は多くを江戸期の其れを踏襲したと教えられた。町奉行内与力奮闘記1〜9巻を読んで、上田氏作品としては酷い駄作だと感じた。最後が決まらない。吉原の話がくどい。9巻も有るのに、主人公の成長過程が不十分。等々不満の多い作品であるが、ふと現在の警察機構を考えると、東大卒のエリートは県警本部を出世しながら転勤して行く。上がりは執政たる国会議員か。市民には何かと威張り、怖い、出世の限られた現地採用組。警察組織とは今も昔も変わらない。上田氏にはこんな職業が有ったのかと驚かされる人物を時代小説の中で紹介しながら、粋でイナセな小説を書いて欲しい。根底には正義と人情があり、現在の不正と非人間的な事件が罷り通る事への溜飲を下げさせて欲しい。 | ||||
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