君が笑うまで死ぬのをやめない 雨城町デッドデッド
評判
君が笑うまで死ぬのをやめない 雨城町デッドデッドの評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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君が笑うまで死ぬのをやめない 雨城町デッドデッドの評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
続編かと思いきや,前日譚…とも少し違うような,とはいえ,舞台となる街をはじめ,
主人公とその親友の馬鹿大学生コンビ,また不思議な存在を巡る組み立てやギャグなど,
構成や雰囲気は, 前作の『俺たち青春浪費中、魔法少女と世界を救う。』 と似ています.
一方で,馬鹿たちの大騒ぎとは正反対に,生きることを諦めてしまっている少女も居て,
ようやく見つけたかもしれない小さな幸せが,あっさりと塗りつぶされようとする状況に,
ぽつりと彼女が漏らす言葉は,聞き慣れているはずなのに,あまりに重く,胸をえぐります.
それでも,困った人が居るならと,首を突っ込もうとする馬鹿たちに心を揺さぶられ,
どれだけ突き放されても,退かない姿は,最後にトンデモな結末を呼び込むわけですが,
そこで引き際と立場をわきまえ,スッと自身の未来に目を向ける姿が実にカッコいいです.
死への扱いが軽く映ることがあり,そこはいささか引っ掛かるところではありますが,
幸せと不幸せ,生のすぐ近くにある死,そこにタイムリープやオカルト,ギャグも交え,
どこかにあり,どこにもない,日常の中の非日常を真面目に,おかしく描いた一冊でした.
このほか, 前作 との繋がりが気になり,この二冊をうまく巻き取った三冊目に期待します.