■スポンサードリンク
70年分の夏を君に捧ぐ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
70年分の夏を君に捧ぐの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦争というテ-マで「君の名は」的なことがしたかったのでしょうか…? ただ単に「戦時中のお話」として物語を書くのではなく、現代を生きる若者が戦争を実際に体験することで「若者が戦争を知る話」という形をとる方が 若者に向けてのメッセージ性は強まりますからね。 「反戦のメッセージ」は、分かりました。 物語としては、私は非常に詰まらないと感じ 読み終えるまでに三度は挫折しました。 入れ替わり過ごす一ヶ月程の期間を、ほぼ全て「現代の若者ゆりかちゃんが戦争を知っていく」ためだけに使っており、もちろんその間は戦時中ちずサイドの状況は何も改善しない上 ゆりかサイドはちずにしっちゃかめっちゃか掻き回され、見ているこちらからすれば「何やってんだこいつら」状態。 一ヶ月何もしなかったくせに、最後の最後 土壇場に「私は未来が--」と今さら騒ぎ回っても時既に遅し。守りたいと言ったもの、誰も、何もろくに守れていない。 入れ替わる意味って何だったんだろう?情報も、時間も、知識も、たくさんあったはずなのに。 『それは、70年もの時を越えた出会い。奇跡が運ぶ、狂おしいほどの愛』 主題として期待していたコレも、違った。 タイトルに背表紙に大々的に出しているこのテ-マは、駆け足で巻いていったオマケの印象しかなかった。それならこの本を読んではいなかっただろうに。 普段こういったメッセージ性の物語を読まない私の、的外れな場違いなレビューかもしれません。 ただ、安直に話題の入れ替わりを用いただけの しかし入れ替わる意味も成さない詰まらない話だった、と 私は感じました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!