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70年分の夏を君に捧ぐ



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【この小説が収録されている参考書籍】
70年分の夏を君に捧ぐ (スターツ出版文庫)
70年分の夏を君に捧ぐ

70年分の夏を君に捧ぐの評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

君の名前は、辰雄

戦争というテ-マで「君の名は」的なことがしたかったのでしょうか…?

ただ単に「戦時中のお話」として物語を書くのではなく、現代を生きる若者が戦争を実際に体験することで「若者が戦争を知る話」という形をとる方が 若者に向けてのメッセージ性は強まりますからね。
「反戦のメッセージ」は、分かりました。

物語としては、私は非常に詰まらないと感じ 読み終えるまでに三度は挫折しました。

入れ替わり過ごす一ヶ月程の期間を、ほぼ全て「現代の若者ゆりかちゃんが戦争を知っていく」ためだけに使っており、もちろんその間は戦時中ちずサイドの状況は何も改善しない上 ゆりかサイドはちずにしっちゃかめっちゃか掻き回され、見ているこちらからすれば「何やってんだこいつら」状態。

一ヶ月何もしなかったくせに、最後の最後 土壇場に「私は未来が--」と今さら騒ぎ回っても時既に遅し。守りたいと言ったもの、誰も、何もろくに守れていない。
入れ替わる意味って何だったんだろう?情報も、時間も、知識も、たくさんあったはずなのに。

『それは、70年もの時を越えた出会い。奇跡が運ぶ、狂おしいほどの愛』
主題として期待していたコレも、違った。
タイトルに背表紙に大々的に出しているこのテ-マは、駆け足で巻いていったオマケの印象しかなかった。それならこの本を読んではいなかっただろうに。

普段こういったメッセージ性の物語を読まない私の、的外れな場違いなレビューかもしれません。
ただ、安直に話題の入れ替わりを用いただけの しかし入れ替わる意味も成さない詰まらない話だった、と 私は感じました。
70年分の夏を君に捧ぐ (スターツ出版文庫)Amazon書評・レビュー:70年分の夏を君に捧ぐ (スターツ出版文庫)より
4813703593

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