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(短編集)
一人称単数
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一人称単数の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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村上春樹の作品は年々冗長になり、衒学的になっていく。疾走感がない。 古い音楽の知識を詰め込みすぎ。「どー---でもいいー---」と何度も思った。 | ||||
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村上春樹は近年、長編より短編の方が魅力ある作品を創作できていたと個人では感じていたのだが、本作にはその魅力をまるで感じなかった。 本編の小説内でも自ら書いているが、テーマがないのである。まるでテーマがないことがテーマであるかでもような短編がいくつも続く。 女のいない男たちでいくつも見受けられた、読み手がハッとするような冴えわたった、人生の核心に迫るようなアフォリズムも見当たらなかった。 唯一、かすかに謝肉祭だけはそれらしきものを感じ取ることができ、かつての村上春樹の余韻がある。 あえて、そういった一読してテーマの希薄である短編を連ねたのどうかはわからないが、もしテーマを作り出そうと小説内で試みてはいるものの、それを生み出すことに失敗しているのであれば(私にはそう感じられた)これからの村上春樹の作品に期待が持てず、衰えたということであり、心配である。 | ||||
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性描写が不快だった | ||||
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14ページ1行目、避妊せず行きずりの関係を持つ描写に絶句。 女性主体の避妊法へのアクセシビリティが絶望的に低い日本で、影響力のある作家がこんな描写をする事に危機感を覚えます。 村上さんの直訳的な文体が好きで、本作も拝読楽しみでしたが、近年は時代錯誤の印象も抱き始めました。 | ||||
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1話目ほそこそこ面白く読めましたが、あとは今まで書かれたような文章、表現が多く止まってしまいました。数年前の短編集の方が面白かった気がします。 | ||||
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楽しみ | ||||
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表紙のデザインがどうしても好きになれないので 毎回ハードカバーで購入するが今回やめた。 | ||||
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表題作の他、「石のまくらに」、「クリーム」、「チャーリ-・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」、「ウィズ・ザ・ビートルズ」、「ヤクルト・スワローズ詩集」、「謝肉祭」及び「品川猿の告白」の8つの短編から構成される「男性の一人称に依る『あり得たかも知れない別の人生』」を綴った実験的自伝風短編集。 どうやら、老境に差し掛かった作者が自身の「あり得たかも知れない別の人生」を些細な記憶・エピソードに基づいて、想像を巡らしたという趣向らしい。しかし、各編がそれに沿って曖昧模糊とした内容になっているので、取り留めの無い印象を免れない。相変わらず、生(性)と死の問題を扱った短編が多いし、各短編の題名から窺える通り、"音楽と詩"の話が多い(これが説明臭くてウンザリ)。既視感が強くて、新規性が感じられない。加えて、ビートルズの曲の説明の一部や"パナソニック(当時は松下電器でしょう)のラジオ"に誤りがあると言うお粗末さ。 作者のファンにとっては興味ある内容かも知れないが、一般読者にとっては退屈な駄作だと思った。 | ||||
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まず、カバーのイラスト。女性の上半身とベンチ、背後の木立にはレコードジャケット、多分ビートルズでしょうが、これはひどい。ビートルズのレコードジャケットがわざとらしくそこだけ色を変えて突っ込んであって、恥ずかしくて見ていられない。数々の村上春樹の書物の装幀の中で最低のものではないでしょうか。(あくまでも個人的感想です。個人的には佐々木マキ氏の絵が好きです。個人的には) また、扉には猿がLPレコードをかけようとしているイラスト。稚拙。 得意のメタファーはどうしたの?と言いたくなります。こんな媚びたような装幀にしなくても、村上春樹って記しただけで売れること間違いないでしょ。 じゃ、どんなのがいいんだと聞かれたら、僕にはいい案があります。本書の「クリーム」に出てくる「中心がいくつもあって、しかも外周を持たない円」をイラスト化すればいいのです。 中心は点でしょうし、点は大きさを持たないから、つまりは無地? | ||||
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この作家の本を読んで影響をうけてしまうと人間が弱くなっていってしまうと思う。 | ||||
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安西水丸氏もなくなり、編集者もパワハラ騒動が取り沙汰されるようになりました。 村上さんの年頃の人は日本がイケイケだった頃を楽しんだ世代ですから、もともとあまり共感はできませんでしたが、もう世代交代なのかな〜と近年の作品を読んでいると思います。 私だけでなく熱心な読書の方々も、あまり読書感想を聞かなくなりましたから、ブームが去ったんではないかと感じます。作家はそこからが本当の勝負ですが、相変わらず全く代わり映えのしない作品にしらけてきます。 本人は「好きでやってるんだから、じゃあ読むな」と思っていることでしょうが...しかしどんな表現者も、意固地になったら終わりだと思います。 もう十分大金持ちで満ち足りた生活を送っている村上さんには、創作意欲は無くなって当然なのかもしれません。 若い子受けを狙ったような装丁もダサく、なんだか周りにイエスマンしかいなくて可哀想な感じ... ノーベル賞でよく取り上げられますが、本来あの賞は画期的な表現や価値観に与えるものであり、「面白い小説」のためにあるものではありませんから、そもそも無理だと思います。(ご本人も自覚してるだろうし) 近年は、大嫌いと公言する子供や日本の近代史を取り入れて、積極的に政治発言もされていますが、自分は安全圏にいるくせに卵の側に立つとかカッコいい事ほざいて陶酔している姿が行間から覗き見え、それに気づきもせず新刊はすぐベストセラーになる状況に、なんだか民衆心理ってつくづく恐ろしいなと思ってしました。 | ||||
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「村上春樹さんの不思議ワールド」を期待してお読みになると火傷をします。(一編を除いては) それぞれの短編の情景を楽しんでもらいたいと言う様な彼の気持ちは伝わってくる気はしますが、楽しくはなかったです。短編を読み終わって、「あとは読者のあなたが考えて!!」と言われている様な放り出し感があります。 後はお決まりの「音楽」「自殺」「セックス」。まぁ、「音楽は思い出のシオリ」「自殺、セックスは生との一対」と言ったところかな(?) 疑問に思うのは、彼はいったい今までの作品の中で何人の人を殺せば気が済むのだろう・・・と言う事です。 | ||||
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ある人が絶賛していたので海外まで最速で取り寄せ(送料だけで3000円)旅行中のホテルで読んでましたが・・・装丁はキレイなのに。一つだけ良いと思った文は「人を好きになるというのはね、医療保険のきかない精神の病いにかかったみたいなの」でした。ホテルに置いていきます。日本語が読める人がいて村上春樹好きに渡れば本も浮かばれるかも。 | ||||
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老人の回顧録は食傷気味にて。 | ||||
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村上春樹作品はほとんど全て読んでいますが、「一人称単数」は期待外れでした。 羊シリーズやIQ 84や海辺のカフカ、騎士団長殺しとか面白いのですが、「一人称単数」は短編小説の中でも、一番内容が理解しがたく、つまらなかったです。 高いわりにはガッカリ! | ||||
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私は村上春樹の長編「騎士団長殺し」を読んで 「もう村上春樹の長編小説にお金を出して買うことはしない」宣言をしました。(皆さん関係ないでしょうが) 但し短編は別と書き添えました。それまでの優れた短編小説群に心底感心していましたから。 ですから、この短編集が出たらすぐに買って読みました。 結果は・・・ 短編もダメです。 村上春樹、どうしたのでしょうか? 過去の傑作の面影もありません。 全く村上春樹らしくない手抜き短編集。 これが手抜きでないなら、70歳を過ぎてあの村上春樹もとうとうボケたのでしょうか? *「パナソニック」のミスはすぐに気付きましたが、このミスはひどいです。最初冗談かと思いました。昔やった「タグホイヤー」のミスのレベルではない大ミスです。 ここまでボケるものでしょうか。編集者も手抜き? | ||||
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どうせつまらないのだろうと思っていたけど 村上春樹の新作だからと 思わずポチッとしてしまったのが運の尽き。 想像以上に、思っていた以上に 絶望的なつまらなさ。 ここまでつまらないものを 堂々と出せる潔さに 逆に感動すら覚えるつまらなさだ。 30年前ならこんな内容でも 何かありがたく受け取る人も いたのかもしれないけれど 30年たって時代環境が大きく変わっても こんなつまらない内容をそのまま 書いて商業化してしまうすさまじさ。 もうとっくに作家としての消費期限は 終わっているのに 「今度こそおもしろいものに違いない」 と期待した自分の愚かさと 判断力のなさを後悔するしかない。 悪いことはいわない。 ほんとつまらないので 買わない方がいいです。 | ||||
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さるのはなしはすごくおもしろかった。あとはつまらなかった。 | ||||
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今回、初めて途中で読むのを辞めてしまった。古本ならまだしも、新刊本を途中で投げてしまった。それほどつまらない。 村上春樹も70歳代、期待するのが無理かも知れない。ミュージシャンにしろ良い作品を生み出すのは若い時だ、大御所作家にしろ若い時の作品で晩年を生きている。 今の村上春樹は『昔の名前で出ています』と云う所か。 次の長編小説が何時出るかわからないが、その長編小説で今後の判断としたい。 高評価した人は、村上春樹の作品だとわかって読んだからで、名前を伏せて読んだら高評価にはならないでしょう。 私の中では『1Q84』までで村上春樹は終わっている。 | ||||
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「ノルウェーの森」より前からの読者です。 正直、なんだか既視感のある話ばかりに思えました。「中国行きのスローボート」を読んだ時のような深い読後感はありませんでした。 「ウィズ・ザ・ビートルズ」の中に、主人公がパナソニックのトランジスタ・ラジオでビートルズを聞くシーンが出てきます。1965年の事だと書いてありますが、この時代、現在のパナソニック、当時の松下電器は、「パナソニック」ブランドではラジオを販売していませんでした。国内のブランドは「ナショナル」です。 細かい事ですが、作家も、校正した「文學界」も、単行本化した「文藝春秋」も、誰ひとりこんなミスに気づかないなんて。 | ||||
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