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秋しぐれ 風の市兵衛
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秋しぐれ 風の市兵衛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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旗本やくざとは? 旗本退屈男なら正義の味方! 旗本やくざ、今の世の中にもいるかも? 一生懸命生きていたらいい事ある! 宗秀先生、鬼一を診てほしかった! | ||||
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one of the greatest expressions and stories in what I read in my life | ||||
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問題ありません。 | ||||
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気に入りました | ||||
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風の市兵衛版「一本刀土俵入り」とでもいう小説です。最初からお涙頂戴の物語が始まって、娘の境遇に涙して、市兵衛の登場と同時に物語は急展開して、やがて大団円になだれていく、そして最後にオチで微笑みを覚える。 | ||||
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そろばん侍。口入屋の差配でどこにでも行きますが、ときには、ずっといてほしいと望む人たちもいます。しかし期間だけは守る人なんです。 | ||||
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辻堂魁氏の大ファンです。 当然、新刊を待ち遠しく思っている一人ですが、Amazon出店の各店の中古本の素晴らしさに遭遇してから、出来るだけ中古本で楽しませていただいています。 今回も期待通り新刊と言っても過言では無い状態の物を提供していただき、感激しています。 これからも、よろしく(o^-')b | ||||
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風の市兵衛の風に吹かれて、その底にある「力」を見せずに、 飄々と生きる姿が、私は好きです。自分には出来ない冷静な 姿も好きです。 | ||||
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思っていたよりも立派な本でした。風の市兵衛シリーズの最後の本が見っかって良かったです。 | ||||
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古本買って、何を書くの? 古本買って、何を書くの? 古本買って、何を書くの? | ||||
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いつも期待して読んでいますので今回も楽しんで読みました。「風の市兵衛」シリーズは面白いですよ。 | ||||
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鬼一という、もと江戸の相撲取りがいて、その不器用な男の人生を、鮮やかに描いた一編でした。 鬼一は、不幸な事件がもとで、江戸を追われ、旅から旅への浪人相撲に身を沈めた。 十五年がたち、すっかり年老いた彼は、家族を尋ねて、江戸へ帰るのだが……。 肉弾と肉弾がぶつかる、相撲のシーン。 死ぬ間際の鬼一が、やくざと戦うシーン。 待ちに待った市兵衛が、ついに登場するシーン。 など、見どころ満載です。 私は特に、老いぼれた鬼一の生きざまに、心を揺さぶられました。 もしかすると、それはひどく安っぽい、お涙ちょうだいのドラマなのかもしれません。 それでもいいんです。 たぶん、男ならわかってくれると思います。 特に、人生を通じて、負け続けてきた男なら。 そして――たぶん、女にはわからないでしょうね。 うん、女は読まなくていい。 男だけ読めばいい。 時代劇に男泣きを求めるかたなら、必読の一冊です。 | ||||
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シリーズ第16弾。 前作「夕影」が、いきなりレベルアップしていたので、「それに続く本作はどうか?」と思って期待して読みました。 が、個人的には「シリーズ最高傑作かも」と思わせる素晴らしい出来でした。 ----- 小石川の旗本竹崎家の当主から、家人に知られず借金軽減の交渉役としての依頼を受けた市兵衛。 この当主が、大身の他家からの養子であり、裏社会の住人と義兄弟の契りを結んだ旗本やくざでもあることなど、特異で複雑な状況を、わかりやすく解きほぐしてゆく。 名うての札差・橋本屋の老獪な主人と対峙する市兵衛。 寛政の改革に背く不法な高利貸しの事実を冷静に指摘し借金減免を迫るも、強気を崩さぬ橋本屋に、市兵衛は、思いもつかない提案をする。 交渉過程の両者の言葉や論理、表情、算勘能力、社会背景も含めた応酬が、読み応えあり。 物語のもう一つの筋は、かつて江戸相撲の関取として将来を嘱望されるも、今は江戸払いとなった力士・鬼一の生き様を描く。 15年の放浪の末に、江戸に帰ってきた鬼一には、図らずも残してきた老母、妻、娘と再開し、自分の不甲斐なさを詫び、せめてもの志を届ける、という切なる思いがあった。 だが歳月は流れ、老母も妻も既に亡く、一人娘は水茶屋の茶汲み女に身をやつしていた。 竹崎家からの依頼を果たす中で、鬼一と相まみえることになった市兵衛。 誰も見る者とて無い神社の境内で、相撲の勝負をする二人の心は、今、長年の友人のように強く結びついた。 そして尾張家主催の御前相撲で、かつての「土俵の鬼」鬼一は、現在の江戸相撲の強者・又右衛門との十五年ぶりの勝負に臨む。 衰えた体であっても、故あって本気の勝負を望む鬼一と、それに応える又右衛門。 その勝負の行方は。 そして鬼一に訪れる試練の時。 秋の冷雨の中、闇社会からの刺客たちを相手に立ち回る鬼一。 疲れ果てた体を引きずり、「もはやこれまで」と覚悟したとき、一瞬の光芒が走り、悪の前に立ちはだかった。 ----- さて、お話は、前作同様もったいないくらい短く、もっといろいろなエピソードを盛り込んで大冊にしてもよい内容でした。 久々に披露された市兵衛の算勘の才、凄腕の交渉人としての手腕の冴えの描写は、「風の市兵衛」シリーズならではの面白さがあった。 そして、影の主人公・鬼一の人物作り、古武士のような生き様は、非常に緻密に表現され、激しく引き込まれた。 (先日他界された北の湖親方を、思い起こさせられた。) また、「昔の痛み分け」の道理を知らぬ、思いあがった闇社会の二代目観音吉五郎一味の凶行に、一歩も引かず立ち向かう市兵衛の心根の優しさ、うなりを上げる風の剣の冴えには、息をのみながらページを繰った。 しばらく前まで、池波正太郎さんの「剣客商売」シリーズをずっと読んでいて、物語全体を支配する優しさ、哀愁、人情に深く驚かされ、涙した。 失礼ながら今までの風の市兵衛シリーズには、そこまでの深みはなかったと感じている。 が、本作で、もしかしたら市兵衛シリーズは、「剣客商売」が醸し出していた、あの世界に近い領域に入りつつあるのではないか、と素直に思った。 これからもいろいろ素晴らしいお話を期待しています。 | ||||
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好きな本をネットで購入できてうれしく思っております。迅速な対応に感謝いたします。 辻堂先生の作品は、「不信」の世界に住む人を「信」の世界に住む人が感化する内容で、現代社会に波紋を起こすものと期待しております。 | ||||
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