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いのしかちょうをこっそり視ている卯月ちゃん
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いのしかちょうをこっそり視ている卯月ちゃんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります タイトルなどからはコミカルな,『あらすじ』からは生意気な女子高生のと思いきや, 他人を,何より自分を信じるために孤独を選んだ,ミステリも含んだ少女の戦いの物語. 序盤こそは珍しい右開きでの横書きや,LINEの画面を模したイラスト風のやり取り, また,見知らぬ誰かのLINEを盗み読むだけの展開に,話の軸を掴めずにいたのですが, 彼女の背景と目的が見え出すあたりから,遡りながら進む流れに引き込まれていきます. 「自分を信じて」とはよく言うものの,同調圧力,異端排除の風潮が強いこの社会で, ひたすらに信じるものを静かに探し続け,貫き通した彼女には胸のすく思いを抱きます. 一方,小さな痛みを負いつつも,手にした自信で乗り越えようとする様子はほろ苦く, それでいて,新旧の信じる友人たちに囲まれての涙と笑顔は爽やかな余韻をも残します. | ||||
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