いのしかちょうをこっそり視ている卯月ちゃん
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まず、宮原るりが好きで、彼女の描いた表紙に惹かれて買いました。そんな入りでも良いかと…。面白かったから。 主人公の女子高生の現状は少し特殊。読み進めるごとに『あれ?この子なんかおかしい』って言う違和感があり、徐々にそれが明らかになって行く。 彼女がそうなってしまった原因も、少しずつ明らかになって行きます。 ただ彼女も実は自分自身、どうしてそうなったのかわからないんです。なぜかはネタバレなんでやめときます。 彼女もそれを知りたいんです。 始めはLINEの画面を見ている風なページが続きコミカルなやりとりがあるのですが、少しずつシリアスな展開に。 彼女が自分に起きたことを知るために会いたい人が居ますが、彼女がその人と会う前と会った後で、僕がこの本を読んで蓄積した登場人物達のパーソナリティや想定がひっくり返ります。 最後は少しホッコリする結末です。なかなか面白かったです。 ただLINE調の作りは面白かったですが、横読みなんで読み慣れない感じはありました。だから星4の所を星3にしました。まぁでもLINE調を描くためには、横読みは仕方ないんですけどね。 漫画化して見てみたい。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります タイトルなどからはコミカルな,『あらすじ』からは生意気な女子高生のと思いきや, 他人を,何より自分を信じるために孤独を選んだ,ミステリも含んだ少女の戦いの物語. 序盤こそは珍しい右開きでの横書きや,LINEの画面を模したイラスト風のやり取り, また,見知らぬ誰かのLINEを盗み読むだけの展開に,話の軸を掴めずにいたのですが, 彼女の背景と目的が見え出すあたりから,遡りながら進む流れに引き込まれていきます. 「自分を信じて」とはよく言うものの,同調圧力,異端排除の風潮が強いこの社会で, ひたすらに信じるものを静かに探し続け,貫き通した彼女には胸のすく思いを抱きます. 一方,小さな痛みを負いつつも,手にした自信で乗り越えようとする様子はほろ苦く, それでいて,新旧の信じる友人たちに囲まれての涙と笑顔は爽やかな余韻をも残します. | ||||
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