(短編集)

床下仙人

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評判

床下仙人の評価:

3.38/5点 レビュー 29件。 C ランク

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平均点3.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1〜13 1/1ページ
No.13
(3pt)

サラリーマン風刺短編集

仕事、仕事で、せっかくの新築マイホームにあまり帰れないサラリーマン。いつのまにか床下に見知らぬ男が住み着き、妻と子がその男と団らんしていた。
 激務の会社人間ばかりが主人公の、五編のサラリーマン風刺短編集だ。残念ながらオビが強調するほど奇想天外な面白さではなかった。それなりに面白い発想なのだが、筒井康隆並みの奇想とか、星新一バリの斬新さというほどでもない。
それでも「床下仙人」は座敷童系かと思いきや皮肉なオチだったり、「派遣社長」はありえない設定を強引に読ませてしまうのだからそれなりの話術はある。
しかし日本のサラリーマンは、悲しい生き物だ。何度もこの小説に出てくるセリフなのだが、「妻や子のために身を粉にして働いているんだぞ」という常套句。家族のためにマイホームを建て、重いローンを抱え、すべてを犠牲にして会社のために尽くした挙句、定年前にリストラされ、肝心の家族にまで見放されたサラリーマン。こんな身につまされて笑えない設定の話を、現代社会の風刺画のように辛辣に描くのだから。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.12
(1pt)

新しい切り口

新しい切り口ではあるが、軽すぎ。筆者のそれ以外のの作品を読みたいとは思わなくなった。
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4396328338
No.11
(3pt)

SF(少し・フシギ)的な作品

少し前テレビで、ドラえもんの作者・藤子・F不二雄のSFは〈サイエンス・フィクション〉ではなく、〈少し・フシギ〉と捉えて、その手の作品を執筆していたという話をしてしていた。
 しばらく忘れていたのだけれど、本作を読み終えたときふとこのことが頭に浮かんだ。

 まさに本作は〈少し・フシギ〉なものばかりだ。
 それだけでなく、実際にあってもおかしくないようなものばかりというのが、また上手い。

 どれもそれを感じたが、特にそう思ったのは、床下仙人』、それから『派遣社長』。

 『床下仙人』からは、一人の心がけ次第で、簡単に壊れてしまうし、円満にすることのむずかしさを感じた。
 『派遣社長』からは、実際にありそうだと思ったことや、マリエの言ったとおりになったとしたら、怖い話だと思った。

 原宏一の作品は初めて読んだけど、まあまあ良かったと思う。
 近いうちに違う作品も読みたい。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.10
(2pt)

ど、どこがカフカ?

「床下仙人」(原 宏一)読了。短編集。表題作の発想はたしかに奇抜ですがそれだけ。本の帯にある「現代版カフカの『変身』だ」というのに釣られて買ったものだから余計に内容の軽さに落胆し且つ騙された感に苛つくのかもしれない。この本読んでほんのちょっとでもカフカを連想する人はまず居るまい。
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4396328338
No.9
(2pt)

読みやすいが内容は平凡、文体も古臭く感じる

私も確か、新聞の広告かPOP広告を見て読んでみました。
作品は読みやすい印象ですが、文体はいかにも古臭く、結
末も陳腐なイメージを持ちました。
作品自体に「落ちがない」と言ったら言いすぎでしょうが、
読者は結末ではいつも「どんでん返し」を望んでいると思
います。それが自分の予想通りだと確かにガッカリしますね。

表題作の「床下仙人」は予想通りの平凡な結末、「てんぷら
社員」は一見面白そうな展開を期待しましたが、社員以外を
会社に忍び込ませるのはどう考えても不可能だと思います。
「戦争管理組合」は言わずもがな、「派遣社長」は発想こそ
斬新ですが、私も二番目の社長が出てきてからはあーやっぱり、
このパターンかと一気冷めてしまいました。
「シューシャイン・ギャング」も平凡な結末であたかも安っ
ぽいホームドラマを見ているようです。

ただ、いずれも企業で働くサラリーマンを主人公にした作品で
随所にサラリーマンの悲哀を感じることはできる。お疲れビジ
ネスマンには清涼飲料水的な役割があるかもしれません。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.8
(2pt)

帯の惹句に誘われ買ってしまいましたが・・・

アイデアというか、発想そのものはそこそこ面白いとは思いますが、その調理がイマイチこなれていないというか、
プロの技ではないなという気がしてしまいます。「派遣社長」なんかも、目の付け所はけっこういいセン行ってますが、
展開が単調で途中から飽きてしまいます。特に元・飲み屋チェーンの社長から次のすました社長に代わってからなんて
完全に読む気が萎えてしまいました。結末も意外性のないつまらないものでした。
 プロットの甘さ以外にも、キャラクター造形というのでしょうか、人物の描き方もなんだか魅力的でなく、
感情移入など到底できなかったので、おのずと物語にも没頭できませんでした。
本屋さんがリキ入れて勧めてたようですが、ちょっと首を傾げてしまう内容でした。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.7
(2pt)

完成度が低い

最初タイトルだけを見たときは、座敷童子の仙人バージョンか何かだと完全に勘違いしていたのですが、内容を見ると短編どれもが「仕事中心サラリーマン」が主人公で、現在ニッポンに対する風刺小説のようですね。
風刺小説は嫌いではないのと、発売されてからだいぶ経ち、いまだにベストセラーランキングに入っている所に興味を持ち、手にとってみました。
「新奇想小説」と自ら呼ぶだけあって、現実にありえない話の展開がでてきますが、どれも「珍しいことを考えたなぁ」程度で特に引き込まれる内容とは言えません。
また、登場人物も全く魅力を感じず、特に表題作は、極端に仕事中心な夫と、夫の仕事の大変さを全く思いやることもない妻のいずれにも感情移入できず、結末は呆れるほどくだらない。中でも最悪でした。
「てんぷら社員」がかろうじて楽しめたため、オマケで星2つ。
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4396328338
No.6
(3pt)

粉飾POP

私も書店のPOPを見て誘惑に負けてしまいました。 
約10年前に書かれたものですが、開いたページ全体から立ち上るこの饐えた臭いは何でしょうか? 読んでいると4,50年以上も前に書かれたものではないかと思うほど古い空気感で満ち溢れていました。 題材でしょうか、文体でしょうか、安易な結末でしょうか、とにかく全てが黄ばんでいるのです。 戦前の白黒映画を見ている感じと言うのでしょうか、レトロ感が好きな方には心地よいかも。 あのPOPを見なければ一生巡り会わなかった作家でしょうが、あと数冊読んでみたくなりました。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.5
(1pt)

ついでにこれもかってって

書店のPOPに☆5つ。
期待いっぱいで読んだので落胆が激しいです。

作品は一番最後のがお気に入り。
映像化するといいと思います。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.4
(3pt)

JAROに電話したいです

「これがつまらないなら、もう薦める本はありません」と啓文堂書店は断言していますが、これより面白い本を探すのは容易です。

本書にも著者にも何の恨みもありませんが、このキャッチコピーを採用して
「君のコピーのおかげで売り上げが鰻上りだよ、がははは…」とか言いながら、部下の肩を叩いている啓文堂の広報部(?)上司とコピー自体を考えた担当者の頭を力いっぱいスリッパで叩きたくなります。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.3
(2pt)

オチがつまんねぇ

他のカスタマーレビューの例に漏れず、僕も書店のPOPに引っかかったクチ(しばらく書店のPOPは信用しないだろうな)。
確かにアイディアや着眼点は面白いのだけど、いかんせん、オチが詰まらない。え、このまま終わってしまうの?と5話全てに対して感じた。中でも表題作が一番駄目だったと思う。
「確信犯」という言葉使い方を間違えているし、国語力そのものがまだまだ弱いと感じた。1作1作、丁寧に作りこんで欲しい。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.2
(2pt)

映画化したら面白いかも

『これが面白くなくて何が面白い』という本屋のPOP広告に惹かれて購入しましたが、正直思っていたより面白くなかった。
発想は面白いんだけど、文体とかストーリーの進め方が古臭いというか、、チープ。
映画やドラマなど映像化しればなかなか面白い作品になるんじゃないかと思いますが、小説をして読んだ時には、、う〜ん、、厳しいですね。発想力は認めますが文才は乏しい。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338
No.1
(1pt)

古い。古過ぎる。

読んでるそばからイライラ。
なんでこんなにイライラするのかと考えると、古いんですね。
何が古いって、センスというか、空気というか、においです。
この小説の持つにおいが。

表紙カバーには「新奇想小説」って書いてありますけど、全然、新しくないんですね。
仕事を理由に家庭を省みない男と、その妻の会話。
こんなテーマ、もう小説で語るのはやめましょうよ。
古臭いテーマだから、最後に何かあっと驚く仕掛けがあるのかと思って読み進めても、期待に応えるオチはなし。
ああ、がっかり。
床下仙人 (祥伝社文庫) Amazon書評・レビュー: 床下仙人 (祥伝社文庫)より
4396328338