カルマ真仙教事件

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評判

カルマ真仙教事件の評価:

3.58/5点 レビュー 48件。 D ランク

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平均点3.58pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(3pt)

やはり命懸け。

この下巻では、主に公安内部の対立や組織の混乱などが描かれており、少し戸惑った。
特に、検察庁長官射撃事件が主になっていて、
あまりカルマ教そのものに対する描写が少なく、肩透かしの気がした。
それでも、主人公が警察を辞めて会社に就職して、
疑惑解明のためロシアや北朝鮮などに行く下りは、
一歩間違えば命を失う危険があり、こういうことを
公安部というのは日常的に行なっているとおもうと、
何か恐ろしいものを感じる。
この書は、題名がカルマ神仙教とあり、
その辺の新事実が出てくると期待していたが、
刑事物としての作品と読むべきだということが、
最終巻でわかった。
カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)より
4062937867
No.5
(3pt)

回顧録

上中と発刊されて、下巻までの間隔が少しありました。上中発刊時の下巻の作りが固まっていたのかどうかはわかりませんが、作者も迷っていたのではと思ったのが読後感想です。最後は自分自身を反映されたのかなと。回顧録風になってしまったのではと感じた次第です。
カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)より
4062937867
No.4
(3pt)

ほぼノンフィクション

登場人物も当時の事件を知っていれば、あの人の事を言っているんだろうという予想がついてしまう名前の付け方です。
敢えてフィクションにしたのだから、もっと登場人物に魅力が欲しかったな、と。ただ、こういう事件があって、次はこうで、という事実を読んでいるように感じてしまいました。
事件側ではなく、対峙する公安側からの事件を見るというのは面白いですが、正直、詳しく警察内部のことをどうのこうの言われても、そこまで興味がなく、難しく感じてしまいましたので、かなり薄い本でしたが、案外読むのに時間がかかりました。
ただ当時の事件に関してはとても興味深いものがありましたので、「上」「中」は読みましたが、「下」を読むかどうかは正直迷っています。
カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫)より
406293745X
No.3
(3pt)

真実は?

フィクション形式だけれども、限りなく事実に沿っている。
一般人には、開かせないことがたくさんあることが、行間から見えてくる。というか、知らない方がいいことの方が多いのかもしれない。
割と事件の事実を時系列で、淡々と書いてある。
確かにあさま山荘事件に匹敵するか、それ以上のインパクトがある
事件であることは確かだろう。
麻原の死刑執行の後から、本当の事実が出てくるのだろうか。
カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫)より
406293745X
No.2
(3pt)

予備知識は必須

例えばですが「あの事件のことを何も知らないので全容が知りたい」といった人がこれを読んでも、
あくまで概要的なことまでしか分かりません。

この本はむしろ、今までの教団関連本では「足りないピース」だった部分を補うような感覚です。
暴力団や一部の政治家とオウムがつながりがあったために捜査に慎重になるしかなかった点などがそれでしょうか。

ただ、率直な感想として言うと、小説作品としてはそれほど面白くはないです。
むしろ、完全ノンフィクションの麻生幾「極秘捜査」の方が情報量も多い上に、
未知の敵と対峙せねばならなかった警察や自衛隊の不安や恐怖、情報の錯綜をよく描いており、質としては高いです。

できればこの本もノンフィクションとして書いた方が良かったかもしれません。
主人公がどうにも自分のことを自慢するような発言を連発するので好きになれませんし、
警察の失態を指摘されると逃げを打つのが腹立たしい。
第一のサリン事件で無実の通報者を警察が逮捕して取り調べ、
しかも白だと分かっているのに釈放しなかったことをマスコミの友人に問い詰められると
「上にも考えがあるんだ」とか「教団側にこちらの捜査を気付かれないように」とかさりげなく言い訳をしている。

その一方で、弁護士一家殺害事件が某テレビ局が情報を教団側に流してしまったことが原因だったことは厳しく批判している。
また、捜査情報が教団に漏洩していた件も
「陸上自衛隊一尉が教団にサリン解毒を教えた」
といったことを根拠に自衛隊側に内通者がいたようにミスリードさせている。
(一応、警察内にもいるんじゃないかとは触れているが、全く本腰を入れていない。びっくりするくらい危機意識がなく本当に公安かと感じた)
熊本の教団施設に強制捜査が入った時に
「警察に内通者がいたから捜査前に証拠隠滅した」
というのは教団幹部の上祐史浩が実際に証言している。
自衛隊に内通者の汚名をおっ被せようとしている作者にはどうも好感が持てない。
なので、諸々それを言うなら警察も同罪だろうにと突っ込みを入れたい。

ただ、中巻で描写される地下鉄サリン事件の被害者達を前にして主人公が後悔と防げなかった罪悪感から涙するシーンは心から胸が痛んだ。
引っかかる点は多い小説ですが、事件を実際に知る作者による新たな証言として最後まで熟読したいです。
カルマ真仙教事件(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カルマ真仙教事件(上) (講談社文庫)より
4062936917
No.1
(3pt)

刑事目線。

テレビの特番などでは、脱会した信者目線で語られることが多いが、この書は、公安の刑事目線で、フィクションとして、オーム真理教の
事件が語られている。
社会を揺るがせた凶悪事件であるものの、多分公判が継続中ということで、あまり書籍ではなかった。
内容は、よく知られている流れであるが、情報を手に入れるために、ヤクザの幹部を訪ねていくくだりは、一歩間違えたら命をなくすだろうし、向こう側に入れられる危険もあり、命がけという表現がぴったり。
サティアンの偵察も同じように命がけの侵入であり、怖かった。
これから、いろいろな舞台裏も出てくるだろうし、続編が楽しみ。
カルマ真仙教事件(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: カルマ真仙教事件(上) (講談社文庫)より
4062936917