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41歳の(秘)大作戦: ズッコケ中年三人組 age41
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41歳の(秘)大作戦: ズッコケ中年三人組 age41の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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子供の時に夢中になって読んだずっこけ3人組が、自分と同じ40代で帰ってきてくれるとは。3人のキャラクターもそのまんまで、とても楽しく読めました。子供の時にこのシリーズを読んだ人は是非。 | ||||
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前シリーズで出た真知子が登場。 前シリーズがちょっと読みなおしたくなる。 3人組の活躍がちょっと物足りなかったかな。 | ||||
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未読ですので、これから読むのを非常に続編と楽しみにしています。 | ||||
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小学生たちの冒険を描いた人気シリーズの主人公たちが、40代の中年になってからの連作、という、おそらく日本の児童文学史上前代未聞のシリーズ開始となったこの作品。なにしろ前例がないから賛否両論が出るのは当然ですし、テーマがはっきり絞られていない、浅い、というころも確かにありました。それでも「age44」 や「age45」など相当な佳作も出ているのだからこの作者の作家根性には本当に脱帽です。これは今まで積み上げてきた作品世界の再利用で、それでまた読者を楽しませようとしているのだからすごいことだと思います。 最初期の作品「㊙大作戦」の後日譚なのですが、本作でもまた三人組は麗しの美女マコちゃんにしてやられます。ただ、大人の目線で見てみると、マコという女性はどうも子供時代から暖かい家庭というものに縁のない非常に孤独な人で、その孤独に決して負けることなく、「ずる賢く」生きていくすべを身に着けています。彼女にしてみればズッコケ三人組を利用することなど赤子の手をひねるように簡単なことなのでしょうが、当の三人組がほとんど何も気にしていない、というのが不思議と読者を幸せな気分にしてくれます。おそらくマコにとって三人組というのは、人生の中で何の警戒心も抱かず接することができる唯一の人間たちなのでしょう。世の中が、「騙す者と騙される者」とか「弱肉強食」だけで成り立っているわけでは決してない、という気にさせられます。それが本作のミソでしょう。最強の強者は三人組なんだけど、当人たちはもとより誰もそのことに気づいていない。かっこ悪いけどいい話ですよ。 主人公たちが大人になってしまっているので、子時代作品の純粋性やほろにがい余韻はもはや望むことはできませんが、中年シリーズには中年シリーズの面白さがあり、どうしても全部読まずにはいられなくなってきます。 | ||||
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とても良かったです(笑) 子どもの頃を思い出させていただきました。続きが楽しみです。 | ||||
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とてもよかったです。昔読んでいたシリーズの先の話があって懐かしく読めました。 | ||||
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私はズッコケ三人組シリーズをあまり読んだことがないので、中年三人組との比較というよりは中年三人組という作品のみの感想になります。 他の作品もそうですが、まず主人公三人を一人一人ゆっくりと説明する場面は、ズッコケ三人組から知る人も知らない人も、この作品の中に入り込みやすくしていると思います。 内容に関しては、若干の後味のモヤモヤ感はありましたが、全体としてまとまっていて読みやすかったです。 大人向けの作品として是非お読みになってみて下さい。 | ||||
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旧シリーズのファンだった子供時代、何度も何度も読み返したズッコケシリーズ、今でも大好きです!! ただ、この不惑を迎えた三人組+αの織り成す物語は、正直いまいちワクワクしない。 ただ、あの小学生時代色々な物語を織り成したキャラクターたちの現在(?)を知れるという意味で☆三つつけました。 元々のファンの方なら読んでみてもいいと思います。 ズッコケシリーズをあまり読んでない方であればこちらの中年シリーズではなく以前のシリーズを読んでみることをオススメします!! | ||||
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子供のころ夢中になって読んだこのシリーズ。 主人公たちは歳を取り、テーマもなんだかきな臭い(というか、リアルというか)感じになっているが、どんどんページをめくりたくなるあの感覚は一緒だ。 「健康問題」「メディアのあり方」「夫婦間の目標の相違」など、本書にはいろいろなテーマが組み込まれているが、どれも、それほどは深く掘り下げられていない。 そしてメインとなる事件そのものも、わりとあっさりと解決する。 つまりこの物語は、あくまで「日常の延長線上」にある。 それに物足りなさを感じることがあるのも事実。 でも、そんな40代の日常とちょっとした非日常を淡々と描き、しかも読ませる作品に仕上がっているということが、著者のストーリーテラーとしての能力を証明している気がする。 気軽に読める物語として、年一回の発刊が楽しみなシリーズだ。 | ||||
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前編を読んだときは、世間の目でみると40歳ってこんなに情けないように映るのだろうかと 少し悲しい感じがしましたが、今作はみんなそれなりに歩いていてちょっと安心しました。 世間的には41歳は、もういい大人なのでしょうが、その歳だからこそ不安になったり悩んだりすることがあるんだよなーと妙に納得してしまいました。 ”あーきっとこうなるよ、心配だよ”な行動は子供時代を思い出させ、人間そうは変わらないよねと古い読者をうなずかせると思います。 | ||||
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三人の行動力と冒険をハラハラドキドキしながら読んだ私たちが大人になったように、 ハチベエ・ハカセ・モーちゃんの三人も大人になりました。 なんと今年で41歳だそうです。 今回のお話は、かつてのクラスメートが真智子が人気占い師となり、 彼女のトラブルに巻き込まれる三人を描きます。 しかし中年になった三人が、 あのころのハツラツとした三人のままでいられるはずもなく、 同時に私たちも子供ではなくなった。 やはり、あの頃のままでの設定には無理があり、 児童文学を大人の読み物にしたような中途半端なぎこちなさを感じます。 しかも最後まで読み進めると、 今回の事件のために三人はどう活躍したのだろうか・・・ ただ泳がせれていただけなのでは・・・ということに気づいてしまい、 三人もただのオヤジになってしまった・・・と妙な切なさがこみあげます。 また三人の活躍を読めるのは嬉しいです。 でもお互いの成長が邪魔をして、どうしようもない葛藤を感じます。 | ||||
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自分はズッコケの長いファンですが、この作品にはあまり納得できませんでした。けっきょく何が言いたくてこの話を書いたのか良くわからない。物語の展開もここから、というところで尻すぼみになっていく気がする。次回作に期待しています! | ||||
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前作の「ズッコケ中年三人組」の表紙はハチベイ、ハカセ、モーちゃんの小学生姿が夕焼けをバックに黒ベタの影になっていた。今回の表紙は白バックにローマ字タイトルの大書きで三人組の姿は消えている。この表紙デザインの苦慮が“ズッコケ中年三人組”のシリーズ展開の難しさを物語っている。つまり、中年になった三人を文章では表現出来てもビジュアルじゃ難しいってことだ。読者の中に小学生時代の三人のイメージがあるから。 前作は番外編の趣だったけど、今回からは本格的な“中年シリーズ”の幕開けであり、シリーズで続けていくとなると、制約、弱みが浮き彫りになってくる。読者はおとなだし、おとなの世界を描くんだけど、表現はこどもに縛られる、もちろん“小学生編”のイメージに縛られる。そこら辺をどうやって突破していくか、あるいは逆に“小学生編”の資産をどう活かしていくかが今後の著者の腕の見せどころだろう。 読み手としては自分に照らし合わせて「そうそう、おとなになっても基本はあの頃と変わらないよ」って気分と、「ガキの頃とは違うんだよ」って相反する気持ちが混在する。 前作が番外編だったのに比べて本作が“小学生編”の従属物じゃないんだよ、って意思を感じたのは、(このあたりの詳しい事情を知りたい読者は、「ズッコケマル秘大作戦」を熟読してほしい-筆者)っていうリンクが数箇所埋め込まれてたこと。これって中年である現世界が「主」でそこから過去を参照するって位置づけだよね。前作は中年の今は延長線上だったので、本作では過去と現在の位置関係の転換が図られている。 寅さんでも名作と凡作、好みがあるように、シリーズってのはそういう見方があって、その体でいくと本作はイマイチかな。著名な美人女占い師ってのが細木数子やプリンセス・テンコーを思わせて、あまりにリアルに近づきすぎてる。前作の怪盗Xってあたりがズッコケの世界観だと思うんだよね。 | ||||
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2005年に出版された「ズッコケ中年3人組」からの続編。 内容としてはズッコケシリーズを読破した人が思わず「クスッ」となるようなシーンも 含まれてはいるが、やはり物足りなさを感じる。前作はある程度はズッコケ要素がはいっていたが、この作品は皆無に近いだろう。中年でおこりうる健康をテーマにしたらしいが、大体はマコの話で終わったような・・・。一言で言うならば内容が極端に薄い。年のせいもあるかもしれないけど、作者は少年誌が一番あっていると思う。 | ||||
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