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(短編集)

おしゃべりな訪問者



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【この小説が収録されている参考書籍】
おしゃべりな訪問者 (新潮文庫 こ 8-9)

おしゃべりな訪問者の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

アウストラロピテクスからアミダまで

歴史上の人物に架空インタビューをするという趣向は、けっこういろいろな

ところから出ているが、著者はSF界の巨人らしく。発端をH・G・ウェルズの

タイムマシン機発見から書き起こし、アウストラロピテクス(これ、歴史上の

人物なんだろうか?)から秦の始皇帝、クレオパトラ、マヤ・アステカの王、

元寇のさいの高麗将軍金方慶、三代足利将軍義満に本居宣長等々と、よくもまあ

これだけ調べたというくらいいろいろな人物が登場する。なにせ、日本を沈没

させたり、木星を太陽化しようとしたり、首都東京を異星人の手で「消失」させ、

はては短小の浦島太郎を登場させた著者である。歴史についても相当な博識ぶりを

披露しているところがいい。

 ワタシ的には、最後のブッダらしき「影」との対話が哲学がかっていて

興味ぶかい。あと、クレオパトラの「特出し」とか…時代を感じます。
おしゃべりな訪問者 (新潮文庫 こ 8-9)Amazon書評・レビュー:おしゃべりな訪問者 (新潮文庫 こ 8-9)より
4101097097

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