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(短編集)

おしゃべりな訪問者



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【この小説が収録されている参考書籍】
おしゃべりな訪問者 (新潮文庫 こ 8-9)

おしゃべりな訪問者の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

とんでも、架空インタビュー

昭和50年7月筑摩書房より刊行されたものの文庫版。昭和55年8月に刊行されている。この頃はちくま文庫はなかったので、新潮文庫から刊行されたのでしょう。
京都の古ぼけた古道具屋で見つけたタイムマシンを使って時間旅行をして様々な時代の有名人(?)にインタビューをするというもの。だが、その有名人たるや、アウストラロピテクスに始まり、クレオパトラ、始皇帝、アステカ国王、高麗将軍金方慶と続き、足利義満、大内義弘、本居宣長のバトルまで出てくる。ところが最後は何だかわからない仏の影とでもいう存在が出てくる。
小松左京の博学が存分に出てくる架空インタビューだが、その真骨頂は最後のインタビューかもしれない。仏教論とでも言える話が続くのだが、仏の言葉を借りて語られるのは、小松左京が生涯にわたって追い求めたものだったように思う。
おしゃべりな訪問者 (新潮文庫 こ 8-9)Amazon書評・レビュー:おしゃべりな訪問者 (新潮文庫 こ 8-9)より
4101097097

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