■スポンサードリンク


恐怖のブロードウェイ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
恐怖のブロードウェイ (1958年) (世界探偵小説全集)

恐怖のブロードウェイの評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

巧妙なフーダニット、そして人生の哀歓を描いた傑作

原題 Terror on Broadway 原著1954年刊
ブロードウェイを震撼させる殺人鬼ウォルドウとそれを追うジャーナリストとの対決。
類型的なシリアルキラー物の範疇に留まらない捻りの効いた展開が素晴らしく、フーダニットとしても巧妙。
その意外性は評論家の森英俊氏もリッパー物の五指に入る傑作と評価していた作品だが、加えて1950年代のブロードウェイの繁栄の陰に埋もれた人々の哀歓を描いた人物と風俗の描写も一流であり、デイモン・ラニアンやオー・ヘンリーを思わせる才筆は再評価されて然るべき作家だ。情感溢れる結末も心憎く忘れ難い。
恐怖のブロードウェイ (1958年) (世界探偵小説全集)Amazon書評・レビュー:恐怖のブロードウェイ (1958年) (世界探偵小説全集)より
B000JAVBOA

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!