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信長殺すべし



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信長殺すべしの評価: 2.89/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

黒幕は誰か

1993年に講談社ノベルスとして出たもの。1996年には講談社文庫化されている。
 『ハムレットの殺人一首』につづき、俳優・多岐一太郎を主人公としたミステリ。
 撮影中の事故で入院中の多岐が、本能寺の変の黒幕を推理するというベッド・ディテクティヴもの。信長、光秀、秀吉、家康などの人物関係、事件前後の足取りが詳細に調べられており、そのなかから、誰が黒幕としてふさわしいか検討されていく。
 歴史ファンの人なら楽しめるのかも知れない。状況証拠と動機についての検討は良くなされており、信頼性も高い。
 結末はいかにも岩崎氏らしい。一般読者には受け入れがたいとは思うが。ちょっと強引すぎるのでは? その強引さを楽しむべきだとは思うのだが、前半の緻密さと比べてしまうと。
異説 本能寺 信長殺すべし (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:異説 本能寺 信長殺すべし (講談社ノベルス)より
4061816659
No.1:
(3pt)

黒幕は誰か

1993年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 『ハムレットの殺人一首』につづき、多岐一太郎を主人公としたミステリとなっている。
 撮影中の事故で入院中の多岐が、本能寺の変の黒幕を推理するというベッド・ディテクティヴもの。信長、光秀、秀吉、家康などの人物関係、事件前後の足取りが詳細に調べられており、そのなかから、誰が黒幕としてふさわしいか検討されていく。
 ミステリ・ファンとしては、正直、あまり面白くはなかった。退屈であったと言ってもいい。『探偵の四季』シリーズや、刈谷シリーズとは味わいがまったく違ってガッカリ。あの、青春の瑞々しさというか、キャラクターの魅力が感じられなかった。
 歴史ファンの人なら楽しめるのかも知れない。状況証拠と動機についての検討はバッチ利であり、信頼性も高い。
 結末はいかにも岩崎氏らしい。まあ、一般読者には受け入れがたいとは思うが。
信長殺すべし (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:信長殺すべし (講談社文庫)より
4062633396

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