カエルの楽園

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カエルの楽園の評価:

4.31/5点 レビュー 1,073件。 S ランク

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平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全135件 21〜40 2/7ページ
No.115
(1pt)

死の商人軍需財閥のプロパガンダ本

こんなものに金を払うのはバカらしいので立ち読みです。
憲法を変えて戦争ができるようにしても国民を守れないことは世界最強の軍事力を持ちながらずーっと戦争を続け自国民も他国民も戦場以外でも殺し続け真珠湾攻撃も9.11も防ぐことができなかった、アイゼンハワーにして「軍産複合体」と言わしめたアメリカが証明している。

そして今、著者のオトモダチの軍需財閥グループの首相が過ちを繰り返す方向に日本を向かわせようと画策していることを解ったうえで読むと実に胸糞が悪くなる。

この著者は総じて戦争を美化する作品が多いが権力者の為でしかない国家主義のために主権者であるはずの国民が命を差し出すのはあまりに愚かなことであると先の大戦で学んだはずのことを靖国には祀られていない沢山の子供を含む非戦闘員の犠牲者の思いとともに今一度思い起こす必要を感じることができた。

このレビューの意味が理解できない人は是非「軍需財閥グループの首相」や「アメリカ兵 9条を抱きしめて」や「手塚治虫『戦争はごめんだ』」でググることをお勧めする。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.114
(2pt)

何も残らないです

寓話としてならまぁ秀作と言っても良いかも知れません。
ですが、百田らしさを求める向きには何も残りません。
私にとって百田の傑作と呼べる作品は他にいくつもあって
選びきれません。でも本作は絶対にないです。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.113
(1pt)

さすが大先生。論より証拠ですね。

さすが大先生だけあって素晴らしいです。
ジョージ・オーウェル著『動物農場』の動物の姿を借りるという素晴らしい舞台設定を用意し、自身の足で取材した訳でもなく得意のネット収拾で2チャンや4チャンを閲覧し、それを見たまま克明に描く。そして感じたままをお仲間でもあるネトウヨに伝えようと「ネトウヨ御用達の理屈と偏見。それにまとわりつく差別」というネトウヨ根性丸出しの持って生まれた天才的な技量でまとめ上げた作品。自身最高傑作という理由もここにあるのでしょうね。さすが大先生です。
つまり、ネットで拾った情報をカエルに置き換えて書き連ねた長文のネットの掲示板を読まされている感覚。この掲示板を読んでの感想としては信念をもった保守であれば尊敬出来ます。しかしながらこの大先生はエセ保守であるのは紛れも無い事実であるということ。エセ保守が論じてもネトウヨと言ってることは変わらないという事実。読んで何かが変わるわけでも無いということ。拡散された情報を今更読んでも目糞鼻糞ということ。中身が無くスッカスカな内容は読めばわかる。論より証拠ということです。
本の表紙も掲示板っぽいですね。さすが大先生ですね。寓話というより掲示板ということなんですね。いちいち感心します。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.112
(1pt)

寓話の作り方が稚拙

「1984」と読み比べて一目瞭然。寓話としての魅力の乏しさ、稚拙さがひどい。他者への憎しみで商売する卑しさ。もっと普通の小説を書けばこの著者はそれなりの物を書けると思うのだが、こういう商法で儲けるのは残念。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.111
(2pt)

私が『カエルの楽園』をオススメ出来ないたった一つの理由。

『たった一つの蛇足さえなければ文句なしで☆5だった』
 カエルがカエルを文字通り食い物にする過酷な世界を渡り歩いてきたアマガエルのソクラテスとロベルトがたどり着いた楽園の国。
 そこは自らの毒腺を潰してまで力を持つことを拒否するツチガエルたちの国だった。
「争うための力を持たないことによって我々は平和を得ている」
 自分たちを温かく受け入れてくれたツチガエルたちの話を聞いたソクラテス達は感動し、力を持つことを拒否する思想『三戒』を世に広めようと決意する。
 しかし、ロベルトが旅の途中で負った足の怪我を治す必要があったため、ついでにもう少し楽園の国ナパージュを調べてみることにする。
 そうしてみると、段々と楽園の裏側とも言うべき事情が透けて見えてくる。
 今の平和があるのは巨大なワシ『スチームボート』がこの国に別荘を作って睨みを利かせているからだというツチガエルがいること。
『三戒』はツチガエル達が自分で作ったものではなく、かつて自分たちを虐殺したスチームボートが押し付けたものであること。
 そしてその歴史をほとんどのツチガエル達が忘れていること。
『三戒』をひたすら持ち上げて賛美する筆頭であるカエル『デイブレイク』は自分と違う思想の持ち主を許さない排斥主義者で、ツチガエルは争いを好む残虐なカエルであるという自虐史観を繰り返し押し付けるカエルであること。
 スチームボートに頼らない自衛力によって国を護ろうとする実直なハンニバル三兄弟がいて、彼らはツチガエルを度々助けているのにデイブレイクのせいで嫌われているということ。
 ツチガエルたちが自虐史観を持つことを歓迎するヌマガエルたち(彼らはツチガエルとほとんど見分けがつかない)がいること。
 争うための力を意識して持とうとしなかった善良なツチガエル達は自分たちの意志を声に出すことが出来ず、デイブレイクのようなカエルに好き勝手されていること。
 他にも色々あったが、とにかくこれらを見て、ソクラテスは『三戒』の効力というものに対して疑念を抱くが、同じ旅人であったロベルトはそんなソクラテスに「三戒は素晴らしいものだ」と激昂して袂を分かつ。
 苦労を共にして同じものを見聞きしてきたはずのこの二人の対立の構図は非常に面白い。ロベルトが怪我をした時にツチガエルのローラに優しくしてもらったという事実を加えて見ると、無力なアマガエルやツチガエル達が盲目的にすがりつきたくなる要素が『三戒』にはあるけれども、実際どれほど役に立つのかきちんと考えるべきだというメッセージとして成り立つ。
 デイブレイクもまたそういう意味では魅力的なキャラクターだ。
 彼は結果的に生き残った数少ないツチガエルのうちの一匹だが、ひたすら自分の種族を貶めることをモットーにしてきた彼は、ひたすら捕食者であるウシガエルを賛美するしかなくなった。
 彼の非道さは作中で散々描かれるけれども、ウシガエル達に対して恐怖感を抱いている描写もまたされている。
 明らかな亡国の輩であり、理屈よりも感情を優先するクセに弁は立つというどうしようもない矛盾だらけで愚かさの極みとして描かれる彼だけれども、彼もまたウシガエルの侵略によってゴマすり以外の生き方を許されなくなるのだ。
 作中では他の話屋(コメンテーターなどのことだろう)もウシガエルのゴマすりをして生き残っている。こういう奴らに国の未来を任せるなという強いメッセージ性を感じるし、知識人という名のある種の無責任な人達に対する皮肉としてなかなか面白いとも思う。
 ツチガエルの若者、つまり日本の若者に対するメッセージも、また強烈だ。
 大人になったばかりの彼らは自分たちが争いの尖兵にされるのが嫌だという目先の利益だけを見て『三戒』の破棄を反対する。
 そんな彼らの末路は無惨に弄ばれて捕食されるというもの。平和というのはタダでは購えないというメッセージとしては安直だが目をそらせない強烈さがある。
 これらは全てカエルたちの物語としても成り立つし、日本にも将来起こりうる話としても成り立つ。よくここまで直裁に表現してみせたと賞賛したい。
 だけれども。
 ヌマガエルについての描写だけは適当に過ぎると言わざるを得ない。
 彼らは前述したように、ツチガエルたちが『三戒』を守り、自虐することに利益がある存在として描かれる。
 ツチガエルたちが元々持っていた領土をかすめ取ったヌマガエル達は、ツチガエル達が戦う力を持てば自分たちが侵略されると思っているかもしれない、とは作中で語られている。
 彼らは一見、ツチガエルと見分けが付かず、デイブレイクの取り巻きとして『三戒』が破棄されようとする度に何かしらの妨害をしていたと思われる。
 ここまではいい。
 当時はウシガエルがどこまでやる気なのかなんて分かりようも無かったし、もしツチガエルが『三戒』を捨てて力を取り戻しウシガエルに勝ってしまったら、次は自分たちが狙われると思うのも道理だ。
 少なくともツチガエルとヌマガエルの話として成り立つ。
 問題は、たったの一文にある。
『ウシガエルを大歓迎したカエルたちもいました。ピエールたちエンエンのヌマガエルです。ピエールは手を振りながらウシガエルに近づき、その群れの中に入っていきました。』(P239)
 この後、彼らはデイブレイクの密告によって挙げられた『三戒』破棄に賛成したツチガエルたちを捕まえる役割を進んでやってウシガエル達の歓心を買い、ツチガエル達を管理する役割を与えられて奴隷になるのを回避することが出来た。
 この話の流れで見るならば、彼らは狡猾で自分たちが生き残るためならば手段を選ばないカエルだと見ることが出来るでしょう。
 しかし、この一文に疑問を覚えない人は、果たしてきちんとこの話を読んでいたのだろうかと思わずにはいられません。
 カエルの楽園では、第二章からウシガエルの脅威とそれに対応するツチガエルたちの右往左往っぷりを描いていますが、その中でウシガエルがツチガエルほどの大きさしかないカエルたちにとってどれほど恐ろしい存在なのかは何回も描写されています。
『崖の上では、一匹の年老いたツチガエルが腰を抜かしてガタガタと震えていました』(P89)
『「ウシガエルの皆さん」ガルディアンはふるえる声で言いました。「皆さんが立っておられる場所はナパージュの土地です』(P166)
『池に入ってきたウシガエルは一匹だけでしたが、それでもツチガエルたちはパニックになりました。なぜなら池にはツチガエルのオタマジャクシたちがいたからです。』(P221)
 その他にも、ウシガエルがただ近くに来るだけで恐慌をきたすツチガエルたちの姿は度々描写されています。P228では、ツチガエルの三倍近い体躯があるウシガエルがツチガエルを丸呑みにする挿絵があります。
 これら全ての描写が示すことは、ウシガエルという存在はツチガエルたちにとって兵器を携えた軍隊のような存在だということです。彼らが自分の方を見るだけで、銃口を突き付けられたかのような恐怖を感じるのでしょう。ちょうどハンニバル三兄弟が自衛隊のようであるように。
 さて。非常にシンプルな質問をするのですが。
 そんな恐ろしいウシガエルたちに対して、どうしてエンエンのヌマガエルたちは諸手を挙げて歓迎できるのでしょうか?
 彼らは自分たちを丸呑みに出来る口と思考をもった存在に対して非常に友好的ですね。
 自分たちが喰われないと確信しているとしか思えない行動です。
 普通に考えれば、内通していたと考えるのが自然でしょう。
 しかし、そういった描写は作中では一切されていません。
 無理矢理解釈すれば、ヌマガエルたちは作中で『三戒』の破棄に対して反対し、妨害する動きを見せています。それはウシガエルたちにとって益のある行動であり、内通している証拠であるかもしません。
 ですが、そのためには彼らはまず、ウシガエルたちと交渉しなければなりません。
 当然、電話もメールもない素朴な社会ですから面と面に向かい合っての交渉になります。
 同じサイズのツチガエルたちの侵略を恐れていた彼らが、そんなこと出来るもんなんでしょうか?
 それともヌマガエルたちは気楽にこう考えたんでしょうか?
 ツチガエルを喰えば彼らは満足してくれる。自分たちは喰われないと。
 ウシガエルが前もって命じていたにしても、彼らがツチガエルとヌマガエルを見分けられたということになりますね。そして崖下にいたはずの彼らがナパージュの政情に詳しいということにもなってしまいます。
 そんな描写は一切されていません。彼らが恐れていたのはワシのスチームボートとハンニバル三兄弟だけであることは明らかです。他は全て強行偵察で敵の武力を確認しています。
 また、ウシガエルが彼らをツチガエルの支配に使った根拠も、ツチガエル達を率先して捕らえ始めたくらいしか描写されていません。

 この作品において、浮いているのはヌマガエルだけなんです。
『三戒』を盲信するローラや若者であるフラワーズは無惨な末路が待ち、外界の知識を求める好青年のハインツはカエルとカエルが争うという事実を最後まで受け入れられずにいました。
 広場をまとめていたマイクやデイブレイク扇動者たちは、その腕を買われてウシガエルたちの中でも生き残ることが出来ました。無能な指導者であるガルディアンは、ナパージュの傀儡の王として生き延びました
 ハンニバル三兄弟や元老であるプロメテウス、世捨て人のような生活を送っていたハンドレッドは、ナパージュを愛し護ろうとしましたが、大勢の理解を得ることが出来ず、私刑のような有様で最期を迎えました。
 長い間ナパージュを武力によって護っていたワシのスチームボートは、互いを護る条約を結ばずともなお惨状を見かねてナパージュに現れましたが、デイブレイクの言葉を心無い言葉を聞いてそのまま去って行きました。
 彼らは誰も報われることもない、まさしく侵略を受け為す術もなく敗北した国の住人として相応しい末路を迎えたと言えるでしょう。その生々しさは見事で、この寓話は目を逸らしてはいけない警鐘だとするのも納得出来ます。
 ただ一点だけ。ヌマガエルは不自然に優遇されるという安易に過ぎる発想が、この作品を「警世の書」などではなくただ悪意のある差別主義者が描いたものに貶めました。
 ヌマガエルは悪役でも構いません。ですが彼らが侵略を恐れてデイブレイクに取り入り、『三戒』の維持に躍起になるような卑小な存在であるならば、それに相応しい振る舞いと末路を用意して欲しかったということなのです。
 私が言いたいのはただ一つだけなんです。
 ヌマガエルはツチガエルと混同されて食い散らかされてしまったら良かった。
 それだけです。それだけで、この寓話は日本が辿る最悪のシナリオの一つとして、胸を張ってオススメできる書物になったでしょう。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.110
(1pt)

なんで評価高いのか?

高評価なので、ざっと読んでみた。日本の平和憲法を否定するために作られた童話。話はつまらない。この本を読んで高評価を付けるとは思えないので、みんなサクラなのだろうか。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.109
(2pt)

寓話で日本を表現しようとしたことは評価する。

けれどもまあ、何ともステレオタイプな見方を詰め込みまくったもんだ(笑)
ブルートフォースアタックよろしく「これは日本の話なんですぅ!」と直接的な暗喩が散りばめられている。
その分、気に入らないことも多い。寓話にしては、動物の性質を無視しすぎていることだ。
外敵が居なくて豊かなら、歌と踊りが盛んなくらいでカエルの出生率は低下したりせんだろうし。

話の内容はアメリカと手を組んで中国に対抗しようぜって話でしたね。話の是非はそもそも語る価値がありません。
途中からカエルじゃなくて人になってましたからね彼ら。
ヌマガエルの存在、必要でしたか?

この作者はブラック企業賛美でかつ右よりな方であることは理解していたつもりだったが、予想以上であった・・・・・・。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.108
(2pt)

読み始めてすぐに結末がどうなるかが分かってしまう。

カエルの楽園。おとぎ話風に書かれているが、読み始めてすぐに何を言いたいかが分かってしまい、結局、最後まで読んでも驚きと、感心させられることはなかったのだ残念でした。著者の本は他にも色々と読んで、感心させられたり、感動しましたが、今回は・・・でした。
もっと、それぞれのカエルの意見をより深く、描いていれば良かったのかもしれませんが、何とも言えません。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.107
(1pt)

「臆病」が招く亡国へのマネジメント

キューバ危機はどうして起こったか
キューバ危機はどのように回避されたのか、
キューバにとって、
核が無い事が危機だったのか
核が有る事が危機だったのか
ソ連にとって都合の良かったキューバ
アメリカにとって都合の良い日本。
今の日本を取り巻く構造が理解できていないマンガ君
ちっちゃい無人島から始まる新しい自存自衛論への序章。
「受験」にでなくても、「出世」に無関係でも、少し難しくても、真面目な本で近代史を学んでほしいナ。
「平和ボケ」というのは、まともに近代史を学べなかったマンガ君の好戦論。
これは軍産の茶坊主にしてスポ魂劇画小説家だけに、文化度「0」。
マンガ君の世界の教祖。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.106
(2pt)

面白くはない

2人のカエルが国を出て新たな楽園を探し当てるもそこは本当の意味で楽園ではなかった
崩壊する国をただただ2人が傍観しているだけのストーリーで救いの無い内容

この国のあり方を学んで自分の国を良くするわけでもなく 世界が平和になるわけでも無い 仲間が殺戮された経験も活かされない
設定がファンタジーなだけの ただの現状と変わらないカタルシス的な面白みが全く無い作品

結局なぜデイブレイクは大衆を騙していたのかわからずじまいだし
頭の悪いツチガエル達にイライラしてしまい読むのが辛かった

現実ではこのような救いの無い結果にならぬよう
ツチガエルとして頑張りたいと思う
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.105
(2pt)

なぜカエルを選んだのか

これが最高傑作かどうかは置いといて、小学生くらいなら憲法9条について理解できるんじゃないですかねぇー。(適当)
面白くなかったわけじゃないけど、読んでてすごくイライラした…そしてカエルに詳しくないから想像ができなかったのもなんだかなぁという感じでした。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.104
(2pt)

けっきょく、右翼を「戦争好き」とレッテル張りする左翼と同じになってんじゃん。

百田尚樹の「カエルの楽園」が売れているらしい。本屋に大量に平積みされているから読んだ方もいるかも知れない。アマゾンレビューも大絶賛。ほとんどが高評価。いったいどんな話なんだろう。と思って読んでみたら中身は「動物農場」的な風刺劇。なんだけど、結論を言うと私は正直、この小説をあまり好きではない。
 どういう話かというとね。紛争から逃げ出したカエルが主人公なんです。で、そのカエルが、あるときめっちゃ平和なカエルの王国にたどり着くわけ。そのカエルたちは平和が大好きなの。「平和を守ろう」「平和を愛そう」ってずーっと唱えてるわけ。むかし戦争で死んだんです。たくさんのカエルが。だから、もう隣国と喧嘩しない! 二度と戦争をしない。武器を持たない。隣国にはすぐ謝る。そういう平和主義の世界で生きているカエルたちなんです。それを見て主人公はびっくりするわけ。「こんな平和ボケでいいの!?!?」って。外には、ウシガエルっていう獰猛なカエルがウヨウヨいるんですよ。このウシガエルがカエルたちを食べようと狙ってるんです。それなのに「平和が一番」や言うて不戦主義を貫いてるカエルたち。ウシガエルが王国に近づいてきている。なのに「武器を持たない」カエルたち。ウシガエルが迫ってくる。さあ、カエルたちの運命は・・・という話なのだが、百田尚樹の終末予想図が描かれた寓話なのである。「いまの平和は戒律のおかげだ」と思っているわけよ。カエルたちは。でも、じつは背後に強い鷹がいて、そいつがカエルたちを見守ってるんですよ。むかし鷹とカエルが大喧嘩したんです。それで怒った鷹の返り討ちを受けたカエルが「もう戦争はしません」っていう戒律をつくったと。ところが実はそれ鷹がつくった戒律で、二度とカエルたちを刃向かってこないように押し付けた戒律なわけよ。この押し付けられた戒律が、憲法で。鷹はアメリカのことなんだけど。
 この小説を好きではないと思った理由は、ラストのオチである。ネタバレするが、ものすごく嫌な感じのラストなのだ。
 ラスト、ウシガエルが攻めてくる。そのとき9条派のカエルたちはどうするか。なんとウシガエルと結託して戦おうとするカエルたちを弾圧し始めるというブラックな展開が始まるのである。
 9条守ろう派のカエルの首領は、もう完全に「悪党カルト教祖」としか描かれていないのだ。そしてこのウシガエルが中国なんだけど、いや、もちろん寓話だから名指しはしてないんだけど、なんか9条派と、中国を模したウシガエルが、もう胡散臭いほど悪魔化(デモナイゼーション)されすぎなのである・・・。これだとまるですべての中国人が、日本人と戦争をしたがっているように見える。
 こういう中国や九条信者を「邪悪なもの」として描く、というのは「あちら側」を邪悪なものと判断し異分子を排除しようとする九条信者と、全く同じ思考回路、つまり「自分と異な考え方の人間は排除するべき」という独善的な暴走が蔓延る原理主義の考え方にこの小説自体もハマっているのだ。
 いやね。べつに「自分の国を守ろう」という祖国を守る意識を持つことは大切なことだとは思う。外敵に対して警戒したり「恐怖」を感じるのも人間のまっとうな感情だと思う。でも、そういう感情は「特定の国」じゃなく「個々の人間」に向けられるべきだと思う。「特定の国」とか「特定の民族」に向けているから、だから読んだあとで、気持ち悪さしか残らなかったんだよね。面白い小説だったけど、あまりにもオチがきな臭かったので、生理に受け付けない小説だった。
 </大>
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.103
(2pt)

つまらなかった。

日本の風刺なんだろうけど、
淡々と滅んでいくだけの世界の噺で物語として面白くなく読了感も悪いです。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.102
(1pt)

カエルの楽園それはある種特定の人間にしか見えないワンダーランド・・・

なんていうか・・・カエルの楽園なんて大仰なタイトルにするよりぼくちんの楽園の方がよかったのでは?
そもそも著者の自我をカエル憑依させることじたいが失礼ですし、どっかの国を投影したウシガエルが海を渡ってくるなんて読者が叫喚する
非科学的な面からみても読書課題にすら使えない始末。
内容的になんちゃって右曲がりチ○ポのポリティカルを接着したラノベ絵本のゴミにしか見えない。
個人的にはこの異常なレビューアーの山がカエルを二つ変えてカルトの楽園にした方が皮肉的に面白かったという結論に辿り付いたので☆1
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.101
(2pt)

政治か宗教に興味のある方に。

始終イライラさせられるお話でした。「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」の作者さんだから、と購入しましたが世界観も違うし読後のモヤモヤ感ハンパないです。帯に「これが私の最高傑作だ!」とありますが、ならばもっとはっきりストレートにお書きになったらいかがですか?宗教、国交、政治について、カエルで誤魔化しているようでとても歯痒いお話でした。もっと男気溢れる話が読みたいです。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.100
(1pt)

時間の無駄

思想云々は置いておいて、何の工夫もない内容。
後半は冗長で読み飛ばした。
だから何?という感想。頭にも心にも何も残らない。Amazonには悪いが買って読まずに正解だった。お金を出す価値無し。

こんなものが自身の最高傑作とはね。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.99
(2pt)

250ページの落ちのないショートショート

良い点
・文書が分かりやすく、内容が理解しやすい
・日本現代史を知らない場合はそれなりにためになる

悪い点
・内容が浅い割にページ数が無駄に多い
・日本人が読めば、中盤辺りで終わりが予想できる
・話に締りがなくメリハリがない

筆者の思想そのものを否定するつもりはありませんが、
1冊の本にするには余りにも内容が浅く、
子供向けという言葉が似合う本に感じました。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.98
(1pt)

「現実主義者」の非現実

政治的右派は、左派の憲法9条擁護を非現実的だと批判する。それには一理ある。しかし現実主義者を自称する右派の防衛論は、別の意味で非現実的である。年金や学校もまともに運営できない非効率な政府を信頼し、防衛を任せるからだ。

寓話で左派を揶揄した本作には重大な矛盾がある。楽園ナパージュに住むカエルは体に毒腺があるが、争う力を持つことを禁じる「三戒」に従い、子供のころに潰してしまう。無防備につけ込み、凶暴なウシガエルが襲う。そこまではいい。

問題はその後だ。ウシガエルは楽園のカエルを次々に食う。しかし毒腺をつぶしても、カエルの体内には毒があるはずだ。現実の世界でも、毒のあるヒキガエルを犬や猫が食うと、呼吸困難、麻痺、痙攣などを引き起こし、死ぬこともある。

楽園のカエルの毒は、巨大なワシの目をつぶすほど強烈という。ところが食ったウシガエルは何ともない。毒があるなら死ぬか弱るかして、残りは恐れをなして逃げ帰るはずだ。だがそれでは作者の意図に反し、楽園は無事守られてしまう。

ウシガエルの襲来を前に、カエルは反撃を巡り国会で激論を交わす。この描写は無意味だ。国会で決めようが決めまいが、体には反撃の毒があるのだから。作者は政府が防衛を独占する人間の現実に引きずられ、物語の設定を忘れたらしい。
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.97
(1pt)

ネトウヨ御用達

ネトウヨ的な感性を持った人は面白く感じるでしょう、それ以外の普通人はつまらなく感じるでしょう。そういう本です
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122
No.96
(1pt)

これって小説?

この本は、私に韓国語を習っている学生が年末日本に行った時に買って来たという何冊の本の中で
面白そうだったので借りて来て読んだけど、本当にふ愉快な読み物だった。
ふと、百田直樹という名前ってどこかで聞いたような気がして、調べてみたら「永遠の0」の作家ではないか。
自殺特攻隊、いわゆる神風特攻隊を美化したということで反発と拍手を当時に浴びたあの右翼作家。
粗筋はこのような展開になる。.
凶悪なガエルに祖国を奪われた若いガエルノソクラテスは平和の国を目指して脱出をする。
様々な苦労を経てようやくナパージューという国にたどり着く。
ナパージューは水も餌も豊かで平和なガエルの楽園だった。
ナパージューの南の池には恐ろしいウシガエルたちが住んでいたが、ツチガエルたちは自分たちの戒めである3戒を固く守る限り平和が敗れることは決してないと信じ込んでいる。
1.ガエルを信じろ 2.ガエルと闘うな 3.闘う力を持つな
ここまで読んでもう分かった。米日中をめぐった情勢を取り上げて、9条の廃棄を主張している。
そこで放り投げたかったが一体どんな展開になるかなと気になり、最後まで読んだ。
文章は幼稚なくらい単純でストリートだったし、どのガエルが誰の役を担っているかも見え見えだった。
結末はウシガイルの攻撃にも関わらす最後まで3戒を信望したナパージュー国は滅びることになり、
ツチガエルは皆食べられる。であった。
これを小説、つまり文学と呼べるか。単なる右翼おやじのポロパガンだにすぎないと思った。
3戒 の破棄を主張していたガエルは皆処刑され、国は滅びるという話で、平和憲法の護憲派を国を滅ばせる愚かなものに片づける。
現在日本の右翼リーダーたちを迫害される少数派に描写したのもあきれる。どうして悪行に明け暮れる人こそ被害者面をするのかな。
在日についての見くびる表現も甚だしい。
こういう本に熱狂する日本の社会が懸念になる。もちろん批判的な読者もいる。
ただその10倍の人は熱狂している。これはそのまま 護憲派と改憲派の割合ではないがと思う。
安部政権はいわゆる「集団的な自衛権」というあいまいな用語を駆使しながら、日本をまた戦争ができる国に変えていく。
そしてあの後ろには愚かな(?)国民を啓蒙しようという使命感で燃える作家たちが布陣している。百田直樹はこの本こそ自分の傑作だと自慢している。
あれこれうるさかった「永遠の0」は韓国語で出版されている。この類の本も相手を知るために読む必要があるのか私にはわからない。とにかくジョウジオエルの「動物農場」を期待して読んだけど本当に気まずい本であった。.
カエルの楽園 Amazon書評・レビュー: カエルの楽園より
4103364122