鎌倉香房メモリーズ
評判
鎌倉香房メモリーズの評価:
4.68/5点 レビュー 65件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 21〜40 2/4ページ
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前回の踏切での事件から続きがどうなっていくのかドキドキしながら拝読いたしました。
この一冊はこの物語を大きく動かす一巻となっていました。雪弥さんが突然鎌倉にこなくなった経緯を含め、彼の過去が暴かれていきます。冷静沈着で人に流されない完璧人間という描写でしたが、雪弥さんも人間でした。生きていく中で過ちを犯さない人は残念ながらいません。香乃ちゃんに自らの口で罪を告白するまでには多くの時間を費やしましたが、本人から聞くということが二人の中で大きな意味をなしていきます。
雪弥さん関連の話と同時進行で、香乃ちゃんのクラスメイトが彼女に悩みを打ち明けとても悲しい、しかし子供の愛ゆえに起きてしまった事件にも深く心を持っていかれました。殿岡くんの恋は残念ながら破れてしまいましたが、次の恋愛も頑張って欲しいと応援してしまう優しい男の子でした。
前半部分はなかなか雪弥さんが出てこず、その代わりに彼の叔父さんやお爺さんが登場し、それぞれが彼のことを愛しているというのが伝わってきました。本人は世の中にいらない存在だと考えているようでしたが、沢山の人から話を聞いた香乃ちゃんが泣きながら雪弥さんに想いを伝えるシーンはこちらまで涙か出そうなほど感慨深かかったです。
クリスマスや新年という楽しい行事を終え、ある意味「当たり前の日々」が戻ってきた香乃ちゃん、雪弥さんの想いが伝わり本当に幸せです。不器用なりの雪弥さんの告白に私まで恋に落ちそうでした(笑)
読み終えると表紙の二人の距離がいつもより遠い理由が分かりますね。
最終巻発売が発表されておりますので、香りと恋愛を通して綺麗に終わってくれることを願います。