聖女の救済

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聖女の救済の評価:

3.86/5点 レビュー 319件。 A ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全125件 81〜100 5/7ページ
No.45
(3pt)

加賀刑事の守備範囲では?

一読して、東野圭吾の近作にしては珍しい本格ミステリーだと思った。しかし、何となく釈然とせず、もう一度読み返した。二度目は事件のポイントに的を絞って。

 その結果、疑問に思ったこと。
 第一に、最初の現場検証で、警察(鑑識)が〇〇〇を調べなかった(少なくとも証拠保全しなかった)のは不自然。犯人が後から証拠隠滅できるとは…(絶句)。
 第二に、〇〇〇についての説明が微妙。注意深く読むと、痕跡を残さずにトリックを仕掛けることが本当に不可能なのか、明確に検証されたかどうかよくわからない書き方だと思う(作者が意図的にそうしたのだろうが)。

 つまり、あえて言えば、湯川の推理が本当に正しいのか、厳密にはわからないのではないか?
 しかし、この作品はその点を問題にしておらず、湯川の推理は正しいという前提に立って、犯行のトリックは、動機は、と進んでいく。つまり究極的に言えば、これはミステリーではなく、犯人の心情がテーマの一種の恋愛小説なのだろう。

 だとすると、この犯人が、犯行後に自分を守ろうとするとは考えにくい(そのためのトリックではない)。自首するか自殺するか、どちらかだろう。
 あえて罪を暴かれ逮捕されることが、自分への制裁だと犯人が考えたとしても、その場合の追及者は、湯川や草薙刑事の役回りではないような気がする。これは加賀恭一郎刑事の守備範囲だったのではないか。

 そもそも犯行のトリック自体、湯川でなくては解けない謎ではない。きちんと鑑識がサポートすれば、「文系」の探偵でも解決できると思う。『容疑者Xの献身』もそうだったが、やはり「探偵ガリレオシリーズ」の長編である以上、まず、湯川でなくては解けないトリックを周到に準備する、というのが第一条件だと思うのだが。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.44
(2pt)

虚数解

ガリレオの苦悩を読み終わってすぐ購入し,1日で読み終わりました。
トリックはシンプルながら,かなり現実離れした感があり,拍子抜けでした。
内海刑事の直感,こだわりに対する描写はよかったと思います。ドラマの配役を知っていて読むと,思わずニヤリとする作者の悪戯もあります。
容疑者Xの献身の出来が良すぎ,期待しすぎて読んでしまったようです。
夢中になって読むのではなく,1週間ほどかけてじっくり読めば,楽しめたかもしれません。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.43
(3pt)

鑑識は調べるだろう?と思うのは私だけ?

毒物と並んで最大のポイントとなる点の調査を事件直後に鑑識が見逃すことに矛盾を感じる。
TVや映画で主役級の人物像は読者の8割方にはできていると思うので、他の方も書いているとおりそのイメージで読み進む方が大半であろう。その中で被害者側の人物は「容疑者・・」と比較すれば印象が薄いと感じる。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.42
(3pt)

いつもよりも最後のオチが浅いと感じた。

読んだらやめられなくなる、ヤミツキにさせるといった東野圭吾独特の魅力はこの作品の中にも存分に感じられる。
どんなトリックが使われたのだろうと、話が進むにつれて段々とその期待が高まっていった。

『容疑者Xの献身』では見事にその期待以上のトリックで感動し、
『流星の絆』では前者に比べると感動は少なかったものの、最後のどんでん返しに驚かさせた。

しかし今回の作品に関してはその期待の方が大きくて、消化不良に終わった感じがする。
確かにトリックはすごいが、そこまで奥の深さを感じさせない。
まぁそれが「虚数解のトリック」と言われたらそれまでなのだが。
どうもスッキリしない、最後のオチに関してはいつもより浅いのではないか。

話は本当にジワジワ進み、期待を高めるつくりになっているだけに悔やまれる。
感動を狙った話ではなく、トリック勝負ならもう少し味が欲しかった。

毎回期待に応えてくれる東野圭吾の作品ということで評価は厳しくしたが、読んで損はない一作だ。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.41
(3pt)

どうなんやろ・・

東野圭吾さんの作品は大好きです
特に「容疑者Xの献身」とか最高やなって思いました
でも今回のガリレオシリーズはどうなんやろ・・一晩で読んじゃったけど・・
おもしろいかって言われれば確かにおもしろいです

けど、いい小説を読んだ後に感じる独特の浮遊感というか
そういうものを今回の小説では感じられなかったです
んー微妙・・厳しいかもやけど、他の東野さんの小説と比べたら星3つ!!
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.40
(3pt)

商業主義にがっかり

「ガリレオの苦悩」に比べると、内海薫のキャラクターが柴崎コウそのものではなくなり、幾分落ち着きのある知的な女性に描かれているものの、i podで福山雅治を聴いている描写には、商業主義を感じ、興ざめしました。
物語は徹底的にフィクションを貫いてくいれないと、読み手は気分を害します。
また、最近の東野圭吾は、土曜ワイド劇場的で、物語の終盤になって、「実は、こんな人がいました」と核心に迫る人物が登場し、急展開してしまう軽薄さがあり、がっかりします。
「容疑者Xの献身」が原因で警察と距離を置く湯川を事件に引き入れるため、また内海薫を湯川に近付かせるために、草薙が犯人に恋をする展開は強引過ぎて、やはり、がっかりしました。
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4167110148
No.39
(3pt)

相変わらず一気読みさせられますが・・・

面白いことは間違いなく、一気読みは必至だと思います。
ただ、後半真相が明らかになるにつれ物語が失速していくように感じたのは私だけでしょうか。リーダビリティの核となるトリック、言い換えればタイトルの意味するものについては「いくら何でも無理じゃない?」という感想しか出てきませんし、被害者にも加害者にも人間的な魅力が最後まで感じられなかった。ダンナも奥さんも、考えていることがあまりにむちゃくちゃです。(こういうキャラの部分については、何かそれまでの印象を一変させるようなツイストが仕込んであると思ったんですけどね)
「情念」とか帯に書いてあって何やら重そうだけど、実際はそうでもない話だと思います。

蛇足ですが、登場する女性刑事がiPodで福山雅治の曲を聴いているとか、こういうお遊びって必要なんでしょうか。喜ぶ人ももちろんいると思うけど、個人的には少しがっかりでした。
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4167110148
No.38
(3pt)

全体的に薄いかなー

そう感じました。 トリックは面白く、着眼点はさすが東野圭吾といったところですが、全体的に冗長かなと思います。もう少し二転三転させて欲しかったです。 あと、犯人は随分身勝手で、感情移入できるわけではありませんでした(被害者は悪くないとは言いませんが、殺されるほどではないかと)。 今回出てくる登場人物それぞれに特に人間的魅力はありません。 あと、これは完全犯罪ではありません。いくつかの偶然が重なり、さらには警察の現場保全能力に問題があります。 色々言いましたが、東野圭吾だから厳しめに採点したわけで、一般的には面白いと思います。
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4167110148
No.37
(3pt)

ガリレオでなければ納得するけど

湯川、内海、草薙の役回りがはっきりしていて、おもしろいことは確かです。とくに、ボケ役が多かった草薙刑事が今回は重要な役になっていて、彼のドラマといってもいいほどです。単なる愛憎劇のような出だしから、だんだんと話がふくらんでいく展開は東野圭吾らしいと思います。一気に読ませるだけの作品ではあります。でも、このような結末であるならばガリレオである必要はないです。別に、謎解き自体に科学の知識はいらないですし。また、犯人は最初から明かされていますが、彼女の犯行に至るまでの心理に説得力がありません。被害者の人物造形もこんな奴いるかって感じでやはり説得力に欠けます。雑だといってもいいくらいです。何よりすべてを知った上で、結婚した犯人の心情が最大の謎です。『容疑者Xの献身』も人物造形に難がありましたが、ガリレオと愛憎劇とは相性が悪いと思います。それと、読むのなら先に同時発売の短編集の第1章を読んだ方がいいです。なぜなら内海刑事が登場するのは短編の方が先で、湯川が捜査協力を再開したきっかけになっているからです。長編から読むと、そうし経緯が分からないため、最初のところに違和感を感じると思います。また、何人かのレビュアーが勘違いしていますが、この作品の連載が始まった時点はドラマ開始のずっと前です。ドラマが始まってからも連載は続いていたので、終盤はドラマからの影響はありますが、ドラマを意識して創作されたものではありません。
聖女の救済 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 聖女の救済 (文春文庫)より
4167110148
No.36
(3pt)

今回は草薙と内海に注目

犯人と湯川の直接対決だった「容疑者Xの献身」から一転、湯川と犯人のあいだに、犯人への複雑な思いを抱く草薙と女性の視点から真相にせまる内海が配置され、それぞれがいい味を出している。特に内海は、TV版とちがってずっと知的で冷静。
トリックが文章を読んでもなかなか具体的にイメージできない分、衝撃度が薄れるのが残念。○○○を持ってる人ならすぐわかるんだろうか・・・。夫婦間の取り決めや被害者のキャラクターに対する違和感で、☆2つ減ではありますが、「虚数解」うんぬんの湯川先生の台詞の場面は福山ガリレオで見てみたい。映像化される場合はぜひ草薙主人公で。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.35
(1pt)

ぼくのかんがえたすごいとりっく

トリックは論理的には可能だけれども絶対に実行されることはあり得ない。
中学生が考えたような奇抜なトリック。そのトリックありきで考えられたようなストーリー。

まさか東野さん、「虚数解」言いたかっただけじゃないのかと。

そして動機も微妙。全く同意出来ない。

東野圭吾作品の中でも、五指に入る駄作です。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.34
(3pt)

終わり方が…

被害者がこの土地に来た目的、そして殺された理由は何か。

過去の事件も含め真相に迫っていく部分は面白く一気に読みました。
しかし、真実が明らかになることによる悪影響を慮り、
自分勝手な動機(と感じました。自分は)で殺人を犯した犯人を
見逃すことになるラストは納得いきませんでした。

最近の東野作品は推理小説でも登場人物の心の機微についてが中心で、
それはそれで魅力のひとつではありますが、「情」と重んずるあまり、
「法」をないがしろにするのはどうかと思います。

聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.33
(2pt)

到着しました

対応は迅速で、本自体も問題ありませんでしたが、カバーに中古品を示すシールが貼られてあり、
そのシールは剥離可能なタイプでなく、ほとんどはがせないようなものでした。それが残念です。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.32
(3pt)

長編でなくても…

「容疑者X」の後のガリレオシリーズ長編だけに、
かなり期待したんだけど、思ったより軽めで肩すかし

正直、このトリックなら長編じゃなくてもよかったんじゃないかなあ?

被害者男性に対する容疑者女性の執着に感情移入ができず、
よくキャラがつかめないのは、私が男だから?
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.31
(2pt)

トリックが無理

ネタバレ注意

そのトリックが成立するためには、犯人は被害者が家にいる間トイレにも行けない。それは絶対あり得ないだろう。

毎年コンスタントに作品を発表するのはいいが、もう少し練ってほしい。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.30
(3pt)

うーん…

東野圭吾の作品にしては、最後まであんまり引き込まれませんでした。トリックにも無理があるし、登場する人物にもあんまり共感できなかったです。東野作品には珍しいハズレだというのが、僕の感想です。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.29
(3pt)

やや物足りず

東野圭吾は読みやすい。
グイグイ読ませる文章力はさすが!
被害者は女性の立場からすると許せないので
犯人側の心情に共感しちゃいますね。
オチはいまひとつ。
完全犯罪ならそのまま見逃して欲しかったかな
映画化で湯川シリーズイチオシみたいだけど
加賀刑事モノのほうが好きだなぁ。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.28
(3pt)

久々の長編佳作

このところ「夜明けの街で」「ダイイング・アイ」「流星の絆」といった個人的には駄作(失礼)が続いていたが、やっと久々に東野圭吾らしい佳作と感じた。ただし、何となくオチが見えてしまい、かつ東野作品に期待する捻りがないのが残念。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.27
(2pt)

微妙だなぁ。。

「容疑者x」以降、東野さんちょっとパワーが落ちてるような気がする。
もちろん今作も、読み易さは抜群だし、そこそこ魅力的なキャラクターが出て、
まあトリックも(ありえないながらも)「ほぉ〜」と感心するような内容です。
ただ、全てにおいて中途半端な感が否めませんでした。
まず刑事側が、草薙1人体制から草薙&内海の2人体制にシフトした事によって
どうしても焦点がぼやけてしまう。特に内海が中途半端。
各種のヒントや内海が綾音を怪しいと思う観点がどうも唐突すぎる。
で、それを「お前は勘が鋭いから」の一言で済ませてしまう。。。
あとは湯川。
今までも協力してもらってるからと言って、あれだけ内部情報をリーク
させるのはどうかと思うし、何だか物語を無理矢理収拾させるための
「都合のいいキャラ」に成り下がってるような。。
ガリレオ長編という事で、どうしても容疑者xと比較してしまうんですが、
あの時の湯川と石神の息がつまるような頭脳戦や、クライマックスの衝撃、
それらに比べると、何とも中途半端な感じがします。。
東野さん好きなんですが。。最近どうも、、ね。。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106
No.26
(3pt)

尻すぼまり

犯人はわかっているがトリックがわからない・・・そこでガリレオ先生の出番という、おきまりのパターン。今回女性刑事内海薫の登場により、草薙刑事と湯川準教授との絡みが少ないのは少々残念。今回のヒロイン「真柴綾音」は非常に魅力的で草薙が心を奪われるのも納得。読み進むうちだんだんと残りのページが少なくなり「え?本当に残りページで容疑者を追いつめられるの?」と思っていたらやはり・・・期待はずれの結末でした。ここまで引っ張っておいてそりゃ無いぜ。勝手に期待したこちらが悪いのかもしれませんが。
聖女の救済 Amazon書評・レビュー: 聖女の救済より
4163276106