容疑者Xの献身

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容疑者Xの献身の評価:

4.20/5点 レビュー 902件。 S ランク

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平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,026件 801〜820 41/52ページ
No.226
(5pt)

深すぎる愛って怖いかも。

最後まで展開が読めないし、もうハラハラ。
まさかまさかの展開でした。
石神の愛の深さに気がついたとき、はっとすると同時に、愛は人をここまでさせるのか…とぞっとするような気もしました。
ラストははーっとため息をつくほど、悲しさというか…けして後味のいい小説じゃないんですけど、やっぱりいいですね、東野さん。
夜中に読み始め、結局朝までかけて1度で読んでしまい、翌日睡眠不足で大変でした。
読み出したら止まらない、東野さんはつくづく罪な小説をお書きになりますね(笑)
ガリレオシリーズ初めて読んだので、後の2つも是非読みたいし、映画も見に行ってみたい。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.225
(5pt)

完全犯罪と愛情。

ミステリーものを読んで泣いたのは初めてです。石神にとって、二人の親子は光だった。明日を生きるための源だった。その二人を守るため、彼が犠牲にしたものは・・・。石神と草薙の間で揺れる湯川の苦悩も手に取るように伝わってきます。何より、トリックに脱帽。証されたとき、「あっ!!」と声が出てしまいました。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.224
(5pt)

非常に巧妙なストーリー

 島田壮司氏の「点星術殺人事件」や綾辻行人氏の「十角館殺人事件」と同レベルの巧妙な物語であると思います。デビュー作であり、乱歩賞受賞作でもある「放課後」よりずっと大胆な作品を、作家として熟練した時期に作り上げた才能は驚異的であると思います。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.223
(4pt)

文庫本出るの待った〜…

文庫になるのを心待ちにしてました。
残念ですよねぇ…
買ってその日の夜中には読み終わっちゃうんだから…
面白い本は罪だ。いや、マジで。
数学的な天才の天才的な天才たるっていう性格と話し方が堪能できなかったのがやや残念で、
ラストがまたこれ湯川先生いらんことしすぎっていう残念さが沸々と沸くんだけど…
4〜5時間本から離れられませんよ。
寝転がってて腰イタイイタイ
さぁ、テレビでやる前に原作を読みましょう。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.222
(5pt)

最初から犯人がわかっている面白さを最大限に生かしている。

これは新しい推理小説のあり方、という感じがしました。
最初から犯人がわかっていて、
それを主人公の湯川はわかっていない、という
窓から真相をわかっていながら眺めている第三者のような気分です。
そして、東野さんの作品で、おそらくはじめてのことだと思うのですが
登場人物の気持ちに感動した作品でもありました。これは傑作だと思います。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.221
(5pt)

うん。やっぱ東野圭吾くん天才

すんげぇおもしろい。もちろん徹夜。
男っていうのは基本バカなんです。不器用なんです。小さな正義感からちょっとしたことでも女性のためならいろいろしたくなるんです。
今回はものっすごい頭の固い数学者が女性に恋しちゃって「うお」って感じになってるんです。
これについて友人の湯川先生も「お前どうしたんだようそだろ」みたいなこと感じてますから、もう異常事態うぃっしゅ♪です。
若干湯川先生も今回は理屈とか抜きにして楽しそうです。
最後の描き方うまいね!子供のやつ!あれきっと見ちゃってたんだね!ですぐ学校戻ったんだね!そういうところを細かくあえて描かないのがうまいね!
うめぇって思わず口に出しました。子供!きみの純粋さがわかるよ!子供!
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.220
(5pt)

面白かったです。

東野さんという作家は、
論理的で緻密な構成の「本格」っぽい縦糸と
恋愛・家族愛・青春・ファンタジーといった「文学」っぽい横糸を、
感情的でなく淡々と、でも丁寧に織り込んで、
ミステリという1枚布に仕上げる名手だと思います。
この「容疑者Xの献身」もまさにそんな小説で、
ミステリでもあり純愛小説でもあります。
その献身の理由(きっかけ)が最後の数ページになって
初めて明かされることこそが最大の謎解きです。
本来ガチガチの本格モノが好きな私にとって、
そこまで夢中で読まされたこと、それ自体が謎解きで
あったことに驚かされました。
次の作品もどんな織物なのか、楽しみです。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.219
(5pt)

東野ミステリーナンバーワン!

 この作品で東野圭吾が直木賞を受賞したので、以前から気になっていましたが自分は文庫本しか読まない主義なので、文庫化されやっとこの作品に触れることができました。 過去に東野ミステリーをいくつか読破しましたが、この作品が間違いなくナンバーワンです。 数学者石神の作り上げた隣人の母娘の起こした殺人事件を隠すためのトリックは、思わずうなってしまいました。それを、暴いてしまう湯川もさすがです。 とにかく読んでみて損はなしです。 皆さん実際に読んで、このトリックに感嘆してください。 
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.218
(5pt)

純愛には出来ない、ならない。だから「献身」

トリックも最後にならないと分からず、誰も幸せになれない内容だから良い小説だと思います。
結局、石神の思いは報われなかった。私には、靖子は石神を思ったから自首したのではなく(深い愛情に感動はしたと思いますが)、娘の為と自責の念からのもの。と、読めました。
犯罪者は犯罪者。
東野圭吾としては、湯川に「素晴らしい頭脳を、そんなことに使わねばならなかったのは、とても残念だ。非常に悲しい。」と代弁させてる気がします。
石神が靖子達によって、生きる事の喜びを得た。これだけでも充分に納得の行く動機です。人間は生きる目的を見失うと、毎日が絶望の惰性で生きるだけだから。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.217
(5pt)

待ちきれなくて

映画が待ちきれなくて、文庫本も待ちきれなくて、3倍高いほうを買ってしまった。
ガリレオシリーズの3作目。直木賞受賞作です。
数学者である石神は、思いを秘めた女性が殺人を犯した現場に遭遇し、彼女と彼女の一人娘を救うためにトリックを仕掛ける。
そのトリックは誰も想像し得なかったもので、警察も読者も事件の重要な部分をだまされたままラストへ向かう。
湯川は、友人である数学者と刑事の間で気持ちを揺り動かされていた。しかし、単独で徐々に真実に近づく。
石神は、全てを完璧に仕組んでいた。アリバイというのは嘘を組み込んで作り上げるものだが、彼は真実を組み上げて作っていく。そして、それらは決して破綻しないのだが、湯川によって真実が暴かれそうになると、全てを覆す最大のトリックを仕掛ける。
しかし、それは、彼の純粋な愛を貫くがための行動だと湯川も驚くしかなかった。
事件の全容をひっくり返すトリックは驚きだけでなく、読者の涙を誘わずにはいられない。
作者も決して華美な言葉、大げさな言葉は使わない。警察の捜査も地味に進むが、進展しているようで、進展しない。意外とゆったりと時間が進んでいた。
しかし、不意に時間が速度を増す。そこからは夢中で読んだ。それまで霧の中をさまよっていたが、晴れたところに出る。それは最良の決断であり、最悪の場所だった。
最後の決意を知ると、秘めた思いの大きさがじんわりと心を打つ。
短編集を読んだあとだと、全体が流すぎるんじゃないかとは思う。
でも、あのゆったり感があってのラストの慌ただしさと、感動が味わえるのだろう。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.216
(5pt)

数学への愛情とプラトニック・ラヴは等価関係にある

冒頭の殺害シーンと主人公の登場からもう一気に物語へと惹き込まれた。そのスピード感は見事。人物設定と間然とする所のないプロット(トリック)も云うことない。文句なしの傑作。それにしても、最後の疑問だが、(1)P≠NP問題はそもそも数学的に解けるのだろうか?(2)哲哉と靖子はいずれ結ばれるのであろうか?
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4167110121
No.215
(5pt)

数学への愛情とプラトニック・ラヴは等価関係にある

冒頭の殺害シーンと主人公の登場からもう一気に物語へと惹き込まれた。そのスピード感は見事。人物設定と間然とする所のないプロット(トリック)も云うことない。文句なしの傑作。それにしても、最後の疑問だが、(1)P≠NP問題はそもそも数学的に解けるのだろうか?(2)哲哉と靖子はいずれ結ばれるのであろうか?
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.214
(4pt)

これは純愛か?

この小説のテーマはトリックと純愛?(私は自己犠牲だと思いますが)です。
一つ目のトリックは一流です。
トリックの質は違いますが「葉桜の季節に君を思う」と同じような衝撃を感じました
思い込みがあった私にはこのトリックはわかりませんでした。
そういう意味では十分楽しめました
しかし、二つ目のテーマである純愛?に至る過程が今一歩不十分と言うかわかりにくいです
なぜこれほどまでに自己犠牲を払うようになったのか、
数学教師の心の変化や心の闇、心の襞といった面の描写が不十分です。
なぜそうなのかがトリックと違ってあまりにチープすぎて
納得できませんでした。
まあ、普通に読んでる分には十分楽しめます
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.213
(5pt)

東野圭吾的な作品

東野圭吾の作品を愛読している人なら、序盤でトリックが分かったと思います。
例えば、最初の章の描写は、東野圭吾作品では最後になって最も重要な意味を持っているのが分かります。
後、作者はアンフェアなトリックを使わないことと、アリバイの曖昧な完璧さと、序盤で重要な?情報をそれとなく隠していること、石神の人間描写の部分から、トリックが推察できました。
そういう意味では、従来の東野圭吾の作品の延長上の作品であるといえます。
ただ、それを差し引いても、飽きることなく読み進めることができました。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.212
(4pt)

シリーズ初の長篇作品

刑事・草薙がもちこむ不思議な事件を
友人である科学者・湯川が科学的知識で解く
推理小説、シリーズ三作目。
今回は、初の長篇です。
昔の夫につきまとわれ、お金をせびられる靖子。
彼女とその娘・美里は、突発的に前夫を殺してしまう。
靖子にひそかに思いを寄せていた隣人・石神は
その殺人の隠匿に手を消すが。。。
石神の隠匿計画はうまくいくのか、
あるいは警察や湯川が、石神の計画を全貌を暴けるのか。
今回、一見不思議な出来事はありません。
湯川がかかわるのは、石神がむかしの同級生で
その天才的頭脳を認めていたから。
そんな石神の計画は、細部まで見事ですが
このお話はトリックや謎解き以上に
犯人たちや湯川の心情にひきこまれます。
直木賞受賞作。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.211
(5pt)

ミステリーとして傑作

純愛うんぬんの話はさておき、ミステリーとして傑作だと感じました。
トリックの大胆さ・周到さ、伏線の巧妙さ、さりげない叙述トリック等、
第一級のミステリだと思いました。
作者のミステリ作家としての力量がよく表れていると思います。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.210
(4pt)

真実の愛とは……

「真実の愛」とは私欲を排し、愛する者の幸福のみを希求する感情に基づくものとされている。
その意味で捉えるなら、この数学者は「真実の愛」を知っていた。
トリックは見事だが、天才数学者と称されるほどのトリックではない。普通に読み進めていても、8割は予想通りの内容だった。いささか曲解なのかもしれないが、人生で初めて抱いた恋という感情によって彼の能力が制限されていたとさえ思える。
数学者の数に対する愛情は驚異的だ。代数学をやっている友人がいるが、数字に対する彼の態度は、常識的な感覚からいえば異常である。
もしも、そのような数学者の感情が人間に対して向けられたら、どれほど純粋な愛となるのだだろう……
確かに彼に犯したことは社会的には許されざるべき行為だ。しかし、それによって彼の愛が否定されるべきものではない。勘違いしている人が多いが、愛は道徳的なものではない。愛は残酷で反社会的なものにもなりうる。しかしそれでもなお素晴らしいと認めざるを得ない。戦争という残虐な行為が完全に否定されえないのは、大切な者を守るという愛が存在しているからだ。誰かを愛するということは、誰かを不幸にするということ。私達の世界では通常目立たないが、これは厳然たる事実である。
どうしようもなく究極的な状況に陥れば、人はいくらでも残虐になるのではないだろうか?そして、そのことを第三者が糾弾することは、少なくとも愛に支配された当人にとっては、(重い刑罰を受けるとしても)何の意味もないのではないだろうか?
少なくともこの数学者はそうだった。そして、彼の心は純然たる愛で満たされていた。
そういった意味では、本作品は世の中に流布する過度な愛の賛美に対して、疑問を呈しているとも捉えられるかもしれない。もちろん逆の見方も可能だ。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.209
(4pt)

天才の答え

私が出来る、あなたの為の行動。
それは論理的で、そして罪深い。
容疑者Xは、傍から見れば異常としか映らない行動を起こす。天才の頭の中の式に当てはめれば、犯罪でさえも瞬時に答えが導き出されたのだろうか。淡々としていて感情が感じられなかった。自分の逃げ道を塞いでまでも成し遂げる偏った愛し方。それを示す方法。その結末・・・。
どういう思いでの犯罪か。本作品の筆者の別作、「白夜行」と似ていて、それでいて結末が異なる。その点も面白かった。どちらの「彼」の方が幸せだったのか考えてみるのも良いかも。
作中に容疑者Xとはまた別の天才登場。彼は名は湯川。別名ガリレオ先生?で筆者の作品に既出らしい。というわけで、、ガリレオ先生ファンにもオススメかも?ですよ。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.208
(5pt)

オススメします

文庫になったので早速購入。
内容自体は、読んでいる途中はどうしてこれが直木賞!?
なんて思ってしまった。しかし、最後まで読んで納得です。
更に長編のためこれまでの短編とは違い、人物の心情などを
細かく描かれていて、最後はとても切ない気持ちになりました。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.207
(5pt)

“哀しくも美しい”純愛本格ミステリー

本書は’東野圭吾がデビュー20年にして書き上げた、卓抜なトリックを使った「本格パズラー」と哀しくも美しい「純愛小説」が融合された傑作である。
読者は容疑者Xの企てた罠に見事にはまり、著者が展開する物語世界のミスディレクションにまんまとだまされる。少なくともメイントリックは相当のミステリーファンでも10人中10人があっと驚くのではないだろうか。
そもそもこの物語は、著者が生み出した石神という、これ以上ないほどに純粋な天才数学者なくしては成り立たない。彼の存在とキャラクターが、この作品では本格パズラーとしてのトリックそのものであり、この純愛物語の核である。
天才数学者石神に対抗し、すべての謎を解明できるのはこれまた天才と称される人物だけである。ここでかつて二つの短編集『探偵ガリレオ』と『予知夢』で活躍した帝都大学物理学科第十三研究室助教授、湯川学が登場する。彼は石神のトリックを見破るが、かつての同窓生である彼を熟知しているがゆえに、いつものようにコンビの草薙刑事に全面的に協力してスパッと解決というわけにはゆかず、ひとり悩み苦しむことになる。
ともあれ’05年、数々のミステリーランキングで第1位に輝いた本書からは東野圭吾の若き「本格パズラー」スピリットと最近の円熟したストーリーテラーぶりが充分にうかがえた。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121