容疑者Xの献身

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評判

容疑者Xの献身の評価:

4.20/5点 レビュー 902件。 S ランク

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平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,026件 401〜420 21/52ページ
No.626
(5pt)

原作も映画も面白い

映画よりは少しだけ劣るものの、とても面白かったです。
この小説が劣ると言うよりは、映画の方は堤真一の演技力が素晴らし過ぎただけです。
読み始めたら止まらなくなりました。
東野さんには、またこんな作品を書いて欲しいです。
読めて良かった。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.625
(5pt)

原作も映画も面白い

映画よりは少しだけ劣るものの、とても面白かったです。
この小説が劣ると言うよりは、映画の方は堤真一の演技力が素晴らし過ぎただけです。
読み始めたら止まらなくなりました。
東野さんには、またこんな作品を書いて欲しいです。
読めて良かった。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.624
(5pt)

美里について

以下ネタバレ注意

石神の計画における決定的な欠陥とは、「自らに無償の献身を施してくれた人に、人殺しの罪を肩代わりさせて生きること」、それがどれ程の苦しみであるか、石神の想像があまりにも至らなかった点にある。

靖子は別に構わない。靖子は「人でなし」とも思える一面が物語中に散見した。こんな状況下にあって工藤に浮き足立ち、時に石神を自らの支配者として捉えた。妻が病の床に伏せている状況下で変わらず店へ通っていた工藤に対し一縷の憤りも見せない。だから、靖子は石神に生涯罪を肩代わりさせることになっても、それで生きていけるだけの精神的図太さがある(それだけのキャラ付けはされている)と私は踏んだ。

しかし、美里は違う。

作中の美里の描写の中で、彼女は常に石神を気にかけていた。それは一見、保身のように捉えることもできるが、それが単なる保身では決して無かったことを、読者は彼女の究極的な行為によって思い知る。工藤に靡く母への露骨な嫌悪感や、石神のことを語る数々のセリフに、石神への「純粋」な感情(恋愛感情ではない)が込められていた事実を思い知るのだ。

石神が捕まった後の美里への事情聴取は、作品中では描写されなかった。そこで美里がどれだけ苦しい思いをしたか想像すると胸が苦しくなる。美里も当初、これ程の苦しさを味わうとは思っていなかったはずだ。それが変わってしまったのは、そこに至るまでの石神の献身があったからである。

石神の献身が、美里を自殺未遂に至らせた。石神が親子を本当に救うためには、石神自身が捕まってはならなかった。或いは、捕まるとするならば、親子にとっての石神がヒーローであってはいけなかった。それは、美里には決して耐えられないからである。そこまで石神の考えが及ばなかったのは、石神の本心では、相手を救うことよりも、相手の役に立つことを望んでしまったからだろう。この作品の哀しさはここにある。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.623
(5pt)

美里について

以下ネタバレ注意

石神の計画における決定的な欠陥とは、「自らに無償の献身を施してくれた人に、人殺しの罪を肩代わりさせて生きること」、それがどれ程の苦しみであるか、石神の想像があまりにも至らなかった点にある。

靖子は別に構わない。靖子は「人でなし」とも思える一面が物語中に散見した。こんな状況下にあって工藤に浮き足立ち、時に石神を自らの支配者として捉えた。妻が病の床に伏せている状況下で変わらず店へ通っていた工藤に対し一縷の憤りも見せない。だから、靖子は石神に生涯罪を肩代わりさせることになっても、それで生きていけるだけの精神的図太さがある(それだけのキャラ付けはされている)と私は踏んだ。

しかし、美里は違う。

作中の美里の描写の中で、彼女は常に石神を気にかけていた。それは一見、保身のように捉えることもできるが、それが単なる保身では決して無かったことを、読者は彼女の究極的な行為によって思い知る。工藤に靡く母への露骨な嫌悪感や、石神のことを語る数々のセリフに、石神への「純粋」な感情(恋愛感情ではない)が込められていた事実を思い知るのだ。

石神が捕まった後の美里への事情聴取は、作品中では描写されなかった。そこで美里がどれだけ苦しい思いをしたか想像すると胸が苦しくなる。美里も当初、これ程の苦しさを味わうとは思っていなかったはずだ。それが変わってしまったのは、そこに至るまでの石神の献身があったからである。

石神の献身が、美里を自殺未遂に至らせた。石神が親子を本当に救うためには、石神自身が捕まってはならなかった。或いは、捕まるとするならば、親子にとっての石神がヒーローであってはいけなかった。それは、美里には決して耐えられないからである。そこまで石神の考えが及ばなかったのは、石神の本心では、相手を救うことよりも、相手の役に立つことを望んでしまったからだろう。この作品の哀しさはここにある。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.622
(5pt)

今さらですが

ストーリーについては、ドラマ等で概要を記憶していましたが、原作は初めて読みました。
すばらしい内容に大満足です。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.621
(5pt)

今さらですが

ストーリーについては、ドラマ等で概要を記憶していましたが、原作は初めて読みました。
すばらしい内容に大満足です。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.620
(5pt)

「倒叙」ものとして見ると、最高に面白いかもしれません。

「倒叙」もので有名なのはF・W・クロフツの「クロイドン発12時30分」、日本で言うなら貴志祐介の「青の炎」などが有名かもしれませんが、この容疑者Xはこれら過去の名作に決して劣っていないと思います。

とある母娘を守るために、天才数学者石神が取った手とは?
そして、湯川は何がきっかけで石神に疑惑を抱くようになったのか?

石神の倫理観などに嫌悪感を覚える方もいるのは当然かもしれません。石神のトリックは、他のレビュアーの方もおっしゃられているように、人として許されるものではありません。ラストも、石神にとって救いになるのかは分かりません。
ただ、あくまでも架空の物語として、そして、ミステリーの「倒叙」ものとしては完成度が高く、そして、十分に楽しめるものになっています。(個人的な感想ですが・・・・。)
一読の価値はあると思います。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.619
(5pt)

「倒叙」ものとして見ると、最高に面白いかもしれません。

「倒叙」もので有名なのはF・W・クロフツの「クロイドン発12時30分」、日本で言うなら貴志祐介の「青の炎」などが有名かもしれませんが、この容疑者Xはこれら過去の名作に決して劣っていないと思います。

とある母娘を守るために、天才数学者石神が取った手とは?
そして、湯川は何がきっかけで石神に疑惑を抱くようになったのか?

石神の倫理観などに嫌悪感を覚える方もいるのは当然かもしれません。石神のトリックは、他のレビュアーの方もおっしゃられているように、人として許されるものではありません。ラストも、石神にとって救いになるのかは分かりません。
ただ、あくまでも架空の物語として、そして、ミステリーの「倒叙」ものとしては完成度が高く、そして、十分に楽しめるものになっています。(個人的な感想ですが・・・・。)
一読の価値はあると思います。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.618
(4pt)

シリーズの人気を決定づけた作品だが・・

他の方の評価通り素晴らしい内容だったがトリックのために無関係の浮浪者の男性を殺害しその男に対する罪悪感などが登場人物から全く語られない点がとても後味が悪くなってしまった。愛する人を救うために犯罪すらいとわないという姿勢は理解できるがそれでも超えてはいけない領域があると思う。
本当に面白くて何十回も繰り返し読んだがこの点だけは残念だったので星4
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.617
(4pt)

シリーズの人気を決定づけた作品だが・・

他の方の評価通り素晴らしい内容だったがトリックのために無関係の浮浪者の男性を殺害しその男に対する罪悪感などが登場人物から全く語られない点がとても後味が悪くなってしまった。愛する人を救うために犯罪すらいとわないという姿勢は理解できるがそれでも超えてはいけない領域があると思う。
本当に面白くて何十回も繰り返し読んだがこの点だけは残念だったので星4
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.616
(4pt)

よかった

さすがガリレオシリーズです。
一気に読み終えてしまいました。また他のシリーズも読んでみます。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.615
(4pt)

よかった

さすがガリレオシリーズです。
一気に読み終えてしまいました。また他のシリーズも読んでみます。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.614
(5pt)

素晴らしかった

この小説の登場人物'石神'に少しでも感情移入してしまうと東野圭吾の作品の魅力に引きずりこまれてしまうのではないだろうか。
彼、石神は目的のためなら一切無駄なことはしない。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.613
(5pt)

素晴らしかった

この小説の登場人物'石神'に少しでも感情移入してしまうと東野圭吾の作品の魅力に引きずりこまれてしまうのではないだろうか。
彼、石神は目的のためなら一切無駄なことはしない。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.612
(4pt)

さすが直木賞、さすが東野さん

さすが直木賞受賞作品。母靖子、娘美里による殺人(過失致死?)事件が最初に起こり、たまたま聞きつけた主人公石神は、隠滅工作を行う。しかし、警察官の草薙は、石上をマークして追いつめる。一方、主犯の靖子には捜査のターゲットから外れていく。なんでもない結末を終盤近くまで予想したところ、急展開する。そして、究極の石神による、片思いと美学が描かれる。結末は石神の号泣だけども、今にもその声が聞こえてきそうで、何も言えない。一読の価値あり。。。
さすが直木賞、さすが東野さん
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.611
(4pt)

さすが直木賞、さすが東野さん

さすが直木賞受賞作品。母靖子、娘美里による殺人(過失致死?)事件が最初に起こり、たまたま聞きつけた主人公石神は、隠滅工作を行う。しかし、警察官の草薙は、石上をマークして追いつめる。一方、主犯の靖子には捜査のターゲットから外れていく。なんでもない結末を終盤近くまで予想したところ、急展開する。そして、究極の石神による、片思いと美学が描かれる。結末は石神の号泣だけども、今にもその声が聞こえてきそうで、何も言えない。一読の価値あり。。。
さすが直木賞、さすが東野さん
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.610
(5pt)

〇〇とみせて実は△△

物語中の大きなスジは、「アリバイトリック」とみせて実は「顔のない死体」もの、でしたが、
もう一つ大きな、読物の枠として、倒叙風とみせて実は叙述風、の構成で、この二重構造は見事でした。
叙述と言っても、他の和風叙述のような、『はい、ここからここまでは小説の中の小説でした。ここは、実は夢でした。』
というようなチマチマしたものではなく、基本構成での工夫で、これも見事でした。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.609
(5pt)

〇〇とみせて実は△△

物語中の大きなスジは、「アリバイトリック」とみせて実は「顔のない死体」もの、でしたが、
もう一つ大きな、読物の枠として、倒叙風とみせて実は叙述風、の構成で、この二重構造は見事でした。
叙述と言っても、他の和風叙述のような、『はい、ここからここまでは小説の中の小説でした。ここは、実は夢でした。』
というようなチマチマしたものではなく、基本構成での工夫で、これも見事でした。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.608
(5pt)

東野作品はあまり好きではないが、これは面白かった!!!

東野圭吾の文体はあまり好きではないが、こちらは気にせず読めた。

ガリレオシリーズと違って、科学的トリックはでてこない。
シンプルだが、重厚で隙のないトリック。
湯川の葛藤がよく書けていた。

天才数学者と天才物理学者の知的決闘も見事で、
最後に勝利したのが主人公の湯川でもなく、
主人公の湯川のライバルの容疑者Xでもなく、
最初の殺人犯の母こそが真の勝者なのだろう。
最後の一文、
「石神の叫びは続いた。魂を吐き出しているように草薙には見えた。」
は、そう書くのではなく、
魂を吐き出しているように見えるように描写してほしかった。

気になるところは、トリックのために罪もない人を殺すところ。
その齟齬を、気にさせないだけのパワーに満ちていたのではあるが。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.607
(5pt)

東野作品はあまり好きではないが、これは面白かった!!!

東野圭吾の文体はあまり好きではないが、こちらは気にせず読めた。

ガリレオシリーズと違って、科学的トリックはでてこない。
シンプルだが、重厚で隙のないトリック。
湯川の葛藤がよく書けていた。

天才数学者と天才物理学者の知的決闘も見事で、
最後に勝利したのが主人公の湯川でもなく、
主人公の湯川のライバルの容疑者Xでもなく、
最初の殺人犯の母こそが真の勝者なのだろう。
最後の一文、
「石神の叫びは続いた。魂を吐き出しているように草薙には見えた。」
は、そう書くのではなく、
魂を吐き出しているように見えるように描写してほしかった。

気になるところは、トリックのために罪もない人を殺すところ。
その齟齬を、気にさせないだけのパワーに満ちていたのではあるが。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603