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笑う月



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【この小説が収録されている参考書籍】
笑う月―レンテンローズ (富士見ミステリー文庫)

笑う月の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

ミステリービギナーにお薦め、と思います

♪あのこはたあれ、たれでしょね~
童謡「あの子はたあれ」の歌詞をなぞるように事件が起きていく。
こういうのを「見立て殺人」というらしい。
自分自身がそうだったから言うわけでもないが、
「見立て殺人」を扱っている本はなかなか読みやすい。
例えば、映画化もされている「そしてだれもいなくなった」とか
「悪魔の手毬歌」なども見立て殺人を扱っている。
‘歌’というガイドラインがあるからだろうか?
そのガイドラインの上を メインの人物達がそのとおりに
 じょじょに追い詰められていく、
そこで見せるドラマが 他の題材の作品と比べて判り易いのだろう。
***
作品の中でも中学生の生活がチラッと垣間見ることができるけど、
現実社会でも 居た堪れないニュース事件をTVで見聞きすると、
「あの子~」の冒頭の歌詞の意味合いが全く違うように感じ取れ、
童謡が身近な風景を描く歌でなく、警鐘のようにも聞こえる。
笑う月―レンテンローズ (富士見ミステリー文庫)Amazon書評・レビュー:笑う月―レンテンローズ (富士見ミステリー文庫)より
4829161833

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