海賊とよばれた男

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

海賊とよばれた男の評価:

4.26/5点 レビュー 1,156件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.26pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2,287件 2,241〜2,260 113/115ページ
No.47
(5pt)

真実が感動につながる

不世出の(手垢のついた言葉だが)経営者の本でその意味では類書が無い。
人間尊重経営、大家族主義、民族主義、自主独立、人を信じて国家、企業、社員にを導いた経営者の伝記です。だが官僚主義的な業界からは「和を乱す」と言われたことも多々あったようです。
本書に書かれていることは、ほとんど実話(会話などは別)ですが「本当にそんなことが出来るの?」というような内容が満載です。驚くべきことは、主人公の指示に部下が喜んで従う事実です。部下が本気で無いとできないような指示の連発です。
これほどの信頼を部下から勝ち取る理由(意味)を本書から理解できます。面白いだけでなく、有益な本です。
上巻は書き出しが戦後から始まり、次に戦前の回想に移る。この展開も面白い。クライマックスの日章丸のイラン出港と成功は下巻だが、どうなるか楽しみだ。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.46
(3pt)

(あたりまえのことですが)上巻から読みましょう

「日章丸事件」という本書のクライマックスが描かれた下巻から先に読んでしまったため、少し冷めてしまった。
 
 これは、言わゆる「一代で成功した経営者物語」に過ぎないのでは?

 この手の本は巷間に多数あるし、好きな人も多数いる。まあ、それが悪いとは言わないが、珍しくもない。

 本書は筆者の腕力で読者をグイグイ引っ張っていくため、類書と異なる面白さはあるが、そのテーマを考えてみたら少し引いてしまった。

# たぶん映像化されるんだろうなぁ....。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.45
(3pt)

(あたりまえのことですが)上巻から読みましょう

「日章丸事件」という本書のクライマックスが描かれた下巻から先に読んでしまったため、少し冷めてしまった。
 
 これは、言わゆる「一代で成功した経営者物語」に過ぎないのでは?

 この手の本は巷間に多数あるし、好きな人も多数いる。まあ、それが悪いとは言わないが、珍しくもない。

 本書は筆者の腕力で読者をグイグイ引っ張っていくため、類書と異なる面白さはあるが、そのテーマを考えてみたら少し引いてしまった。

# たぶん映像化されるんだろうなぁ....。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.44
(5pt)

心躍らされるノンフィクション・ノベル

出光興産を題材としたノンフィクション・ノベルであるが、エンターテインメントとしても十分に読みごたえがある。さらには、思わず目頭が熱くなるようなエピソードも多数盛り込まれており、小説としての出来も素晴らしいと思う。
出光興産創業者の豪放な生き方を、史実にもとづき、丹念に追っていくこの物語。上巻は、西暦1855年から1947年までの、激動の時代を舞台に描かれている。
度重なる大戦(日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・日中戦争・第二次世界大戦)という、興味の尽きない歴史的状況の中で物語は進んでいくが、そうした時代背景への興味を凌駕するほど、主人公・田岡織造の人物造形が良い。幾多の困難を乗り越え、大事業を成功させた主人公ではあるものの、決してそれはモンスター的な実業家ではなく、人間臭さが溢れる人物だったのである。
儲けるな、事業は国のため、消費者のためにやれ。こうした信念のもと、出勤簿・タイムカード・首きり・定年、そのすべてをなくして企業経営を行なった主人公。それでも不屈の精神で、欧米オイルメジャーや我が国政府と堂々と渡り合うことができたという事実、これは今の時代、大いに見習わなければならない逸話であろう。まさに、我が国経済界にとっての財産なのではないか。長期低落傾向の我が国経済を立て直す道標となるかもしれない。
目先の利益のみに汲々としてしまっている現在の経済界のトップの人達に、是非とも読んでもらいたい小説だ。人間尊重という理念がなければ、会社運営は成り立たない。このことを肝に銘じて欲しいものだ。
人は何のために働くのか、そして、人間は社会の中でどうあるべきなのか。こうした処世のすべを、あたためて考えさせられる小説だった。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.43
(5pt)

現代の人間が範とすべき物語

日章丸事件を中心として、セブンシスターズとの対決を克明に描いたこの下巻。日章丸が経済封鎖を打ち破り、イランのアバダン港に辿り着くまでの記述は、臨場感が溢れ、まさに圧巻だった。特に、コロンボの沖で初めて行き先を聞かされた乗組員たちが、危険をものともせず、一様に快哉を叫ぶその場面には、感動と同時に勇気を与えられた。体全体が震えてくるような感激で、自分も乗組員の一人になったような気分だった。
激動期を駆け抜けた主人公・田岡織造の人間性もさることながら、創業前に出会った重田重太郎(田岡に七千万円を寄付した人物)や、さらには最初の妻(子供が産めないことを理由に離婚したものの、死ぬまで田岡の事業を応援し続けた)といった人々の存在もなかなか素晴らしい。そうした人物たちとの関係を描くことによって、主人公に寄せられる信頼の大きさを表しているのであろう。やはり、人からの信頼を勝ち取るには、強い信念と理想が必要なのだ。そう当然のごとく、考えさせられる小説であった。
黄金の奴隷たる勿れ、人は決して金では動かない。この信念のもと、様々な苦難にぶち当たりながらも、それを乗り越えていく主人公。これには、あまりにも理想主義に過ぎるのでは、とも批判もあろうが、実話をベースにした小説、そして実在の人物をモデルにした小説であるだけに、十分な説得力を持って胸に響いてくる。絵空事ではない、実話なのだ。自分自身も、是非こういう人間でありたいものだ、とつくづく思わされる。
TPPの問題や竹島・尖閣諸島の問題への対応を巡って、我が国政治が揺れている昨今、経済人だけではなく、すべての政治家に読んでもらいたい作品だ。
今の時代、日章丸事件という実話を、小説というかたちで世に発信した、その著者のセンスに心から賞賛を送りたい。
私の中では、『永遠の0』を超える作品だと思う。
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.42
(5pt)

現代の人間が範とすべき物語

日章丸事件を中心として、セブンシスターズとの対決を克明に描いたこの下巻。日章丸が経済封鎖を打ち破り、イランのアバダン港に辿り着くまでの記述は、臨場感が溢れ、まさに圧巻だった。特に、コロンボの沖で初めて行き先を聞かされた乗組員たちが、危険をものともせず、一様に快哉を叫ぶその場面には、感動と同時に勇気を与えられた。体全体が震えてくるような感激で、自分も乗組員の一人になったような気分だった。
激動期を駆け抜けた主人公・田岡織造の人間性もさることながら、創業前に出会った重田重太郎(田岡に七千万円を寄付した人物)や、さらには最初の妻(子供が産めないことを理由に離婚したものの、死ぬまで田岡の事業を応援し続けた)といった人々の存在もなかなか素晴らしい。そうした人物たちとの関係を描くことによって、主人公に寄せられる信頼の大きさを表しているのであろう。やはり、人からの信頼を勝ち取るには、強い信念と理想が必要なのだ。そう当然のごとく、考えさせられる小説であった。
黄金の奴隷たる勿れ、人は決して金では動かない。この信念のもと、様々な苦難にぶち当たりながらも、それを乗り越えていく主人公。これには、あまりにも理想主義に過ぎるのでは、とも批判もあろうが、実話をベースにした小説、そして実在の人物をモデルにした小説であるだけに、十分な説得力を持って胸に響いてくる。絵空事ではない、実話なのだ。自分自身も、是非こういう人間でありたいものだ、とつくづく思わされる。
TPPの問題や竹島・尖閣諸島の問題への対応を巡って、我が国政治が揺れている昨今、経済人だけではなく、すべての政治家に読んでもらいたい作品だ。
今の時代、日章丸事件という実話を、小説というかたちで世に発信した、その著者のセンスに心から賞賛を送りたい。
私の中では、『永遠の0』を超える作品だと思う。
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.41
(5pt)

心躍らされるノンフィクション・ノベル

出光興産を題材としたノンフィクション・ノベルであるが、エンターテインメントとしても十分に読みごたえがある。さらには、思わず目頭が熱くなるようなエピソードも多数盛り込まれており、小説としての出来も素晴らしいと思う。
出光興産創業者の豪放な生き方を、史実にもとづき、丹念に追っていくこの物語。上巻は、西暦1855年から1947年までの、激動の時代を舞台に描かれている。
度重なる大戦(日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・日中戦争・第二次世界大戦)という、興味の尽きない歴史的状況の中で物語は進んでいくが、そうした時代背景への興味を凌駕するほど、主人公・田岡織造の人物造形が良い。幾多の困難を乗り越え、大事業を成功させた主人公ではあるものの、決してそれはモンスター的な実業家ではなく、人間臭さが溢れる人物だったのである。
儲けるな、事業は国のため、消費者のためにやれ。こうした信念のもと、出勤簿・タイムカード・首きり・定年、そのすべてをなくして企業経営を行なった主人公。それでも不屈の精神で、欧米オイルメジャーや我が国政府と堂々と渡り合うことができたという事実、これは今の時代、大いに見習わなければならない逸話であろう。まさに、我が国経済界にとっての財産なのではないか。長期低落傾向の我が国経済を立て直す道標となるかもしれない。
目先の利益のみに汲々としてしまっている現在の経済界のトップの人達に、是非とも読んでもらいたい小説だ。人間尊重という理念がなければ、会社運営は成り立たない。このことを肝に銘じて欲しいものだ。
人は何のために働くのか、そして、人間は社会の中でどうあるべきなのか。こうした処世のすべを、あたためて考えさせられる小説だった。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.40
(2pt)

「永遠のゼロ」を期待すると。。

文字通りの波瀾万丈、事実は小説よりも奇なり、を地でいく物語で退屈のしようがないのは当然なのだが
氏の著作「永遠のゼロ」レベルの「エンターテインメント」を期待するとやや「はずれ」てしまうかも。

上下分冊の分量だが、三分の一程度の紙幅が日本・戦前の軍国主義化、開戦から敗戦に至る(出光と直接は関係ない)史実を
ほぼ抑揚無くなぞっていく部分が多く途中のパートがかなり退屈。

・・・で、「次は次は」とページを繰る手が止まらない・・・みたいな感じは無く。この手の「歴史小説」が好きな向きには
面白いのかもしれないが、どうしても現代人・個人的な感覚で「この程度で海賊か?」とも思ってしまった。無念。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.39
(2pt)

「永遠のゼロ」を期待すると。。

文字通りの波瀾万丈、事実は小説よりも奇なり、を地でいく物語で退屈のしようがないのは当然なのだが
氏の著作「永遠のゼロ」レベルの「エンターテインメント」を期待するとやや「はずれ」てしまうかも。

上下分冊の分量だが、三分の一程度の紙幅が日本・戦前の軍国主義化、開戦から敗戦に至る(出光と直接は関係ない)史実を
ほぼ抑揚無くなぞっていく部分が多く途中のパートがかなり退屈。

・・・で、「次は次は」とページを繰る手が止まらない・・・みたいな感じは無く。この手の「歴史小説」が好きな向きには
面白いのかもしれないが、どうしても現代人・個人的な感覚で「この程度で海賊か?」とも思ってしまった。無念。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.38
(5pt)

ビジネスのサムライを知る

偉大な人物の歴史を学ぶことは
教養として最上級のものであり、心震わせるエンタテインメントでもあると思います。
そういう意味でも、この「海賊とよばれた男」は間違いなく至高の本といえるでしょう。
出光佐三氏をモデルとした国岡鐵造の一生はまさしく英雄のそれです。
こんな人物が実在したのかと、念を押して聞きたくなるほど驚き、感動しました。
幾度と世界を驚倒した日本にとっても誇るべき史実です。

重苦しいことを言いましたが気軽に読んでみてください。
このビジネスのサムライ達を知ることは決してマイナスには働きません。
驚きと感動、そして勇気を与えてくれるものでしょう。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.37
(5pt)

ビジネスのサムライを知る

偉大な人物の歴史を学ぶことは
教養として最上級のものであり、心震わせるエンタテインメントでもあると思います。
そういう意味でも、この「海賊とよばれた男」は間違いなく至高の本といえるでしょう。
出光佐三氏をモデルとした国岡鐵造の一生はまさしく英雄のそれです。
こんな人物が実在したのかと、念を押して聞きたくなるほど驚き、感動しました。
幾度と世界を驚倒した日本にとっても誇るべき史実です。

重苦しいことを言いましたが気軽に読んでみてください。
このビジネスのサムライ達を知ることは決してマイナスには働きません。
驚きと感動、そして勇気を与えてくれるものでしょう。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.36
(5pt)

自伝(的小説)っていいなあ…

非常にテンポが小気味よく展開。
このテンポの快適さと人物の描き方が百田さんは抜群にウマイ!
いつのまにか感情移入をしてしまい、応援してしまう。

出光さんの自伝も読んだんだけど、全然「海賊の…」が面白い。
面白さでは、自伝を自伝小説は超える。

その理由の1つは敵味方を作って、鐡造をヒーローに仕立て上げる手法。
外国(人)、メジャー石油、役所、石油団体…数々の悪キャラが鐡造たちを輝かせる。

でもそんなことどうでもイイ。

本を読みながら何度も何度も流した感動の涙の数が、
理屈抜きで、この本の素晴らしさを証明している。

ぜひ読んで欲しいデス。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.35
(4pt)

面白い作品だが、少し気になる点も・・・

いやー面白かった。夏にクーラーの効いた部屋で熱い男達のドラマを見る。
これ程の楽しみはそうないはずだ。
特に下巻からは一気に読んだ。
よくこれ程の困難を乗り越えたものだし、石油をテーマにした事で様々な視点が生まれ、
小説としても、近代史を語る視点としても、優れた仕上がりになっている。

ただ一つ気になる点がある。
本書は出光興産の創業者 出光 佐三をモデルにしているが、本書では会社名も主人公名も実名では描いていない。
あくまで小説なのでノンフィクションではないのだが、実名で登場する人物も多数いる。
なので、どこまで本書の内容が事実なのか少々混乱してしまう。
出光 佐三をwikiで調べてみると、本書の内容と大方合っていた。

他の方のレビューを見てもこれに言及している人はいないので、私が気になっただけかもしれない。
ただ私個人的には完全にノンフィクションにしてもらうか、山崎豊子のようにテイストを得て別の世界を作るかしてもらうほうがいいと感じた。
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.34
(4pt)

面白い作品だが、少し気になる点も・・・

いやー面白かった。夏にクーラーの効いた部屋で熱い男達のドラマを見る。
これ程の楽しみはそうないはずだ。
特に下巻からは一気に読んだ。
よくこれ程の困難を乗り越えたものだし、石油をテーマにした事で様々な視点が生まれ、
小説としても、近代史を語る視点としても、優れた仕上がりになっている。

ただ一つ気になる点がある。
本書は出光興産の創業者 出光 佐三をモデルにしているが、本書では会社名も主人公名も実名では描いていない。
あくまで小説なのでノンフィクションではないのだが、実名で登場する人物も多数いる。
なので、どこまで本書の内容が事実なのか少々混乱してしまう。
出光 佐三をwikiで調べてみると、本書の内容と大方合っていた。

他の方のレビューを見てもこれに言及している人はいないので、私が気になっただけかもしれない。
ただ私個人的には完全にノンフィクションにしてもらうか、山崎豊子のようにテイストを得て別の世界を作るかしてもらうほうがいいと感じた。
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.33
(5pt)

自伝(的小説)っていいなあ…

非常にテンポが小気味よく展開。
このテンポの快適さと人物の描き方が百田さんは抜群にウマイ!
いつのまにか感情移入をしてしまい、応援してしまう。

出光さんの自伝も読んだんだけど、全然「海賊の…」が面白い。
面白さでは、自伝を自伝小説は超える。

その理由の1つは敵味方を作って、鐡造をヒーローに仕立て上げる手法。
外国(人)、メジャー石油、役所、石油団体…数々の悪キャラが鐡造たちを輝かせる。

でもそんなことどうでもイイ。

本を読みながら何度も何度も流した感動の涙の数が、
理屈抜きで、この本の素晴らしさを証明している。

ぜひ読んで欲しいデス。
海賊とよばれた男 上 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 上より
4062175649
No.32
(4pt)

下巻しか読んでいないけど面白かった

筆者は戦争をからませた「男」を書くのがうまい。一気に読んでしまった。
 出光佐三をモデルとしてここまでドラマチックに書ける手腕はさすが。一種の伝記ではあるのだろうが、冒険小説のような躍動感がある。

# ただ、評者のようなひねくれ者にはここまでかっこいい人って本当にいる?汚いところ隠してない?と思ってしまった。本当にいるかもしれないけど
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.31
(4pt)

下巻しか読んでいないけど面白かった

筆者は戦争をからませた「男」を書くのがうまい。一気に読んでしまった。
 出光佐三をモデルとしてここまでドラマチックに書ける手腕はさすが。一種の伝記ではあるのだろうが、冒険小説のような躍動感がある。

# ただ、評者のようなひねくれ者にはここまでかっこいい人って本当にいる?汚いところ隠してない?と思ってしまった。本当にいるかもしれないけど
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657
No.30
(5pt)

また、感動の予感だ。

戦後の復興に立ち向かう、日本人。
そしてそんな日本の中であってでも様々な人たちに立ち向かう。

もうだめだと思っても、決して諦めない。

個人の利益よりも、従業員、その家族、日本国民を見据えた思考。

上巻を読み終えても物語はまだ半分残されているが、
すでにいろいろな思いが湧いてくる。

こんな日本人が存在したとは、と誇りに思わずにはいられない。

そしてそんな先人たちに恥じぬように生きたいとさえ思わせる作品である。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297
No.29
(5pt)

多くの人に読まれるべき物語である。

上巻に引き続き、下巻もめくるめくようにストーリーが展開される。
上下巻という長編にもかかわらず、飽きることはない。

この物語からは、日本人としての誇りを持つとはどういうことなのか。
私たちは先人たちから何を引き継ぎ、何を学び、何をなしていかなければならないのか、
ということを考えさせられる。

個人的なことではあるが、私の祖母はよく戦時中の話を持ち出し、
「このくらいのことは戦時中に比べたらたいしたことはない」
というのが口癖である。
これは、この物語中にも思うところが多々ある。
また戦後、急速に発展した日本社会を生き抜き、築いてきた者たちが
昔を回想するシーンを読んでも、これに近いところがあるな、ということもたびたび感じる。

彼らの生き様には頭が上がらないし、今の日本でそれなりに平穏な日々を送れていることをとてもありがたいと思う。
私も同じ日本人であるなら、こんな生き方がしたいとも思う。

ただ、現代は過去のようにはいかない。
何をすることが世の中のため、後世のためになるのか、
とても見えにくくなっていると思う。
これからは、まだ人類が経験したことのない、前例のない社会になっていくだろうし、
いろいろな弊害、ずれのようなものが生じる中で、
もしかしたらもっと過酷な社会を生き抜いていかなければならないのかもしれない。

だからこそ、このような物語を知り、自分を震わせることも
今の私たちには重要なことなのではないか。

以上のような感想を抱く、作品であった。
海賊とよばれた男(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)より
4062778300
No.28
(5pt)

多くの人に読まれるべき物語である。

上巻に引き続き、下巻もめくるめくようにストーリーが展開される。
上下巻という長編にもかかわらず、飽きることはない。

この物語からは、日本人としての誇りを持つとはどういうことなのか。
私たちは先人たちから何を引き継ぎ、何を学び、何をなしていかなければならないのか、
ということを考えさせられる。

個人的なことではあるが、私の祖母はよく戦時中の話を持ち出し、
「このくらいのことは戦時中に比べたらたいしたことはない」
というのが口癖である。
これは、この物語中にも思うところが多々ある。
また戦後、急速に発展した日本社会を生き抜き、築いてきた者たちが
昔を回想するシーンを読んでも、これに近いところがあるな、ということもたびたび感じる。

彼らの生き様には頭が上がらないし、今の日本でそれなりに平穏な日々を送れていることをとてもありがたいと思う。
私も同じ日本人であるなら、こんな生き方がしたいとも思う。

ただ、現代は過去のようにはいかない。
何をすることが世の中のため、後世のためになるのか、
とても見えにくくなっていると思う。
これからは、まだ人類が経験したことのない、前例のない社会になっていくだろうし、
いろいろな弊害、ずれのようなものが生じる中で、
もしかしたらもっと過酷な社会を生き抜いていかなければならないのかもしれない。

だからこそ、このような物語を知り、自分を震わせることも
今の私たちには重要なことなのではないか。

以上のような感想を抱く、作品であった。
海賊とよばれた男 下 Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男 下より
4062175657