ルーズヴェルト・ゲーム

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ルーズヴェルト・ゲームの評価:

4.42/5点 レビュー 242件。 S ランク

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平均点4.42pt

Amazonレビュー一覧

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全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(3pt)

都合がよすぎる展開ではあるが・・・

業績不振に陥った青島製作所。ライバル会社の台頭も脅威となって迫ってくる。銀行からの融資を続けてもらうためには、大幅なコスト削減も視野に入れなくてはならない。衰退する一方の野球部にも、存続の危機が訪れた・・・。

会社の売上低迷、ライバル会社との得意先の争奪戦。銀行の融資担当者の表情も渋い。まさに四面楚歌の状態だ。そんな状態の中では、野球部が存続するのは絶対に不可能だろうと思われた。現実の社会でも、会社の業績悪化で消えていった名門チームがたくさんある。会社を経営していくのは並大抵の苦労ではない。
ライバル会社を押しのけて飛躍するだけの製品を作ることができるのか?弱小野球部の存続はどうなるのか?融資は?はたして、一発逆転、起死回生策はあるのか!?本から目が離せない。崖っぷちギリギリのところで踏みとどまっている青島製作所だが、いつ転げ落ちるか分からないのだ。
危機的状況の中でも、あきらめることなく前に進もうとする姿には感動した。「努力すれば必ず報われる」という典型的な話で都合のよい展開だと多少は思ったが、まあまあ面白い作品だった。読後感も悪くなかった。
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406217376X
No.7
(3pt)

同じパターン

この作者の作品は何れを読んでも主人公と思われる人達の途中のダメっぷりと最後の立ち直りの落差がだいたい同じパターン。大道監督のセイバーメトリクスのくだりも野球好きには中途半端でした
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406217376X
No.6
(3pt)

池井戸作品ならではの人間ドラマ

2013年大ヒットした「半沢直樹」の作者、池井戸潤が仕掛ける社会人野球ドラマ。
「下町ロケット」で直木賞を受賞直後の作品ということで注目を浴びたが、
今春(2014)唐沢寿明主演でドラマ化される待望の文庫化版。

舞台はある中小企業の社会人野球。
競合他社による謀策や保身に走った元同僚・チームメイトなどにより解散を余儀なくされる野球部。
池井戸潤作品においてもっとも重点が置かれるとされる危機的状況を、
これでもかこれでもかと主人公を追い込んでいくが、しかし一筋の光をどこかに見いだそうとする不屈の魂に心動かされる。
あくまで企業内における人間ドラマを主軸としているため、
野球が苦手な方でも軽々と読める作品になっています。
極力スポーツ感を押さえたと作者も言う通り、
かくいう私も野球は苦手ですが、ルールもろくに知らないド素人だけどサクサク読むことができました。

きっちり誰かを主人公として定めず、あくまで主人公は人々と指定した骨太な作品です。
自分としては、視点があっちこっちいくので、
「今どの話しているんだっけ?」と分からなくなる場面も…

ドラマ化でどこまで人間ドラマを描ききれるかが楽しみです。
ぜひ一読を!
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406217376X
No.5
(3pt)

設定がいい加減

経営不振の会社とその社会人野球チームを舞台にした小説で文句なく面白いです。自分は野球ファンではありませんが、社会人野球の現状や実際の大会などもよく調べて書いてあるのがわかるのですが、設定がかなりいい加減です。まず社会人野球では監督、選手の引き抜きによる移籍は禁止されています。また、会社の野球部と社内の部門対抗大会の勝者が対戦する場面がありますが、これもありえません。硬式野球と草野球では全くの別物で遊びにしかなりえません。また、ここから後にエースとなる救世主が登場するのですが、はっきり言ってそんな球、草野球のキャッチャーでは怖くて捕れません。
 小説なんだから面白ければいいだろ、ってのも分かるんですが、池井戸さんの銀行もの以外の作品には「えーっ!?」ってのが多いんですよね。こういうのって自分は読んでいてしらけてしまうので非常に残念です。
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406217376X
No.4
(3pt)

誰が主役なのかよくわからない作品

毎度の池井戸節のストーリー。
面白く読ませてもらったが、主役が誰なのかはっきりしないまま終了。
登場人物全員が主役の群像劇なのか?
とってもドラマ化しやすい、直球勝負なお話でした。
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406217376X
No.3
(3pt)

内容はいたってシンプル

得意の銀行の融資に絡む一発逆転劇は少し封印し、会社と実業団スポーツのあり方が描かれてます。
とはいえ、やっぱり一発逆転は最後に用意され、さすがにつぼを心得ているなと感じました。

自分自身、実業団の活動をつい費用対効果で考えてしまいますが、
この本を読んでみて、ちょっと考え方が変わりました。

内容はあまりドロドロしてなく、いたってシンプルに構成されています。
言い換えると意外性はないですが、間違いなくおもしろいと思いました。
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406217376X
No.2
(3pt)

企業物エンターテイメント

野球小説ではなく、企業小説。池井戸氏はあっという間にこの分野のトップランナーになりました。予定調和の結末、大いに結構。楽しませてもらえます。企業モノを、ドロドロの駆け引きなんかで読まされるより、ずっと精神衛生的に嬉しいです。へんに人情ものにも陥らず、誰もが好感をもって読了できる一冊。敵役の専務に悪意のないところも好印象でした。
いずれ本作もテレビ化されるんでしょうね。
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406217376X
No.1
(3pt)

ちょっと安易すぎ

面白いことは否定しない。
読んで損したと思う人はいないだろう。
とはいってもこの小説、小道具こそ異なるものの基本的な筋立ては下町ロケットとほとんど同じで、
目新しさとでも言うべきものは殆ど感じられない。
シニカルな見方をすれば、もともと小器用であった作者が前作でついに大ブレイク果たしたのはいいとして、
同時に「売れる作品の秘訣」みたいなものを悪いかたちで会得してしまったような印象も感じられなくはない。
「鉄の骨」あたりからそんな印象はあったのだが、本作にいたってはその集大成と言っていいと思う。

今後のエンタテインメント会を背負ってたつ作家の一人と思うので、厳しめに評価させてもらったが、
次回作は我々が想像もしないような作品で読者の度肝を抜いてほしいものである。
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406217376X